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2016年11月5日土曜日

ワークショップの成果と憂。

玉川町を舞台に「よりよい玉川町にするために自分たちができること」を5回シリーズで考えた地域デザインワークショップの最終回。玉川町は松山と今治と結ぶ山間地で素通りする人もいますが、魅力がいっぱい。その証拠にグルメマラソン、サイクリング、レイクリング、ダムカレー、マコモダケ、そして玉川美術館の存在(県内には美術館が3つありますが、その一つ)。

玉川町で地域づくりに励む「玉川サイコー」さんと、これまでの検討をアイデアに落とし込むのは楽しかったけど、憂いが一つ。地域づくりが進むと、従来の地域行事や集いの他に事業や催事も加算されていく場合があり、地域が疲弊することがあります。担い手の多くがシニアの場合、頑張りすぎて体力的にも大変さを察することができる。そしてその様子を見る若手は(大変だぁ)と引く。

じゃあ、どうすればいいか?と考えると、人手、時間、資金などの資源には限りがあるので「したいこと、できること、しなければならないこと」で「優先順位」をつけるのが一般的。一度に全部はできないし、ボランティアで活動に参加しているので強制もできない。素晴らしい現実的なアイデアが出て達成感がある中、美味しい「地域飯」をいただきながら、実はスタートラインに立てただけでこれからが本番と考えていた。ワークショップの成果と憂。

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