夜は「愛媛国際映画祭」の検討が続く。これまでの映画祭では目利役の「プログラム・ディレクター」の経験と知識を駆使することで作品は選ばれ、それは映画祭の「個性」となってきましたが、客観的な要素も基準に加えたいと思ったら七転八倒、暗中模索、五里霧中・・・。考えるのが仕事とはいえ、周りから「早く決めてくださいよっ!」という圧がかかる中で、ご当地映画の要素を分解する。
例えば、ご当地映画と呼ぶなら「舞台と撮影地はできるだけ合致」してほしい。また「ロケ地マップの作成&公開」は、地域にとって有益と思って欲しい。「撮影日数」は地域への経済効果を測ることができる。「JFCへの加盟の有無」は国内唯一の撮影支援ネットワークによる撮影対応力になる。「監督と脚本が同一、映画祭で受賞歴、初監督、初主演など」の特記事項はPRとみなすことができる。
評価を数字・数値化することで客観的な視点は確保できそう。そして「観終わった後、ロケ地へ行きたいと思ったか?」「音楽と世界観は合っていたか?」「セットはロケーションと合っていたか?」などは感性で異なる「主観的」な気持ちを加味することで点数に差がでると予測。実際に作品に照らし合わせて見ると、まんざらでもない!世界初となるご当地映画の審査基準の誕生か!?
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