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2016年9月26日月曜日

預かった味。

愛顔の食卓は開店から一ヶ月が経ちました。物販業らしからぬ接客で驚かれた方もいると思いますが、毎日試行錯誤、悪戦苦闘の連続です(とても面白いですが)。
商品と共に日々成長しているお店なので、何度でもお越しください。

そんな愛顔の食卓で、生産者をお招きした授業を始めました。第一弾は「あぐり工房」さん。パワフルな代表、山下由美さんを迎えての授業は「物語そのもの」。農家の嫁として嫁いだ21歳から、凸凹しながら農家女性の自立を加工食品に見出し、やってみると手ごたえがあったものの、次段階へ進むために志を共にした女性と出資し合い企業組合法人化。慣れぬ経営や商品開発の傍でハンディを持つ方や高齢者の雇用創出に励む。そして「デザインの力」で販売力が変わったことなど、学び所満載でした。

スゴイ!と思ったのはヒット商品「元気もん」を始めとする商品が「周りのおば様達から預かった味」ということ。「元気もん」の場合、原型となる素材・味を預かり、それを無添加素材に変換して販売、「どぶろく饅頭」も同じ。「地域の味を伝承」している点に感服。「色々なお店を見てきたけど、こんなお店は初めて」と山下さん。お褒めいただいたと思い、今日も「愛顔の食卓」は営業です。

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