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2017年9月27日水曜日

パンの力を借りて。

近所のマンション一階にあった「パンケーキ」屋。雑誌などで紹介され一時は行列ができ、駐車待ちもでるほどの人気だったにもかかわらず、いつの間にか閉店。3年ほどの寿命か、今は解体待ちか工事用具などが無造作に置かれて諸行無常。行き詰まったのか、それとも次のステップなのか、知る由もなし。

かと言えば、写真のRIZさんは扱う米粉パンの全てが【完売】なんだからすごいもんです、写真の全てです。花園町には現在、パン屋がありません。KOMACHI10月号の特集はパン屋さんで2012年には人口あたりのパン屋件数で日本一になったことがある愛媛県。パン屋は地域のキラーコンテンツ、2017年だけでも県内では6店以上のパン屋がオープンとのこと。

そこへ!ソフトクリームを合わせたいと思う妄想家が一人。ソフトクリームだからといって「コーン」に縛られることはないと思っており、コッペパンやコロネにソフトクリームを挟んだり、入れたらどんなに美味しいか!そしてそのソフトクリームが「温州みかん」「伊予柑」「レモン」味だったら、地域性もバッチリと思ったり。「はだか麦パン」でもできるなと。もちろん愛媛初!

2017年9月26日火曜日

資源はHow Much.

ひと瓶500円で販売するとします。ゆず6個でひと瓶分に必要な40gが採れます。ゆず1つ削るのに1個2分とすると、6個で12分。1時間で30個=5瓶(200g)の「ゆず胡椒」が完成、時給800円とすると800円÷5個=160円がひと瓶あたりの労働力の対価。
これに他の原材料となる唐辛子、塩、瓶代、シールや包装代、輸送費などを240円/個上乗せすると400円、この価格が卸価格。25%(100円)上乗せして販売価格は500円になる。計算上はこうだけど、そうはいかない。

実になるまで剪定や収穫を4人が25時間ずつとすると計100時間、時給換算で8万円。利益は100円なので800個売ってやっと損益分岐がゼロ(超単純計算)。でも実はシーズンで1000瓶しか作らないので、500円/個で販売すると801個目から収益が100円/個出るので、200瓶×100円=2万円/シーズンの利益。計算合ってるかな?

私、1個削るのを約1分と勝手に決め、ひたすら削り、逢沢さん(今回の柚子胡椒づくりを誘ってくれた佐礼谷地区の地域おこし協力隊)に「どうしてそんなに一所懸命なんですか?」と心配される(笑)。90分間で72個は削ったから12個分(480g)=6000円分/1200円(時給換算)の成果はあったと思いたい。お礼は写真の「ひと瓶」+休憩時のお菓子。知らなかった魅力資源の現場を一つまた知る。

2017年9月25日月曜日

小さな経済を。

花園まちづくりプロジェクト協議会理事長として。「駐輪場が探せなかった」「トイレの場所がわからなかった」「広場にレゴプールが欲しい!」「走行自転車と接触しそうだった」「雰囲気が素敵で心地よかった」「本など置けばくつろげる」「何十年ぶりに花園町に来たが綺麗で驚いた」「歩いて楽しかった、また来る」「座って坊っちゃん列車や最新電車の往来が見れていい!」「色々な出店があって(東通りと西通りを)何度も行き来した」。

お城下マルシェat花園から2日、出店者、来場者、関係者から「様子」が発信されたり、メッセージをいただいたり。ありがたい気持ちで感無量だけど、関わった方、全てに贈りたいし共有したい。直接的、間接的に関わっていただいた人は50人以上だ。そして昨日はいただいた「意見や感想、記録」の整理開始!気づかなかった点も多く、改善のヒント満載!スライドショーも完成!

個人的な課題は「私たち自身の楽しみ方(自ら楽しむコトは雰囲気に繋がるため主催者はどう楽しむべきか?)」「出店者同士の交流促進(素敵な化学反応を期待したい!)」「花園町通りを一つのキャンパスに見立てたい(気づかない学び合いの場/機会にしたい)」。「小さな経済の循環を確立したい(人、モノ、情報、お金、想いの循環)」。すると【愛顔の食卓】にも好影響が来るのは確実!

2017年9月24日日曜日

花園町通りリニューアル!

N'sキッチンさん、ルリイロサンドさん、RIZさんのパン屋サンドイッチ、済美高校の魚島コロッケは全て売切れ(そして全て食べ損ね!)、その他飲み物なども売切れで無事に初回を終えた「花園マルシェat花園」。
朝6時から商店街有志が集まり東通り、西通りで準備を整える。ピストン輸送で椅子やテーブルを搬入し、看板などを設置。花園町に行くことが目的になった一日は住民、商店街、出店者、来場者の四位一体で成立!スタッフには大感謝!

愛顔の食卓はというと、予想通りの来店で「今まで接点のなかった方々」に商品の魅力を伝えられたことに満足(10:55からのFM愛媛による生放送が効いた!)。初回は物珍らしも手伝って上手くいくのはフツーなので、重要なのは2回目、3回目!と言い聞かせるも「通りの向こうが人出て見えないね」と言われて第三者ににぎわいを実感してもらったのは嬉しかったり。

今回28店舗の出店でしたが、40店舗まで増やせると青地図を描く。写真はこの先はないと思われるセレモニーに臨席図。エプロン姿から「(花園まちづくりプロジェクト協議会として)理事長、着替えて!」と言われて慌ててジャケットを羽織りセーフ!住民、NPO、行政、大学、企業の協働事例としてもPRできる「まちづくり」に関われて幸せ。次回は10月15日(日)9時-12時30分。

2017年9月23日土曜日

下手すぎ!

半年間にわたる愛媛新聞「四季録」の最終回を入稿、愛媛新聞編集局次長から「ちょっとじーんとしました」という感想をいただく。縦横無尽に書かせていただき大満足!「本当に学長が書いてるのか?文体が学長ブログと違うからゴーストライターでは?」と疑惑がありますが想像にまかせて煙に巻く(笑)全26回、いく先々で「読んでますよ!」昨日も初対面の方に「あなたですか・・・」と驚かれる。

ソフトクリーム研修は試行錯誤の連続。業界最大手のNISSEIさんから機械の構造から冷える仕組み、出し方、配分など詳しく聞く。でも、このままだったら差別化は出ないので「ヴィーガンソフト」と「伊予柑ジュース」を混ぜてみる。サッパリクリーミーで美味しい!でも伊予柑の油分が凍結を早めるようで改善の余地あり、もっと美味しくなる伸びしろを発見!「コーン」は味付きでなく味なしのプレーンの方が味を引き出すかな。

「ジャムは珍しいですね」「硬いビスコンティは合う!」など、商品を活用したトッピングがプロを唸らせる。週替わりで味を変えたり、トッピングで変化をつけたり、パンやモナカで挟んだり、可能性が大きいことはわかったけど大きなボールも返された感じ、私は「ソフトクリームの巻き方が下手すぎ」というのが大きな課題。写真の巻きは私ではありません。

2017年9月22日金曜日

言えず。

「現状維持できているのに、どうして、わざわざ広げるのか?」「・・・・・」。国内市場で十分と思う方に海外は遠い話だし、現状で満足されている方に挑戦は面倒なことにしか映らない。そもそも「味」ではなく「量」を求める場合、産地や生産者のこと、物語なんて邪魔なだけ。何となく感じていた違和感の原因が分かったけど、自分ではどうしようもないので気持ちに無理やり蓋をする。どうりで普及しないわけだ!

キレイごとだけで稼げません。「理念で飯は喰ません!」と叫んで去った人を知っている、その通りです。でも誤解や批判を恐れずにいうと「そんな風に言う人ほど現状からの改善は意識していなく、組織に依存体質で、いかにも正論っぽいコトを吐く」ことが多い。未来志向でなくて目の前の「自分のことだけ」の残念な人。

スゴイ!と思わせる経営者や当事者は「いつも危機感」を持ってる。常に改善を意識して隙を埋めたり、他者との差別化でオンリーワンを目指して結果、ナンバーワンになっている。今の優位性は未来永劫なんてことはありえない(事業モデルは5年で陳腐化と言われる)ので、気づいた方がいいのに・・・と言いたいけど言えず。

2017年9月21日木曜日

稼ぐぞ!

NPO法人子育てネットワークえひめ(通称こねっと)さんでの3回の研修が終了
最終回は研修らしく「事業の運営管理(プロジェクトマネジメント)」「自分たちごと化(リーダーシップ)」「資金調達法(ファンドレイズ)」についてマニアック(←ココ重要)に紹介。知らないと知っているでは、この先全然違いますからね!少しでも得ることがあったのなら嬉しい。

そして4時間後。事務所から64km離れた久万高原町面河村にて講座。「二番茶の活用策として打ち出した"面河ウーロン茶"を売るぞ!」と意気込む町民の方々と一緒に作戦会議。100g700円、10gで1リットルのウーロン茶が作れるので7リットル、1リットル70円。味は濃いので「お得」ではありますが「訴求力」が足りない・・・。情報発信力なのか?商品情報力なのか?パッケージデザインなのか?売り方なのか?

社会福祉協議会がナンデこんなコトを?と思われますが、久万高原町は県内でも最も高齢化率が高く(47%)、悲観していても課題は解決されないので、地域と一緒に稼ごう!と課題先端地だからこそ思い切った取り組みをしてるワケ。そこで「変わり者を」ということでお声がかかり3年目。現状と理想&期待を書き出し、どうしたら理想&期待にたどり着けるか?残り3回でゴール!

2017年9月20日水曜日

あと4日!

私たちも「総力戦」ですが、23日にリニューアルする花園町通りの工事はもっと総力戦。花を植えている人がいれば、石を埋め込む人、コンクリを流し込む人、電気工事をする人、検査する人、朝出勤し夕方に帰る時は通りが進化しているのにビックリするほど。工期は残り3日、もの凄い勢いと熱量を感じています。

ハードを生かすのはソフト。「お城下マルシェ花園」は出店者数が現在28-30店の予定で、伊予市、東温市、宇和島市から出店者があり、内容も野菜あり、菓子あり、パンあり、工芸品あり、食べ物あり、ワークショップありと豊富に揃いました。多くの方に興味をもっていただき感謝!昨日は新聞社からも取材を受け、臨戦体制に入りました。10月15日、11月19日の申込も始まりました。

で、ココ大はというと好機に捉え、9月から毎月「お城下マルシェ花園」に合わせイベント【愛顔の食卓大作戦】します!「ききみかんジュース」「みかん積み」「みかんソムリエクイズ(景品あり)」そして授業。新聞記者さんにも言いました「花園町に訪れることを目的にしたい」と。写真のように「緑の広場」もあるから「えひめレゴ部」による「レゴプール」で泳ぎ放題だって可能!

2017年9月19日火曜日

仕事を好きになる。

好きなコトを仕事にするか?その仕事を好きになるか?結論からいえば「どっちでもいいんじゃないの?」と助言したいけど、若い人には大切なコトらしい。この年になると「学長はどっちですか?」と尋ねられることもしばしばですが、学生が求める答は持っていなく「考えたことなかったよ、どっちなんだろーね」と逆質問する嫌な奴。すると更に質問が続くので強引にも答を考えてみた。

図のように「社会が求めていること」「できること」「やりたいこと」で自分を表した時、優先順位の筆頭格は「求めていること」だ。若い時は社会的信頼が得られていない場合も多く、一つでも多く経験を積んで「信頼の貯金」を貯めたほうがいい。そして余裕ができたら「できること」まで手を広げ、相手から求められたら「やりたいこと」を提案するのはどうだろう。

これを「やりたいこと」から始めると、相手が驚くほどの力量を見せないと(残念!)と期待ハズレになる(力量を試したいのはわかるが、相手の期待値より下回ることが多い、若さゆえでOKだけど)。仕事に置き換えれば、先ずは求められた仕事に楽しみを見出し好きになる!そして経験を積んだら「愛着がわき好きになった」でもいいし、好きなことを加えてもいいし、好きなことを始めてもいいと思う。「何のプロ(何で対価をもらうか?)」を自分に問うこと。

2017年9月18日月曜日

こんな時だから。

今まで長男の携帯から電話がかかってきたことはなく「今、ゲートにいるよ。行ってきます」の一言に父、感無量(涙)。
ポカーンと空いた長男の部屋を片付けると早速末っ子が陣取る(笑)。家族内のパワーゲームに少し変化が起きる。昨晩の台風は無気力にさせ、最終回の「四季録」の原稿も進まず、読書と断捨離に励む。そして(こんな時だから!)と、思いつく。

用意したのは災害時用に保管していた「ナポリタン」「ちらし寿司」の保存食。裏を見ると2年前に賞味期限が切れてた!いやっ!乾燥しているので問題ないはず!と何の根拠もなく手順通りに作る。災害時を想定して「お湯一つ」のみ!封を開け、調味料、スプーン、脱素材を抜き、熱湯を入れて待つこと3分間、調味料を入れて混ぜてナポリタンの完成!

味はというと好みじゃない・・・。何か科学的にナポリタン風味に仕立てているような、賞味期限が2年前だからか味が劣化した?いや!でも災害映画の主人公は何でも食べていた!こんな味でもご馳走だ!量はというと一袋で2人前はあるかな。そもそも「ナポリタンを食べれる状況下か!?」というのはナシ(笑)。「チラシ寿司」はイケる味。ローリングストック賛成!

2017年9月17日日曜日

彼も飛び立った。

親ができることは送り出すぐらい。「休学しますか?それとも・・・」の返事は「やめます」と言い切ったのが4カ月前。小さい頃から親が飛び回るのを見ていたから本人も海外へ行くのは抵抗はなく、私よりも訪れた国は多いんじゃないかな(笑)。いいこともあれば、納得いかないこともあったようで【完全オリジナルの生き方】を17歳で選択した長男。学力も大事だけど「生きてゆく力」さえ育んでもらえればと願う親。

私は愛媛が拠点だけど、子供達には強要しないと妻とも話しており、海外で暮らそうが県外で暮らそうが自由。大切なのは「愛媛で育ち育んだ価値観」という自分自身の拠り所(アイデンティティ)と思うので、分母(拠り所)さえしっかりしていれば分子(生き方など)は何が乗ろうが問題ないと思ったり。心配したらキリがないけど「可愛い子には旅をさせよ」の通り。

偶然にも昨日は21回目の結婚記念日、これまた家族の記録に新たな冒険のページが加わる。一時帰国などはあるにせよ、一緒に暮らしたのは17年しかないと思うと、もっと思い出をたくさん作れたら良かったと思うのが親。私も親と18年しか一緒に生活しなく飛び立ってしまったんだから同じ思いをさせたのか・・・。まぁ、若いっていい!酸いも甘いももまれて強くなってほしい。

2017年9月16日土曜日

手土産の決定版。

「愛顔の食卓大作戦(ききみかんジュース、ご当地ソフトクリーム、みかんヌーボー、みかん餅など)」「愛顔の食卓(FM愛媛毎週日曜日10:55放送)」「愛顔の食卓版授業」と、9月に入り複数の企画を同時に動かし、11月下旬には愛媛初となる「えひめのてみやげ(仮称)」という本を刊行します。
題名の通り「えひめの手土産にピッタリな逸品を提案する土産ガイド本」です。「手土産の決定版」になるでしょう!

内容は約90ページ、本日は台割りとよぶページ構成の協議、経験豊富な編集者に囲まれ、資料などを並べ2時間以上の作戦会議。踏ん張っている生産者と、商品の魅力をまだ知らぬ方との架け橋になる!と意気込んでいます。この本ができると「生産者がわかる」「検討ができる」など便利になること間違いナシ!(実は自分が一番欲しいと思っているのはナイショ!)

1ページずつ確認してゆく中で「みかんジュース、トマトジュース、ぶどうジュース、うめサイダー」「ジビエソーセージ、パストラミ」「みかんジャム、キウイジャム、ブルーベリージャム」「鯛の一夜干し、じゃこ天、蒸し焼き鯛」「カレー」「ドレッシング」「お菓子・スイーツ」など、本当に種類が増えました。6次産業化の拠点として【間違いなく愛媛一】と自ら太鼓判!自信を持った!

2017年9月15日金曜日

プロデューサー・・・。

「(地域の経済をまわす)プロデューサーが足りない」という話になり、ふと思うことがあり「リーダーシップの旅」を読み直す。p93-p94にリーダーシップとマネジメントの違いが3つ書いてあり、リーダーシップをプロデュースに置き換えてみる。

(1)リーダーは見えないものを見ようとし、マネジャーは見えるものを解決する。(2)リーダーはパーソナル(人間性)なパワーをよりどころにし、マネジャーはポジショナル(権限)なパワーをよりどころにする。(3)リーダーは人々の内在的な意欲を自発的な行動へ誘発し同じ方向へ歩ませるが、マネジャーはギブアンドテイクで人々の行動を管理して同じ方向へ歩ませる。なんだかマネジャーは悪者に聞こえるがリーダーとマネジャーは二人一緒で力を発揮する(私だけではダメで江戸さんというマネジャーがいて発揮できる)

プロデューサー学なんてないから、地域へ赴き、人々と交わり、魅力を知り・学び、可能性に仮説を立てて有効性を実証し、地域の人をその気にさせて自走できるまで並走や後押しする。目の前以外にも俯瞰的な視点で、お金や人などの資源が回るよう仕組み化する。NGなのは指摘を正義(指摘自体は悪くない)と勘違いし、通り過ぎる人(言われなくても分かってる!ということが多い)。その無責任な行為が地域をの自信をなくし疲弊させているか。

2017年9月14日木曜日

事業のつくり方。

2002年にえひめフィルム・コミッション(FC)の設立に参画し、2011年にFCの課題改善にココ大を設立、2016年に300名以上いた市民先生のうち30%を占めた農林漁業者の課題改善に愛顔の食卓を始める。事業を続ける中で感じる違和感を放置しないで妄想を巡らせる。ただ妄想は広がる一方なので【手段は変えても目的変えるな】意識で(何のための事業か?)を自分に問い続けることが大切。

シリアルアントレプレナーのように事業が軌道に乗ったら手放して次へ、なんてできず(そもそも軌道に乗ってない!)積み上げてしまっているので支えられるのか心配も。でも全ての事業は独立していても繋がっているので【愛媛で何のために】という自分の拠り所が強固になるのは確か。

で、この先はどうなるのか?というと、商品が抱える課題改善に「旅型学び(スタディツアー)」が有力。2年前にアイデアを発表してから、あんな、こんな授業をしてきたけど、まだ機も体制も熟していないので静観中。もしかしたら変異するかもしれないし(笑)。講座を控え「事業はどう構築したらいいか?」の資料づくり。ココ大を始めて講座、研修、講義も多くなりました。

2017年9月13日水曜日

愛媛のソウルフード。

じゃこ天はどんな食べ方をすれば美味いか?十人十色で好みが違うのはわかっているけど・・・。そのまま食べても、炙っても美味しいじゃこ天。先日、知人が突然訪れ「紹介したい!」と三好良貴さん(練り物工房みよし)を紹介される。「ハランボ、ムツなどの魚肉、でんぷん、天日塩、甘酒、低温圧搾なたね油」のみの原材料です、と三好さん。そして【無添加じゃこてん】をいただく。あざっす!

実は「じゃこ天サンドイッチ(12枚切りのパンにオーロラソース+マスタードをぬり、じゃこ天、チーズ、海苔、キュウリを挟む)」が好み。今回もそうしたかったけど、プリプリだったから先ずは「素炙り」で食べてみよう!と思ったら全部食べてしまった(笑)。「試したいことは先送りにしてはいけない」本日の教訓、美味しい味の前に無力だ。

現在【愛顔の食卓】では授業でもお世話になった「鳥津蒲鉾店(八幡浜市)」のじゃこ天を販売しており、宇和島のじゃこ天はまだ!「練り物工房みよし」さんの商品が並んだら比較もできるし、消費者にとっていいと思ったり。手元にある三好さん手書きの商品紹介もいい!うーむ、以前は「八水蒲鉾さん」の授業もさせてもらった。じゃこ天をめぐる話題は尽きぬ。

総力戦!

ご縁が重なり、9月17日(日)から毎週10:55-10:58の3分間、FM愛媛で【愛顔の食卓 Very Made in EHIME】が始まります。毎回、商品を2-3種紹介するこの番組、基本的に私が担当することになりました。その第1回目となる収録が先日行われ、番組進行の田中千佳さん、関さんとワイワイガヤガヤ。最初は【にがいよ(カネミ農園:興居島)】【げんきもん(あすも:宇和島市)】を紹介。

3分番組なので、アッ!という間に収録は終了(笑)。全部で19回の収録ですが何とかできそう!えぇ「お城下マルシェ花園」を好機と捉え、今まで【愛顔の食卓】と接点のなかった方々への発信と集客に総力戦です。「週刊ココ大ラヂオ(南海放送ラジオ)」は火曜日から土曜日の18時に引越し、4000枚のチラシを配布し、季節の柑橘プレゼントあり、「えひめのてみやげ本」も11月完成予定です。

授業も揃いました。先日の地域クラウド交流会で優勝した藤田さんを迎える【メニークエスト】まぼろしと言われる天狗茶とも言われた【石鎚黒茶】、そして興居島に移住した夫婦を迎える【ごごにゃんファーム】。11月以降も次々と授業を行います。夏は暑くて授業を控えていましたが秋から勢いつけて望みますので、お誘いします!

2017年9月12日火曜日

キラーコンテンツ。

四国運輸局と「フィルム(シネマ)・ツーリズムは地域へ誘客するキラーコンテンツになるか?」と熱く議論したのが約10年前。結果は「ロケ地だけではキラーコンテンツにはならない」となり凹んだっけ。よく考えればその通りで「ロケ地」に立ち、周辺を歩いても30分程度、作品が大好き!という人でも1時間。ロケ地の前後に魅力的な素材がないと「わざわざ」来ない。

例えば午前中は伝統工芸などの体験プログラムで2時間。昼食は1時間、午後1はロケ地ツアーをバスで1.5時間、買物休憩を挟み、午後2のプログラム。このプログラムが終わる頃は17時頃だから、いっそのこと「夕食作りを兼ねたプログラム」が一石二鳥。夕食は歓談を加味して2時間。すると既に20時頃、その後は自由時間でもいいし、辺りの散歩もあり、冬は寒いけど空気が澄んで星が綺麗に見える。夜ならではプログラムは必須。

朝は散歩でも座禅もあり、朝食の野菜を採りに畑へ行くのもあり。柑橘などの収穫体験や市場見学もあり。昼はピザ作りもあったっけ。今まで色々としてきたけど、実は「やりたいけど怖くてできない」プログラムがあり、それは【何もしない】というプログラム。効率的に動き回る対極にある「何もしない」こと。そんな時間に対価が支払われる時は来るのか?写真は川でプカプカ浮いているプログラム。

2017年9月11日月曜日

人生ドレッシング。

誕生日や祝い事が重なった食事会。ここぞとばかりに新商品投入。ミヤモトオレンジガーデン(八幡浜市)の人気商品「塩みかん」にドレッシングが仲間入りということで「サラダ」以外に「生春巻き」「ローストビーフ」「ソーセージ」などに合わせていただく。ノンオイルの完熟みかんはフルーティーさが特徴で生春巻き、ソーセージに合い、青みかんはさっぱりすっきり味が特徴でサラダ、ローストビーフに合ったと勝手に自己評価。*私は一品も作っておらず評論家気取り・・。

「ドレッシング」は6次化品では王道で、愛顔の食卓では「レモンドレッシング(三皿園:今治市)」が人気ですが、現在は売切れて在庫ナシ。すると「レモン果汁はありますか?」と尋ねられ、聞けば「サラダにレモン果汁、オリーブオイル、塩をかければ美味しいドレッシングになります」と教えてもらう。レモン果汁は「カネミ農園(興居島)」「濱田農園(八幡浜市)」の2種類があり、ウリの一つになるなと。

すると畑さんが「飲む酢(尾崎食品:宇和島市)もオリーブオイルと黒胡椒をかけたら立派なドレッシングですよ」と教えてくれる。むむっ!ドレッシングを軽く見てたけど、面白い調味料だ!飲む酢なら「ブラッドオレンジ」「ゆず」「青みかん」と種類があるからお好みで提案できる。商品の研究に余念がないスタッフ、消費者に大感謝!

2017年9月10日日曜日

やればわかる。


【生産者カードを作り商品に添える】【34種類の柑橘を擬人化する】【365日の6次化商品日めくりカレンダー作成】【インスタ映えする盛り方講座開催】【毎月自分に届くご褒美ギフト】【創作つまみ・お通しコンテスト開催】20-30代の200人からアイデアを募り、面白い!と思った愛顔の食卓商品の活用アイデア。1.試食試飲 2.えひめ粥 3.プロへ食材提供 4.生産者を招く・生産地へ赴く授業 5.創作つまみ 6.ギフト化 7.出張販売に続く採用になるか!

「考えられることは全てする」がモットー。やってみて効果が予想よりも低かったり得られなかったらやめればいい。マーケティングしたら「やめた方がいいですよ」と助言されそうな作戦もあるけど、誰も正解を持っていないし、新しい領域だから常識が当てはまるかも分からない。わかっているのは「やればわかる」こと。やる前からできない理由は探さない。

10月14日から「ご当地ソフトクリーム(予)」、3月から「ネット販売」が控えている愛顔の食卓。10月7日から10月22日まで【杉浦綾おかゆうつわ展】です、杉浦さんは現在、モーレツに製作中です。「愛顔の食卓が担う役割、可能性はもっとある」は先日ご助言いただいたコンサルタントの話。自分たちにリミッターつけるのはナシ!

独自販路。

「売ってナンボ」な物販業、一人が10万円分を購入してくれるのも超嬉しいが、100人が1000円分を購入してくれるコトの方が超超嬉しい。要は一人でも多くの人に「生産者の顔が見える逸品を知っていただく」ことが大切と思っており、商品が持つ魅力提案に奔走しています。先日はJETROエキスパートの中さんとJETROさんがベトナムで売れる品の調査に来店。愛顔の食卓はこうして国内外に独自販路ネットワークを広げています。

「成熟しきった社会での価値観」と「これから発展する社会での価値観」では同じ商品でも見せ方次第で価値が異なり【いい品と売れる品は違う】を再確認。ただ商品が入っているパッケージ自体の変更は難しいので【外装(包装)】で勝負!一般的に包装は「付帯サービス」で購入者へ無料提供だけど「有料な豪華絢爛な包装」もアリと思ったり。一つ一つ検証すると可能性はある!

「(包装に対して)水引に注目しては?」と中さん。愛顔の食卓でも水引を「えひめ粥メニュー」「贈答品」で使っていますが、もっと積極的に活用しては?という意味。現在、積極的に「砥部焼」を活用していますが、次は「水引」か!?最近は芸術の域に達している水引もあるとのことで、売ってナンボに貢献できるか!水引。