異なる5つのプロジェクト、素材を「つまみ」ながら同時並行で進める。机に本を並べ資料を並べ、思い浮かんだことをメモし、関連性を繋いで何となく仮説をつくる。それぞれは異なるから交わるはずもないけど、どの本、どの資料を見ても「差別化が必要/求められている」と知る。その差別化とは「付加価値」と書いてあり、付加価値について考えていたら寝落ちしてた件。
サービスや品の役割や機能(=機能的価値)には「大差がない」ので、利用者の心情に訴求する(=情緒的価値)ことで一人一人に異なり(差別化)が生まれる。ただ、差別化も出尽くし感が多く、感じにくい、得にくい世の中になって久しい。目に見える、有形な差別化は分かりやすさの反面、柔軟性がないけど、目に見えない、無形な差別化は分かりにくい反面、柔軟性を持つ。
ジュースなら量よりも個包装、店なら品数よりも質、観光なら金額よりも体験、地域づくりなら場所よりも学びという感じか。付加価値って字のごとく「おまけ」的な情緒的価値が、いつの間にか機能的価値より上位になっているかも。考えすぎると複雑怪奇な企画になってしまう・・・。シンプルにと思いつつ、上手に生きてるようにみえて、実は不器用で不自由な私の人生。
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