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2016年12月23日金曜日

お客じゃなくて。

撮影現場では「見物人」は見張られます。理由は情報を外部に漏らさないため。カメラ撮影なんてご法度でレンズを見つけたら注意ですが、スマホ時代になり、通話か撮影か見分けがつかず「イタチごっこ」に考えた。(集まった見学人はファンであり、撮影妨害でないから「見張るより仲間」にした方がいい)と。「役者を演技に集中させてあげましょう!そのためには皆さんの協力が必要です!」と表現を変えたら全員がファンになった。

キングコング西野氏が同じようなコトをブログに書いていた。「えんとつ町のペプル」の発刊に際しクラウドファンディングで1万人以上から支援を得た。支援を受けるのに「持てる情報の全てを公開・発信する」ことで共感をよび、ファンを「お客さん」から「作り手」に変えたのが1万人の応援者の要因とのこと。だから情報を伏せてタイミングをはかる「情報解禁」は以前よりも効果が低いと指摘。

「野村シルクプロジェクト」も同じ。情報共有に価値がある時代の中で情報発信は不可欠。斜陽産業と認知され、先細りが心配されていた所に「繭」の可能性を提げてリバースプロジェクトトレーディングスが現れた。周りを固めるのは一人一人が専門家。過程を発信することで得たいのは、お客さんではなくて「一緒に夢を見る、応援」してくれる人。

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