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2016年9月21日水曜日

情報発信について。

しばらく書いていませんが「週刊ココ大ラヂオ」は4年目を迎え、放送回数は150回を超えました!ほんと南海放送さんの暴挙、もとい英断には感謝の言葉しかありません!ド素人を起用していただき、今では放送、収録、編集ができるようになりましたから(と、言っても私ではなく杉浦さんと津田さんのおかげです)。
で、4年目から番組が引越ししまして今後は毎週火曜日21:00-21:30放送となります。新装放送は9/27(火)21時から!

で、その勢いでもう一本、新たに南海放送ラジオで番組を持つことになりました。『海山里(うみやまさと)から愛顔の食卓』と題し、毎週水曜日(つまり本日!)15:40-15:50に生放送を行います。既に2回放送しており本日は3回目。写真は第一回目の収録の様子、マメさんが出演してくれました。えぇ、ココ大ではスタッフ総動員なので誰もが何でも対応しなければなりません(笑)。

情報発信は事業や活動を知っていただくに重要で、積極的に行っています。すると発信するためには情報を「伝えやすいよう」整理、編集しなければなりません。この整理、編集をクセにすることで「伝わりやすい事項は何か?」の見分けがつきます。意識すれば有益、意識しなければ無益。常に一つから複数を見出す欲張り者です。

2016年9月20日火曜日

助言の難しさ。

「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出し月かも」は、異国から月を見上げ、遠く離れた故郷で見た光景を思い出している阿倍仲麻呂の和歌。
綺麗な空を見るとNYで見た空も飛行機からみた空も、亀老山から見た空も、見る場所は違っても空は繋がっていると実感。そして妻は帰国後、48時間で次の営業地ベトナムへ出発。ホーチミンはどんな空かな。

早速業務開始。私はえひめリソースンセンターとしても「公益活動の支援」をしていますが、支援ができるのは「ココ大」という現場経験があるからです。「えひめリソースセンターブログ」にも記しましたが、支援の一つに「相談対応」があります。これは公益活動をしたい個人や企業へ助言するのですが、聞けばプロパガンダ的に「もっともな意見で諭し、助言になっていない助言者もいる」とのことで助言の難しさを感じたり。

経験が豊富だからといって良い助言ができるわけでもなく、蓄積した経験は編集し扱いやすい素材に変換して、相談毎に個別対応できる所まで整えないと宝の持ち腐れ。素材が多いことは「引き出しの多さ」になり「対応できる範囲の広さ」にも繋がったり。相手を気づかせる、可能性などを引き出してこそ助言の本質と思ったり。

2016年9月19日月曜日

もう一つの目的。

「愛顔の食卓」はテーラーを改装したので「ショーウィンドウ」があり、活用しよう!と思ってNY先端調査。それまで全く意識したことのなかったショーウィンドウだけど「来店者との最初の接点」と思うと重要で、気になった飾りを撮る。「ウィンドウ ショッピング」とはこのこと。見るだけも楽しかった。

NYでは10月のハロウィーン商戦が始まり、カボチャや紅葉のオレンジ、コウモリやドクロなどダーク系の装飾が目立つ。意外と「ドクロ」が好きで事務所用にとドクロに手が伸びるも妻から冷たい視線を感じて手を止める(笑)。バーグドルフ・グッドマンでは凝った装飾が施され「作品」と鑑賞できたし、バーンズ&ノーブルでは奥行きのある広がりを感じたし、発想次第でショーウィンドウは面白くなると確信。行き交う人の足をとめてみたい。

とは言え、ショーウィンドウ自体からお金は発生しないので、時に「稼げるショーウィンドウ」にもしないとね。事業の基本は「1円でも安定した日銭+時々の大きな収入」の組合せ。愛顔の食卓のが持つ「資源」を一つ一つ細分化することで、活用法も明確になるし稼ぎ方も明確になる。その結果、雇用の維持に繋がる。経営するってホント大変!

2016年9月18日日曜日

愛顔の食卓はメディア。

NYを出発して約24時間後、無事に松山へ到着!常に救急車やパトカー(滞在中は警官が襲われるなどの事件勃発)のサイレンやクラクションが鳴り響いていたので、静かな我が家に「リゾート感」を得たり(笑)。

ストーリーっていう店知ってますか?」とNYの友人リバティさん。「いいえ、面白そうな店名ですね!」「テーマを定期的に変える店で、物販以外にスポンサー収益もあって、店舗を雑誌に見立てているんです」と聞いてピンッ!とくる。
実は「愛顔の食卓」も店舗を「立体カタログ」と称しています。店舗を単に売る場所と捉えない発想に共感。早速、行ってみると現在のテーマは「Remember When」。店内は80年代後半-90年代のポップで原色の多い雰囲気に80年代後半-90年代前半が青春だった私に突き刺さる。

「愛顔の食卓はメディア」ともスタッフには伝えており、人、モノ、情報、品が交わる拠点でもある愛顔の食卓。交わってこそ「価値」であり、どうしたらワクワク感を出せるか?と、いうことで実践として授業を始めます。9/25は「あすもは元気もん」「オダメイドはオーダーメイド」、試食付で500円/人です。ストーリーでもココまでしてません!と勝手にライバル意識(笑)

2016年9月17日土曜日

柑橘勝負のヒント。

「オレンジスライスのチョコレートがけ」が1パウンド(約450g)=$42だから4282円/LB!。すごく高く感じるのは私だけか?
もしかして「甘夏」や「河内晩柑」でも勝負できるかも?と妄想したり。「ブラッドオレンジ」は愛媛では高級品種だけど米国ではポピュラーなので驚かれず。隣で売っていた「搾りたてオレンジジュース」は一杯$5(500円)。日本でも500円のフレッシュジュースはあるから勝負できるかな?

訪れたレストランや居酒屋、酒屋、スイーツ店で欲しい果実NO.1は「柚子」、風味や味、皮がジュースやケーキ、リキュールに人気。(愛媛県でも高田商店(鬼北町)がゆずジュースを販売してます!)と心の中で提案するが、考えてみた。それは「柚子が人気、欲しいからと言って柚子を今更輸出しても遅い」ということ。

妄想したのは「柚子が絶対条件ではなく、米国で獲れない柚子系ならば勝負できるかも?」ということ。すると柚子の特徴である酸味や苦味、香りなどがある晩柑系や極早生の摘果品でもいいのでは?と思ったり。チョココーティングピールも晩柑系の皮を複数用意できれば趣を変えられる。愛媛では既にあるものを改良すればNYでも勝負できると思ったり。意外と「色の異なり」に興味を示す人が多かったこともメモメモ。

2016年9月16日金曜日

サンキューNY!

4日間のニューヨーク。妻も私も学生だった25年前、あれから大学を中退し、渋谷で働くもフィルム・コミッションが公務員でないとできず県庁職員になり、その後市役所職員にもなり、辞めてNPOで稼ぐと決めるなど、25年間に色々あったけど、まさかNYに仕事で来るとは思わなかった。「毎日はコピー用紙」だけど、その一枚の積み重ねが今日に繋がっていると思うと不思議で仕方ない。

「日本人はもったいない!」と訪ねる先々で聞く。意味は「素晴らしいモノやサービスがあるのに上手に発信していない、活かしていない現実」で、「上手な他国が日本ブランドを活用し稼いでいる」現実。
これってNYだけの話ではなく、アジア圏やその他圏でも同じではないかと想像。「勝手に愛媛代表」として領事館も訪れたけど「日本ブランド」として愛媛ができることを考えるいい機会になった。

今回の調査は予想以上の成果があり、愛媛にどうフィードバックしよう。私たちの役目は「変換装置・橋渡し」であり、見て聞いて触れたことをコピーではなく愛媛用に編纂し、愛媛ブランドの向上に貢献できたらいいなと。初めてお会いする方が多かった今回の旅、この境遇を不思議と思わずして何を不思議と思う。皆さんとのご縁に感謝、そして陽はまた昇って新しい1日が始まる。

2016年9月15日木曜日

ミュージアムより面白い!

「覚えていますか?」「あ”っー!」と、25年前に一緒に働いた方に驚けば、GMのお店でご馳走になった一日。ご馳走になったお店は「居酒屋(寿司バー)」で満席。お客は日本人、外国人が半分半分。
カウンターに立つのは約30年間寿司を握るジャッキーさん(中国人)と韓国人、メキシコ人。カウンターにはデザート担当のキョウコさんというパティシエも常駐。マネジャーはカナダ出身の日本人。留学生などの日本人はビザの関係で皆無。出てくる料理は日本で食べるより美味しかったり(笑)。これが人気店の秘密か!

伊予銀行の高橋さんとJETRO NYへ伺えば、沼田さんから超有益な情報を教えていただき、自分たちの役割を明確にできたり、NY日本領事館では宮長経済部長と6次化品やみかんジュースの話題で盛り上がり、プロマーケティングの友人、リバティさんとは「愛顔の食卓」に参考になる店や食事情の最新情報を仕入れる。皆さんの温かい歓迎に熱くなる。

「ニューヨークは本当の意味で視察に値しますよ」と、リバティさん。仕入れた情報を編纂して価値に変えないと自己満足で終わるので自戒しよう。今回はまだ美術館や博物館へ行けてないけど、経済情報は時に美術館や博物館より刺激的なこと、多く学べると実感。

マンハッタンと自治体。

現在、マンハッタンで「アンテナショップ」を出しているのは新潟県のみ。以前は石川県もあったけど今はシンガポールへ移転したとのこと、石川県とNYは料理人の交流プログラムへ発展したとのこと。
そして「岐阜県フェア」を街中のキッチン用品店で見つけ鉄瓶などが展示販売されていた、また「飛騨牛の売込みは積極的です」との情報も入る。実は愛媛県営業本部も先日、NYを訪れ「鮮魚」の売込みをしていたとのこと。連携しなきゃ!

NYへの売込みが積極的なのは日本だけなく、イタリアも同じで写真はイタリアのアンテナショップ「EATALY(イータリー)」。想像してほしいのは「デパ地下の通路にテーブルが並び、食事している横を往来客が通る」光景。お酒の隣には「料理本などが並ぶ本棚」があり、テーブルウェアの棚の隣には果物が並んでいる。整然と並んでいるようには見えず、広い店内に複数のテーブルとイスが並び、大勢が席空きを待つ状態。

店内は平日なのに大入り。食事する隣を我々のような買い物客が通るのは慣れが必要だけど「新しい集客法」として面白い。日本でも「天ぷら」「寿司」「焼き鳥」などのエリアに分け、文化と食の両方を「学びながら食べる」という形態があったらと妄想。ありそうでなかった業態にワクワク感MAX!「Eatry」のヒントは「愛顔の食卓」で活かします宣言。

2016年9月14日水曜日

NYの日本人と日本文化。

ざっくり言うと、NYで暮らす日本人(留学生や駐在員含む)は約8万人。でもこの数は減っていて留学生は特に少なくなっているよう。日本食レストランは増え続け天ぷら、カレー、寿司、蕎麦など「食の専門化」が進んでいるが、日本食レストランを経営しているのは90%が中国人や韓国人など。日本人が経営する日本食レストランは非常に少ないとのこと。
言い方を変えれば「日本文化を日本人以外がビジネスにうまく活用している」。

NYでは健康志向が著しく、最近は「グルテン(小麦粉)フリー食品」が流行。ついでに「オーガニック」なんて(美味しいの?)なんて思ったり。写真はスーパーで見つけた「フルーツ飲料棚」。この棚に「愛媛のみかんジュース」を置くつもりはない(ターゲットが異なるから)けど、Sunkist、Dole、MinuteMaid、Tropicaに混じったらどうなるか?「味で買っても価格で負ける(オーガニックオレンジジュースが1リットル600円)」と実感。

「以前はティファニーにも日本人専門の対応者がいたけど、今は中国人や韓国人が主な顧客」「日本人学生とは数人しか会っていない」「日本人は3年で帰国するのでコミュニティに根付かない」と日本人は減少傾向なのに日本文化は年々求められているとのこと。愛媛うんぬんではなく、日本危し!

2016年9月13日火曜日

会いたい人に会う!

「おいっ!変わってないじゃないかジャイアン(と、呼ばれていた私)」「25年ぶりですね!」と再会はこんな感じで始まる。
「付き合っているのは知ってたけど、二人が結婚するとは思わなかったよ」とイジられれば「覚えていますか?酔っ払って中国街で行方不明になり公園で寝てたのを(笑)」と過去をほじくり返す私。当時「しゃぶ辰」で働いていた私は当時マネジャーだった彼と2人で深夜営業を切り盛りしていました。あー、楽しい思い出ばかり。

今、思えば大勢の人に可愛がってもらいました。NYの父と母もそうですが、このご縁は当時(将来に役立つだろう!うっしっし)と、計算されたものではなく、(自分なりに)一生懸命だった証と考えた方が都合がいい(笑)。私も右往左往して経営者になり、色々な人を見てきたけど、自分で可能性に制限をかけてる人、損得勘定している人は寂しい。

25年も経てば、年も取るし経験値もあがるのは確かで、意見交換中に営業に訪れた業者さんから「えっ!一緒に働いていたんですか?それってスゴイことですよ!」と驚嘆される。スゴ腕経営者になっても可愛がってくれる上司に感謝、そして泣く・・・。

2016年9月12日月曜日

泣けてきた。

経験至上主義者です。失敗したとしても糧にできるならOK!コンサル時代に「情報と分析を提示しても所詮、机上の空論」と痛感してから実践重視です。
「持って行っても商談できるの?」「難しいですよね」など、「それっぽい正論」をいうコンサルもいますが、それはそれ。誰からの指示でもなく、業務委託でもなく、自発的に「愛媛発の本物味」をご賞味いただくのです。酸いも甘いも経験からしか吸収できない!

正確にいうと、今回の出張は「Nourish Japan」のスタッフという身分です(笑)。Nourish Japanは妻が立ち上げた「海外へ愛媛の味を輸出する会社」です。ココ大(愛顔の食卓)とは連携し、生産者情報や商品情報などを共有しています。「情報の周りに情報は集まる」のは本当で、良い情報には磁力があると感じています。編纂して価値にしないとね!

写真はヴァンダービルト(鉄鋼王)が建てた「グランドセントラルステーション駅(1871年開業。なので通り名は「ヴァンダービルトAve)」。奥に見えるのは「クライスラービル(1930年完成)」。この景色だけは25年前と変わらない、まさか25年後に愛媛のみかんジュースなどを抱えて、戻ってくるとは思わなかった(笑)。そして今日も25年ぶりに、お世話になった方と再会を果たす!この境遇に泣けてきた・・・。

4年ぶりのマンハッタン。

松山を出発して約24時間、4年ぶりにマンハッタンに到着。(面倒だなぁ)と感じていた入国審査はESTAを登録済みで、なおかつパスポートも期限内であれば「セルフ機械対応」できることを知り、あっさり終了。米国主要都市に行かれる方は覚えておいた方がいい!
そして最大の懸念事項「試供品が破損していないか?」はホテルに入り、恐る恐る開けてみると全て無事で安堵。みかんジュースが壊れていたら悲しいですから。

今回のミッションにご協力いただいたのは濱田農園、田縁農園、やすまるだし、五色そうめん、みかんカフェ+尾崎食品、昆布森、八水蒲鉾、RIZから総計30kg以上の試供品の数々、皆さんの協力に感謝です。それらを伊予銀行駐在所やレストランオーナー、商工会議所などへ持ち込み、愛媛の味を先ずは知ってもらう作戦です。20年前にお世話になったご縁や友人、突撃もアリの4日間。

今日は9月11日。15年前の今日、アメリカ同時多発テロがあり3,000人の方が亡くなった日。今年も何もなく終わりそうだけど、マンハッタンは「追悼の意」でエンパイアステートビルディングなどは赤白青の照明でした。世界がより良くなるためにはどうしたらいいのか。世界経済の中心、人種のるつぼの中にいると考えさせられます。勝手に愛媛営業スタート!

2016年9月11日日曜日

今年も180人と。

愛媛県庁などへ就職する新規採用職員研修も8年目か9年目か。今年は180名を受け持ちNPO法人やボランティア活動についての研修。昨年はこんな感想でした。
これからの愛媛県を担う若者を前に思うのは【想像力をもって課題を見つけ、創造的に解決すること】の大切さ。彼らは愛媛県の舵取り役になるので、最後はビシッ!とエールを贈りました。

これまでの課題の多くは「ジグゾーパズル」のように、課題(ピース)が山積みでも明確なゴールがみえているので時間をかければ解決するコトから、「ルービックキューブ」のように、一面の色(課題)を揃えたとしても、横や後ろでは違う課題を誘発してしまうゴールが見えない多面的課題に直面しています。だから課題へは一人より大勢で向かった方がよいと思うし、従来の手法ではなく、時に新しい手法も必要と私は思います。

「今までの研修とは全く違い面白かったです」「気づきが多かったです」と研修生。きっと彼らとはまた会うと思うし、仕事もすることがあるかもしれない。これまでに私の研修を受けたのは約1000人。愛媛をよりよくする大作戦は静かに熱く実行中!頼むぞ!

2016年9月10日土曜日

GIVEの5乗が実現。

東京滞在18時間で松山に帰る。だけど思いがけない場面やヒント、そして「泉谷さん、このご縁は間違いなく正しい方向だと思うんです。」と言われてジ〜ンとしたり、濃厚な時間だった。嬉しいから自分が持つモノを惜しみなく提供しようと思う。
8年前の出会いから、ご縁で再会。共に行動することになるってスゴい!

ご縁は続き、写真の小田町にて講演後、「泉谷さん、覚えてますか?」と朝日新聞社の記者。名刺を差し出されて「おぉー!」と思い出す。12年前、当時の活動を追いかけてくださった記者で10年ぶりに松山に帰ってきたとのこと。そしてプレスリリースで名前を見て訪れたとのこと。お互いに白髪交じりになり、責任を負う立場になりましたね・・など、懐かしくて話に花が咲く。

(この不思議なご縁は何か?)と自分なりに考えると【損得、利害を考えずにとにかく、目の前にコトに一生懸命だった】のは確か。成果を意識したこともなかったし、些細なことにも全力だった30代。だから思い出も多く色々覚えてる。地域づくり関係者へ助言できるなら「GIVEの5乗」を贈りたい。「いづれ己に戻る」ことを信じて不恰好でも全力投球すること。損得を計算して権利や主張など、条件をつける人は残念!

2016年9月9日金曜日

急がば回れ。

営業会議ではない作戦会議。「愛顔の食卓の売上向上は、いかにして実現できるか!」に対して当事者の私から「企業や団体へのギフトセットを売り込めば大口顧客を確保できるのでは?」に対し、ブブッー!と【ダメ出し】をいただく(笑)。
なぜなら「企業の場合、先ずお得意さんを優先するので、お得意さんを差し置いて、愛媛の逸品を選ぶことはない。しかし、法人ではなく個人(社員など)は買うでしょう」とのこと。真剣な議論が嬉しい!

では「どうやって売上を向上させるか?そのためには、愛顔の食卓を運営するココ大の強みは何かを考えましょう」とファシリテーターの前田教授。これまでの実績や蓄積してきたノウハウなどから考えると【やはり"授業"だよね】という結論になる。(んっ!?授業が売上向上に繋がる?)と思われる方もいると思いますが、「商品を活用した授業=愛顔の食卓版授業」を通し、商品価値や生産者の想いを届けることが、売上向上へ遠いように見えるが確実な近道と結論。

と、いうことで早速、生産者を交えた授業を始めます。9月25日(日)11:00から、あすもさん(宇和島市)を迎えて【あすもは元気もん】、13:30からオダメイドさん(内子町)を迎えて【オダメイドはオーダーメイド】授業です。これらの授業は「試食付き」で500円です。ご参加いただき、商品力向上にご協力ください。いただいた意見を基に実践!

2016年9月8日木曜日

みかんジュース営業開始!

昨日の愛媛県小田町から700km、午後7時の渋谷に到着。すごい人ごみで路地に入っても、小田町はもちろん松山よりも人も多いし店も多い(笑)。歌っている人、抱きあってる人、喫煙所でたむろしてる人、スマホ歩きしてる人、呼び込みしている人。人々が消耗を競い合ってる雰囲気に(居場所はココじゃないな)と思い宿へ急ぐ。

「温州みかんジュース」と「伊予柑ジュース」を持ってきました(重い!)。自分でできることから始めようと、みかんジュースに興味ある方へ渡しています。それで取引が始まるわけではないけど、驚いて欲しいんです。味の振れ幅が大きい温州みかんと伊予柑を選んだのはそのため。「砂糖入ってるんですか?」と尋ねられたけど「いいえ、全く入っていません!100%絞りです」とハッキリ言える心地よさ(笑)。

私はお酒が飲めないから、ストレートでゴクゴクいくけど「もったいないから、焼酎と割って飲みたいですね」「凍らせてみたい」などの意見をいただく。確かにね!夏は終わってしまったけど、この100%ジュースを凍らせてシャーベットやかき氷にしたらどうなるんだろう?シャリシャリに焼酎いれてチューハイにしたら美味しそう。一人、営業営業!

鍵は連携!

写真は渡部さん(地域おこし協力隊)から拝借!
4つの道の駅「小田の郷せせらぎ(内子町)」「森の三角ぼうし(鬼北町)」「よしうみいきいき館(今治市)」「天空の郷さんさん(久万高原町)」について一気に質問できる機会が貴重だった地域活動ステップアップ大作戦。
テーマの「人口交流と6次産業化」について、話題づくりや地域との連携は上々でも「滞留時間増は課題」だったりと、赤裸々な発言に感謝。課題を改善し道の駅が更に充実するには単体では難しいこともあるので「連携」は必須と感じたり。

60名以上の参加者の多くが興味を持ったのが「オダメイド」の取組。その立役者は納堂さん、地域おこし協力隊として約2年前に内子町へ赴任。廃墟同然だった倉庫を片付け「ビヤガーデン」をしたり、使われていなかった加工場を活用しアイスなどを作ったり。オダメイドアイスは人気で「愛顔の食卓」でも取扱わせていただき、先日、追加発注しました。

「道の駅として今後も注目したいモノは何ですか?」と参加者。「アイスです」と納堂さん。「うちもアイスです」と松本さん(森の三角ぼうし)。「鯛です」と白石さん(いきいき館)。「柚子です」と、福田さん。そして「みかんジュースです」と私。私は皆さんを引き立てる「大根のつま」役で登場でした。愛顔の食卓も道の駅との連携強化だ!

2016年9月7日水曜日

ターゲットは誰か?

「お宅らはJAの関係者じゃないんだ!」と来店者。えぇ、JAに友人はいますが、JA職員ではありません(笑)。スタッフからは「アイスクリームを買って休憩スペースで涼んで帰るお客様もいました」とあれば、「お迎え帰りの親子がアイスクリームを同じく休憩スペースでくつろぐこと既に複数回」と報告も受け、昨日は「今週末に友人7人が来松するので手土産を7セット作りたい」とありました。

ターゲットは誰か?この事業を始める際も設定しました。ただ、前回の経験から年齢や収入、家族構成など一般的な「ターゲット設定」ではなく、「手土産を欲しいと思う人の心理」「逸品が必要とされるシーン」「土産を持たせたいシーン」など、年齢ではなく「求められるシーン」を複数設定しています。たどり着いたのは「不易流行(変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと)」。

商品は毎月変わっていきますが、変わらないのは感謝の気持ちであったり、相手を想う気持ちであったりと。すると、ターゲットが異なるのだから従来のマーケティングとは異なるでしょう。全ては来店者とのささいな会話。「自分にご褒美」「これから友人宅へ」など、現場に求められるシーンは溢れている!

2016年9月6日火曜日

苦労話を教えてください。

「オープンまでの苦労話を教えてください」と記者さん。「3つありました。一つ目はオープン日が決まらなかったこと」。調査、解体、施工、内装、美装などの工期が長引き、開店1週間前でも工事中で、引渡しがオープン4日前、商品納入が3日前、レジ練習が2日前からと「薄氷を履むが如し」だったのは秘密です(笑)

「二つ目は商品がない!?と慌てたこと」。取り扱い商品は季節性が高く、少量少数な品のため「12月になったら商品が揃う」「春まで待って!」など、最初は思うように商品が集まりませんでしたが、現在35事業者が参加し、数者と取引準備中、いづれ50事業者まで増えそうです。

「三つ目はお金が回るのか?心配だったこと」。事務所移転、えひめリソースセンター移転、全面リフォーム敢行など、総力戦で挑んでいます。そして、融資まで受けようとしています。幸いなことに金融機関も全面的に応援してくださるとのことで助言を受けながら作戦を立てています。
また、苦労話ではないけど「一緒に働きたいスタッフが集まるかどうか?」という不安はありました。しかし、そんな心配をよそに良き縁がありました(3名のうち1名は約1年前に、もう1名は約3カ月前に愛媛県へ移住した方、面白い!)

2016年9月5日月曜日

スケールアップ、スケールアウト。

痛恨のミス!スタッフに指摘していたのに自分ができていなかった!謝ると「問題ありません、大丈夫ですよ」と返答、なんて優しいんだ。そして、印刷会社から届いた大型ポスターを見て愕然!印刷色が異なり慌てて問い合わせると印刷会社のミスと判明、ご対応いただき一件落着。毎日、色々なことが起きますが、「その時の対応」は人としての資質が反映されやすい。指摘だけだったら誰でも言える。

「スケールアップ」と「スケールアウト」。例えるなら私の体重増加はスケールアップ、ココ大のエッセンスが他に展開されるとスケールアウト(笑)。スケールアウトのように見えて実はスケールアップがフランチャイズ。「スケールアップ」も「スケールアウト」も上手にいけば素晴らしいけど、地域づくりは「スケールアウト」が求められている。

「愛知サマーサミナー」のエッセンスを「シブヤ大学」が発展させ、ノウハウ移転で札幌オオドオリ大学、京都カラスマ大学、福岡テンジン大学、琉球ニライ大学へと広がり、ココ大も参考(友人達ですが提携はありません。)にさせていただき、それを徳島眉山大学が展開している。スケールアウトのポイントは「コピーではなく、地域密着のオリジナリティ」。コピーでは失敗します。