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2016年12月8日木曜日

事業の文脈。

盟友、喜安さんの依頼で四国四県から集まった社会福祉協議会へ「仕事術研修」。お伝えしたのは「課題とは何か?昨今の課題は従来とは異なっていないか?意識すべき点はどこか?」など。
課題とは「本来あるべき姿と現状との差がある状態」を指し、課題の異なりは「単純明快な問題から改善が異なる問題を誘発する絡み合った問題」になり、意識すべき点は「実施したコトではなくて、実施したコトから創出されたコト(≒価値)」ということ、アウトカムです。

新しいことは何一つなく、詰めれば納得すること。頷きや相づちをいただけたのはその証拠。毎日をバタバタ過ごすと、つい「目の前」に囚われてしまうのが人の性。こういう機会をいただくのは、実は自分自身にとってもネジをギュッ!と巻き直す機会です。そしてモチベーションの維持にも「何のために自分や組織、事業は存在するのか?」の大義は大切。

上級編として、事業では「文脈」も考えた方がいい。文脈とは事業の前後(前は課題の設定、後は改善の持続)のこと。「文脈が繋がっていない」とは事業を点(そこだけ)で考えると流れが途切れ繋がらず、事業の度に疲弊、消耗が大きいこと。せっかくならスムースに事業に取り組もう!

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