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2020年3月11日水曜日

一挙手一投足次第。

2011.3.11。あの日は何をしていたかというとココ大の設立準備に追われていて、就職希望者の面接を終えて送り出した所にメンバーが慌てて事務所にやってきてTVをつけたら大波で岸壁に打ち寄せられる大型船が映ってた。3月7日現在、15897人が亡くなり、2533人の方が今も行方不明。今のカオスな惨状から日本や世界は壊れかけているのでは?と思うほどに怖い。

いづれ起こると言われる「南海トラフ地震」へ対し、自身でできることは少ない。地震だけでも対処できないのに原発まで抱えるのは福島も愛媛も一緒。「安心安全神話がなぜ誕生したのか?安心安全神話はどうして信じられたのか?」などの話をする専門家の問いをNHKで見ながら(対岸の火事ではないよね)と思う。9年経ち「復興だ!」という人は大抵現場の状況を知らないんだろう。

この先の未来は明るいものであって欲しいと願うものの、子供達にとって余りにも背負わされるものが多いとも思ったり。家を出れば逃れられるのか?愛媛を出れば逃れられるのか?日本を出れば逃れられるのか?と言うのは幻想だけど、人的で物質的な状況による選択は可能なわけで毎年考えさせられては、目の前に忙殺されていつしか忘れてしまい、また一年。大人の一挙手一投足次第。

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