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2012年9月5日水曜日

撮影不許可。

懐かしい「がんばっていきまっしょい」。
9月4日の読売新聞によると、山梨県が青木ヶ原樹海での撮影に関し、自殺を助長する恐れのある作品の撮影は認めないと決めました。既に今年度、原作に樹海で自殺をするシーンのある映画など2件の申請を不許可したそうです。山梨県は人口10万人当たりの自殺者数で5年連続全国ワースト1、36.1名だそうです。

私は「当然」と支持します。
フィルム・コミッションをしていると、このような「シーン」を持つ作品に必ず出会います。作品の中で必要なシーンであることは分かりますが、地域にとって「悪影響」を与える作品は支援すべきではないと思います。

ただ、こう書くとフィルム・コミッションの原則「作品を選り好みしない」に反すると思う人もいると思いますが、フィルム・コミッションとしては、どんな作品がきても企画書などの資料には目を通します。そして地域へ依頼します。しかし、協力いただく「地域からNG」がでれば、地域なくして撮影はできませんから、結果を制作側へ伝えます。結論は私たちではなく、地域が出すのです。

なんでもかんでも撮影OK!とはちょっと意味合いが違うんです。来週は神戸で総会、この話題も挙るんだろうな・・・。

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