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2015年6月27日土曜日

ロケハン学。

「あの世とこの世の境界(門の向こうがあの世)」を感じます(笑)、それほど神秘的。ロケハンをしていても「ピン!とくる」所と「ピン!とこない」所があり、旧広瀬邸は数年ぶりもあってか妄想感度MAXでした。

私にロケハンの仕方を教えてくださったのが行定勲監督と故篠原昇撮影監督。「世界の中心で、愛をさけぶ」の二人。今でも覚えているのが大洲市でのロケハン時に、長浜大橋周辺で地面に座りアングルや高さなどを指導してくれました。その時の一言が「シーンが想像できること」。特に篠原さんは、同じ「昇」というだけで新米FCだった私を可愛がってくれました。

ロケハンは監督と制作部とでも視点が異なります。感覚で画(イメージ)重視の監督に対し、制作部は「どうしたら監督のイメージを実現できるか?」です。FCとしては、そういうこと(撮影方法や撮影条件など)も提案できると、撮影される可能性はグッ!と高くなるわけです。

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