日記を検索

2018年7月17日火曜日

十人十色。

「愛媛を舞台にグローバルに地域の活性化を考える」というお題目で中国やマレーシア、台湾などからの留学生らと一緒に考えた授業。でも、その前に「グローバルって何?」「地域って何?」「活性化って何?」と、聞こえの良い響きに意識が素通りしてしまうけど、仲間内でキチンと【言葉の定義】をしておかないと、ズレますと紹介。言葉には「解釈の幅」がある。

学生が解釈したグローバルとは「国境のない、世界が対象、国をまたいだ繋がりなど」、地域は「愛媛」、活性化とは「お金が回ること、元気になることなど」。十人十色というけど一人一人の解釈が面白い!考えるにあたって基礎を共有したら「なぜ活性しなければならないのか?というWhy?」の検討。このWhy?が成立しないと活性化に意味も意義も見出しにくい。

「アニメで観光」「果物狩りでおもてなし」「美術館に名画を集めて集客」「まずは働き方ワークショップ」というアイデアはどれも面白く、アイデアを完成させたら終わりではなく、実際に「検討→計画→準備→実行→集結」というプロジェクトの工程に合わせて詰めたら、現実味が出て面白いんだけどなー。心底、大学にこういう授業は必要と思う一人。

0 件のコメント:

コメントを投稿