企業のCSRについて。

「CSR推進？利益優先？」と二者択一の問答は私にとっては無意味でトレードオフ（何かの達成に何かを犠牲にすること）ではありません。企業の使命は成長し続けることであり、CSRは社会の一員としての企業の責任。社会への約束を全うしてこそ、持続的な利益は出ると思うのです。

CSRって商品やサービスのように買えないから考えるけど、CSR推進か？利益優先か？と議論している間に競合他者がCSRに取組んだら「持続可能な付加価値」が生まれ共感する市民も出て来るはず。だから議論の余地はなく、成長戦略として取組まないと先行されてしまう。誰もがこの先、利益優先では成長しないと思ってるんだから。

とは言え「我が社はCSRをしています！」では訴求力はなく、CSRを通して実現している中身が大切なんだけど、それでも本来の意味の半分しか伝わらないかもしれない。実は、そんなCSRが浸透している、育まれている「企業文化の価値」こそが、ナンバーワンでなく、オンリーワンではないか？と思ったり。ネスレのサイトを見ながら勉強中。