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2020年3月5日木曜日

隣の芝は。

うどん県へ出張、今年のうどん県は2本の映画が撮影されたとのこと。今年の愛媛県は0本、色々とモヤモヤします。そんなモヤモヤが少しでも晴れればと思い(いわゆる「気持ちのビタミン補給」というもの)、高松市美術館に立ち寄る。100年前の美術教育学校「バウハウス」の取り組みに感嘆の連続。先端だった理念に基づき、美術や芸術の発展を産業(工業)との融合の先に見据えた未来にシビれる。

「今の仕事は未来に残るか?」がテーマ。飲食店だったら食文化かもしれないし、映画だったら芸術文化かもしれない、デザインだったら生活文化かもしれない。今の仕事が何かに繋がればいいと思う。くれぐれも「文化の消耗」や「目先の利益だけ」にならぬよう祈るばかり。「そんな悠長なことを・・・」と言われ「理念じゃ飯は喰えません」と言われたことを思い出す。

結局、創造してるのか?消耗しているのか?が最近の悩みどころ。場所や時代に超えて「隣の芝は青く見える」けど、お互いに色々あるよね・・と。100年前の当時には先端すぎて1933年に閉鎖されてしまったバウハウス。考えや思考のDNAは形や表現などを時代に合わせ脈々と受け継がれているとのことだったけど、今の仕事から何を未来に残せるか?結局、悶々は解消されず。

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