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2024年10月31日木曜日

もう止められない。


何かを始めるには、キッカケがあったことが多く、実写撮影をしていた監督がコロナ禍になり、実写撮影ができなくなったのをキッカケに少人数でできるアニメ制作を始め、始めるならトレンドの生成AIを活用しようと始めたのが2020年。

ただ、生成AIで全編制作はできず、モーションキャプチャーで撮影、CGを加えて、生成AIは表情のディティールの品質向上に活用。
手持ちのiPadをVRカメラに見立てたり、絵コンテは不要だったりと利点が多かったと紹介。

5人で8ヶ月間かけて作った映像と紹介されたけど、これまでだったら1年以上かかる映像とのことで、生成AIを活用することで1日かかったことが2時間、1週間かかったことが2日でできるようになった進化に、ただただビックリ。

話題はフィルム・コミッションに関係なかったので、「ロケに行かなくとも代替えになる」的な内容もあったけど、代替えはならずとも組み合わせることで臨場感の向上や世界観の緻密さは現実世界よりも迫力あると思う。

まとめとして、生成AIは目的ではなく生産性や品質向上を手伝う手段の一つなので打算的には使えること。

また生成AIには欲求や感情、意図は伝わらないので、そこは「演出力」が問われること(生成AIは演出の意味を理解できない)。

生成AIによって新しいストーリーテリングは生まれるかは、数年後、生まれた時から生成AIと共に成長した子どもたちが生成AIをアイデンティティ(自我同一性)と認識した時に起こる・・・に(孫世代はSFだ・・・)と思った瞬間。

他人から教えてもらう日本の良さ。


TIFF(東京国際映画祭)が10月28日から始まり、TIFFに併催TIFFCOM(コンテンツマーケット)が10月30日からスタート。

50カ国以上の国と地域から、IP(知的財産)/リメイク権、書籍の映像化権、共同制作、ローカライズ、資金調達/出資、ロケ地探し、企画相談などを目的にプロデューサー、監督、利権者、様々な事業者が集まり、セラー(売り手)になったり、バイヤー(買い手)になったり。

フィルム・コミッションは各国から訪れる作品の企画、ロケ地探しの作品を相手に相談業務。
日本も撮影誘致の優遇措置(インセンティブ)を始めた(最大10億円!)ので、一気に世界と渡り合えるようになったね!と海外の大手制作関係者。

ホント、海外の映画映像制作関係者は日本に興味があり、それも東京や京都、北海道だけでなく、名刺を渡すと(住所が東銀座なので)「ノボルは普段、東京にいるのかい?」「いや、違うんだ。実は愛媛県/SHIKOKU_Iland、瀬戸内海(Seto_Inland_Sea)に住んでいるんだ。」と伝えると「クールだ!行ってみたい!」という感じ。

18時30分、レセプションに参加。招待券を持つ人だけが参加できるのだけど、この人数。
夕食時間とも相まって、私を含めて食事をしながら談笑。
「ほんと、日本って食事がおいしい!ってコレはナニ?」「うーん、よく分からない・・・」「ナンダロウ?でも、美味しいそう!」と、前で料理を選んでいた人との何気ない会話。

他人から教えてもらう日本の良さ。

2024年10月30日水曜日

まさに“エール”ラボ。


思う所があり、今の職を辞めて未来の活動をする人。初対面。
結果として“辞めた”と簡潔に書けるけど、その決断に至るまではイケイケだったり、思い止まったり、でも気持ちを奮い立たせたり、現実に不安や可能性を感じたり・・・と熟考したのは間違いなくエールラボえひめに辿り着く。

とは言え、その決断には拍手だけど、人生は翌日も翌々日も続き、これからどう生きていくか?となる。

日常生活の他に「何で生きていくか?」は辞めるという決断に至った動機や背景、目的を活動に変換しなければならず、活動に必要なのは「仲間、お金、場所」と、基礎基本から紹介。

何をするにもお金はは大切だけど、最初はお金をかけなくても活動自体はできる。
手取り早いのは自身が始めたい活動に似ている活動に関わってみること。するとイメージ通りだったこと、イメージと違ったこと、イメージしてなかったことなどが分かる。

相談者の多くが「活動資金の調達」を心配されるけど、法人格でなくとも助成金などはあるので、「お金がなければ絶対活動できない」ではない。

最も大切なのは「仲間」で、仲間はお金では集まらず共感で集まる。
また共感はアウトプット(手段)ではなくアウトカム(創出する価値)で感じるものなので時間がかかったり、手間がかかったり。

「仲間はいますか?」
「えぇ、友人に相談してます。もしかしたら泉谷さん、ご存知かも?」
「えっ?」
「〇〇さんです。」
「えっ!」となり、もしかしたらではなく、相談相手は10年以上前から友人だった件。

2024年10月29日火曜日

初登場7位は快挙!


10月25日から10月27日までの邦画興行収入ランキングが発表される。
第1位は初登場「里見八犬伝」。第2位は「室井慎次敗れざる者」。第3位は「劇場版アクマゲーム」。第4位は「ラストマイル」。第5位は「侍タイムスリッパー」。第6位は「ゼンブ・オブ・トーキョー」。第7位は「がんばっていきまっしょい」と続く。

3日間の興行収入は3,000万円-4,000万円という感じか。
今週がポイント。10位以内に入っていれば5,000万円-6,000万円/週、累計1億円に届くかどうか。
松山(愛媛)の興行収入はどうなんだろう?アニメはリピート鑑賞(応援鑑賞)が鍵!

週刊金曜日を立ち読み。敷村良子さんと雨宮天さんの「悦ネェ対談」という企画。
「スポーツものだけどスポ魂ものじゃない」と言う“くだり”があり、(確かにね・・・)となる。
ボート競技を通して誰もが通る“言葉に言い表せない漠然とした感情”を物語にしてるから共感を得ているは個人的感想。

で、悦ネェは敷村さん自身と思い込んでたら、キャラのオリジナルは先輩だったのね。そのキャラへ敷村さんの性格を投影(陰キャラなど)しているとのことで、へぇーとなる。

週刊ココ大ラジオで紹介し、先日はNHK松山の「ひめゴジ!」で紹介、最後は11月3日(日)18時から2時間の南海放送ラジオ「中四国ライブネット」。
フィルム・コミッションとしての見どころをえひめFC事務局の須賀さんと紹介予定。

愛媛映画が久しぶりの全国ランキング(邦画)7位は快挙!

2024年10月28日月曜日

たかが一票、されど一票。


衆議院選挙は各地で締切後に即日開票、愛媛県でも選出、選任されてこれからの活躍を期待したい所。私は期日前投票で投票済でした。

投票率が53.84%(前回は55.93%)と低かったのは、政治への不信任、有権者の無関心など色々あるけど、現状を変えられるかどうかは“投票しなければ何も始まらない”ので、投票しなかった人には残念感がいっぱい。

たかが一票、されど一票。

愛媛の話ではなく東京の話。
大空幸星(おおぞらこうき)くんは我が子の幼馴染で26歳。
NPO法人「あなたのいばしょ」の元理事長として孤独や孤立を感じる同世代達を支援していて愛媛でも講演会があったり。
そんな幸星くんが自民党から出馬し、東京15区の小選挙区では落選したものの、比例で復活当選した。

我が子から幸星くんが政治家を目指すと聞いて、幸星くん世代(20代)の国会議員って(色々な理由があると思うけど)いないと初めて知る。

若いから色々と詮索されたり、勝手なイメージをつけられたりなどあるけど、若い政治家にはこれまでの良い所は続け、良くない所は改善して欲しいが願い。

そして、この機会に若い人が政治に興味を持ち、自分たちごと化してくれたら・・・が願い。
じゃないと、どう考えても日本はジリ貧だから。

幼稚園から知ってるからね・・・感慨深い。

8倍、100人超の申込み。


11月6日(水)にIYO夢みらい館で行う【晩秋に本とスパークリングワインの夕べ】授業は、先着順の申込を行ったところ、早々に定員に達して申込終了。

初夏編でも告知していたのでリピーターのほか、初参加の方もいて良い塩梅。
どんな新しい本と出会えるか楽しみ!

そして、11月9日(土)から10日(日)にかけて行う【図書館に泊まる。】授業は、多くの方に響いたのか、申込数が募集の8倍、100人超という数年ぶりの盛況ぶり。

この授業は、募集が定員を上回ると予想していたので抽選を事前に告知していたけど、100人超は想像しておらず、驚くとともに申し訳なさも感じたり・・・。

と、言うのも当選人数よりも落選人数のほうが数倍も多いのは、申込む立場からすれば(もっと定員数を増やせばいいのに)と思われるかもしれないし、どうにかならないの?と思われたかもしれない。

運営上・・・としか言えないけど、こんなにも人気であるならば、年に1回ではなく2回など、ニーズに応えた方がいいのかもしれない。

そもそも、【図書館に泊まる。】はオーバーナイトで図書館を楽しむという面と、災害時の避難場所として慣れておくという面があり、多くの人に知って&参加していただいて損のない内容。

それにしても、申込数が募集の8倍、100人超の授業を企画できたのは、ワクワクを提供できた証拠としてメモ。
参加者には、大いに学んで本を読みながら寝落ちしてもらおうと思ったり。

2024年10月27日日曜日

孤独な休日。


東京宅へ来ても家族は不在(妻は海外へ出張、長女、長男、次男はそれぞれ暮らしている)。
松山での単身暮らしと全く変わらない!変わっているのは窓からの眺めと周辺の生活音。

一人の夕食を済ませ、TVをつけてもピンとこず、TVで配信作品(往年の名パロディ映画「スペースボール/1987」)を見て故ジョン・キャンディを偲び、眠気に襲われ布団を敷いて就寝。

朝は(松山では絶対にしない)湯を沸かしてコーヒーを淹れ、冷蔵庫にあった素材で適当に朝食を作る。

観葉植物を陽に当てるためにベランダへ出し、掃除&洗濯して、PC作業をしながらTVをつけるとワールドシリーズの初戦、LAドジャーズが負けていたので(初戦はNYヤンキースの勝利か・・・)と思いTVを消してPC作業に戻り、多めに作っておいた淹れたコーヒーを飲み干す。

その後はテーブルにあった本「自分で”始めた”女たち(さまざな分野で活躍する112人の女性へのインタビュー)」と言う本を読みながら(さっきのコーヒーを残しておけば良かった)と、新しいコーヒーを淹れて読書を続ける。カッコいい女性の生き方に刺激を受ける。

まっ、こんな一人があってもいいかも・・・と、冷蔵庫内をゴソゴソ探し、チョコなどスイーツを見つけて、一人達成感&満足感を得る。

何をするわけでもなくパソコンを開くとドジャースが延長の末、逆転サヨナラ満塁ホームランで勝利と知ったら腹が急に減り、また冷蔵庫を見るとニンジン、ジャガイモ、タマネギがあったので、カレーをつくり、昼も夜もカレーを食べる。松山では料理は一切しない。

10月は出張が多かったし、ここらで一息な休息日。
(こんな日があってもいいよね!)と、一歩も外に出ず、散歩もしなかった自分に甘い週末。

責任世代。


鬼北町から戻ったら、今度はジャパンFCの事務所(東銀座)に移動して作業。
全国各地の仲間とオンライン意見交換会で互いの生存確認(笑)。今回は約40人が参加。

終了後、昼食に店を探しに出るも、人の多さ(周辺のビジネスパーソン、海外からの外国人が本当に多い)にコンビニに切り替えて、おにぎりを手に持ち、精算の列に並んでいると、果物が売っていて、よく見たら「有田みかん」と「宇和みかん」が並んでいたので、事務所の皆んなに話題として「宇和みかん」を購入(税込646円)。愛媛県人ですから。
8個入りだったから1個80円ほどの早生(わせ)温州みかん。

事務所で温州みかんを配り、(そうだ!先日の釜山でAFCNetへの永年の功績が表彰されたトロフィーをもらったな!)と並べて撮影。
たまたま、私の理事長在任中に20周年を迎えれたのは、前理事長のマコさん、初代理事長の寺脇さんに感謝。

こういう記念品をいただくと、着実に確実に歩んでいるように見えるけど、うまく行っているコトもあれば乗り越えないといけないコトもあって振り返りと今後を考える機会になる。

国内なら加盟する会員へのサービスの充実だし、国外なら海外作品の撮影誘致だし、業界的には人材育成や撮影環境向上など、終わりの見えない課題。

昼食が終われば、今度は普段のジャパンFCを守り・攻めてくれている事務局との打合せ。
全ての用務が終わり、丸の内線、京王線に乗って最寄駅に着いたら18時、辺りは真っ暗。
東京の日没は愛媛より早い。

2024年10月26日土曜日

Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.


「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見ると喜劇だ。(“Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.”)」
と、残したのは喜劇王チャールズ・チャップリン。

「人生訓は何ですか?」的な話になると、必ず引き合いに出す言葉で座右の銘?と同じ?
「人生は凹凸」「振り返れば笑い話」も同意語な感じ。

目の前で起きたコトは“大きな点“と思うけど、遠く(≒時間が経ったり、意識を変わると)から見ると、人生において“小さな点”でしかなかったり。

目の前で大失敗をしたり、冷や汗をかいたり、絶望感を味わったり色々としたけど、今は笑話として紹介しているのだから「死ぬこと以外かすり傷」は編集者、箕輪氏の言葉(かすり傷も痛いけど)。

鬼北町に行くと(用事がなくとも)必ず訪れるサムコッペさん。
相変わらず笑顔でウェルカムしてくれる。

だけど「そう!大切なお話が・・・」とあり「ナニ?どうしたの?」となると、サムコッペさんで出していた“こはく製菓”のケーキ販売が10/26で終了とのこと。

「えっー!」となるも社会情勢や経済事情で暗中模索五里霧中な世の中。影響は避けられないと。それにより店長のノンさんも一区切りの予定。

サムコッペさんだけでなく、遠く感じていた物価高、働き方改善、人口減少などが都会から地方にもジワリとやってきて色々な影を落とす。

しばらくは苦しかったり、悶えてしまうけど、「ピンチはチャンス」と、いつか笑えますように!と言う言葉もある。

お約束の写真を撮った時に(色々あるけど)悲壮感を感じなかった件。

付加価値について。


消費者として弁当が一つ400円、500円という価格は懐にも優しくとてもありがたい。
だけど同時に(こんなに安くて大丈夫なの?)とも思い(企業努力の賜物なの?それともヤバい素材を使ってるの?)と勘ぐってしまうのも消費者。
だって350円のカツ丼って、前日の惣菜を活用しているとは言え、4ドルでお釣りくるって、外国人が驚くのも無理はない。

閑話休題。鬼北町で「アイアムブー」という屋号で、家族で養豚業を営んでいる古用(ふるもち)サンを招いての「みんなで作戦会議」な鬼北にぎわい塾。
前回は「常行菓子舗」をお祖父さまから事業継承した黒河さん。

その養豚業を背景に「弁当屋」を一人で始めた古用さん。
「ヒレカツ弁当」を武器に生姜焼き弁当、オムレツ弁当などリクエストに応じてるうちに、毎日注文がはいるようになったものの、価格は500円/個!という値段設定に「そのままではジリ貧になるよ。」とアドバイス。
みんなで「値上げしても〇〇だったら買う!」という〇〇という付加価値を考える。

量を増やしたらいい、おかずの種類を増やしたらいい、地元密着にしたらいい・・・、味噌汁を付けたらいいなど、色々と出る中で、個人的には(他店に真似されないオンリーワンを目指すなら・・・)とめぐらしていたら、今回は参加者だった黒河さん(常行菓子舗)から「配達時に安否確認をする見守り付き弁当」というアイデアが出て、素晴らしい!となる。

一人暮らし老人もいる地域において、“ついで”はコストもかからず、かつ新たな価値を生む可能性があるという話。

仮に弁当は500円から600円にして、見守りが月額1000円/人だったら、いけるかも!となる。

2024年10月25日金曜日

気づきを与えられる。


ココ大のお問い合わせメールには、毎日数件が届くのだけど、「授業などの問合せ」「撮影などの問合せ」「講師などの問合せ」「営業/DM」が多い。

で、時々届くのが「その他問合せ」。
今回は、某大企業からココ大について取材したいとのことで(なんで?どうして?)となるも、“そこ”は深く考えず、興味関心を持ってもらったことに感謝して、オンライン取材を受ける。

てっきり取材は大企業の方とライターとの2対1と思ったら先方は画面上に6名も並び恐縮、ココ大からは私一人。
見ず知らずの方にココ大について話すと、自分自身の振り返りにもなって良かったという件。

やはり、「コロナ前とコロナ後」では大きく変わり、授業形態などが変わったことを“言語化”できたのは収穫だった。現在のココ大はコラボ授業しかしていない。

現状(≒成果)だけを話すと、“それっぽく”受け止められるけど、当人にはそんな意識は全くなく、2011年の開校以来、多くの人に興味関心をもって参加や理解、協力をいただいていて、700回を超えた授業や2200人の市民学生は結果であって発信する際の話題の一つ。

「変換という言葉を使われていたことが印象的でした。」とは先方の一人。
ココ大の授業は市民先生が教えたいことではなく、市民学生が知りたいことを教えるのが基本なので、そこでは変換が求められていて、市民大学でなくとも事業にとってはプロダクトアウト的な発想なのか?マーケットイン的な発想なのか?ということ。

久しぶりに振り返ることができたけど、やはりフィルム・コミッションあってのココ大だとも再認識。

そこへ、新たな「その他問合せ」が届き、今度は「10年ぶりですね!」という内容!

がんばっていきまっしょい、アニメ版聖地めぐり(3)


三津の渡しは、対岸まで約80mの無料渡し船(市営なので)。
現在の渡し船は“しっかり”した船だったけど、以前は船が薄いというか低く、手を伸ばしたら水面に触れそうだった記憶(間違えていたらゴメンなさい。)
そして他の船が走る影響で、波を受けて揺れる様子に(アトラクションだ!)と0円アクティビティと思った過去。

ちなみに「
三津の渡し(三津側)」は「ディストラクション・ベイビーズ」のロケ地でもある。
渡船を降りて左へ行くと水路沿いを歩いて三津駅へ。
その途中にドラマ版「がんばっていきまっしょい」で悦子(鈴木杏)と浩之(錦戸亮)が夜に会話するシーンを撮った思い出。

渡船を降りて右へ行き、二つ目の角を左に曲がり進むと、路地の一角に旧鈴木邸がある。
旧鈴木邸を買取った岡崎さんが経営しているカフェ。そして、この岡崎さんがつくる“おはぎ”がとても美味しく、この味を求めて来る人も(岡崎さんも三津の方に教えてもらったとのこと)。本当に美味しかった!

この周辺には田中戸さん、N's Kitchen & laboさんなど、散策にピッタリな店が多いので楽しめる。

そして、三津浜商店街に出ると、ココはその昔(当時は屋根があった)「二十世紀少年」
「恋は光」のロケ候補地、その他撮影の候補地として何度も監督や制作担当者が訪れたけど、諸事情でやむなくNGになった過去。

商店街を東へ歩き続けると、伊予鉄道「三津駅」が見えてゴール。
梅津寺駅から港山駅、三津駅まで途中、ソフトタイムで三津浜焼き、三嶋神社などにより、三津浜商店街でスイーツなどを食べるロケ地めぐりだと約3時間と言う感じ。

作品数はこぼれ話も入れると6作品(がんばっていきまっしょい/ドラマ版・アニメ版、東京ラブ・ストーリー、坂の上の雲、ディストラクションベイビーズ、二十世紀少年、恋は光)
色々思い出しす(涙)



2024年10月24日木曜日

松山市シルバー人材センターとのコラボ企画!


あぁ、もうそんな時期。
今夏に帆布の端材をどうしよう?と悩んでいて、選択肢は3つ(1.端材で何かを作る。2.端材をメルカリで売る。3.端材を創作素材として子ども達に提供する。)

3の子ども達へ創作素材として提供するのもいいけど、しっかりした帆布だったの子ども達が扱いにくと分かり却下。

端材で何かを作りたい・・・と思ったけど裁縫能力はゼロなので、誰かにお願いしなければならない。ランサーズなど請負サービスを探してもなく、そもそも「何を作ればいいのか?」がサッパリ分からず、クッションカバー?テイッシュケース?が精一杯の貧弱な妄想。

どこにも制作依頼できなければ最後はメルカリとも思っていた所、お世話になっているシルバー人材センターに最後の砦として相談してみたら担当者が乗ってくれる。
そして、イメージ図からサンプルまでセンターで作ってくれる(涙)

と、言っても用途のない端材なので必要個数、制作コストなどは必要最低限に抑えなければならず、リクエストを全て伝えた打ち合わせ。
中途半端なモノを作ると捨てられてしまうから、理想と現実の見極め、落とし所って大変!

写真は「マルチカラー」が好みと伝えると、色見本/色配色まで用意してくださった(涙)。
きっと、素敵なモノができあがり、子ども達はオプショナルで“自分らしさ”も出せる仕様に。

早ければ冬休みのココ大付属学園、遅くとも春休みのココ大付属学園には登場予定。
子ども達が欲しい!というだけでなく、大人も「使いたい」と思えるモノ。
これも一種の商品開発!松山市シルバー人材センターとのコラボ企画!

がんばっていきまっしょい、アニメ版聖地めぐり(2)


県道19号、伊予鉄道港山駅に到着。
その港山駅の横(目の前)にあるのが「喫茶・お好み焼きソフトタイム」。
初めて入ったのはドラマ版撮影時(2005)の記憶。あれから19年、設定では「三津東高校」とライバル校の「港山高校」の両校が利用している店。

映画版では「ふる里(ふる里)」、ドラマ版では「メルボルン(旧北条市)」、そしてアニメ版では「ソフトタイム」。お好み焼き三部作とでも言おうか。
席は奥、窓際に多く鎮座しているフクロウの置物まで描写されてる!

ソフトタイムでは「三津浜焼き(肉そば入り)」をいただきながら(皆んな、フーフー言いながら食べたんだろうな・・・)と想像しつつ完食。
マヨネーズと七味唐辛子を混ぜながらいただいた様子は「あんな」「こんな」で書いてる。
撮影へのご協力に改めて感謝!
ちなみに、ソフトタイムでは店内外にポスターが掲示してある。

次は「三津の渡し」へ。
ソフトタイムから数分で到着する距離だけど、その間には「港山城跡」があるので、上がると三津の街並み/港街を見ることができる。

また、三嶋神社もあるから階段をあがり、手水をして、お賽銭をして、振り向いても三津の街並みは見える。三嶋神社の方が位置的条件から水路のヌケがいいかな。

「三津の渡し」に立つと、向こう岸にいる船が自動的にやってくるのはスゴい!(正確に言うと船員さんが気づいてくれる)。

対岸まで約80m、市営なので無料のアトラクションと思うとテンションがあがる!
自転車を船に乗せるシーンは映画版に登場。アニメ版では悦子と姫が乗る。

渡し船がやってきた!


2024年10月23日水曜日

全力PR。

岸本さんが持つクリアファイルは、限定販売の一六タルトを買うともらえる。

FM愛媛で収録した翌日は、隔月レギュラーの「ひめゴジ!」へ。
今回は10/25に劇場公開を控える「がんばっていきまっしょい」のアニメ版の紹介。

原作(本)から、実写映画化され、連続ドラマ化され、アニメ映画化された「がんばっていきまっしょい」は、私たちが通ってきた普遍的なテーマを扱っているからこそ、映画やドラマ、アニメと手法を変えても“新作”として扱うことができる!が、言いたかったこと。

「次は舞台化、漫画家かもね!」と、収録後に冗談混じりで言ったけど、坊っちゃん劇場があるし、舞台化されても驚かない、と言うか違和感ない。何の根拠もナシに勝手に言ってます。
個人的には最後が地方大会と言うのがミソで、地域から離れない話が身近に感じるポイントと思ってる。

「見どころは?」という岸本さんの質問に、普通なら物語やキャラの紹介するところだけど、公開前だしネタバレが怖かったので、そこは触れずに「描写に注目してほしい」と喋り、具体的には劇中に描かれているポスターや商品名などをよ〜く見ると、小ネタを見つけることができる。
あと、制作の松竹から民謡について照会があった時(なんで、そんなことを尋ねるのだろう?)と思っていたら(あぁ、ココで必要だったのね)と合点した小ネタもアリ。

本番中、最後の30秒間で「何を話しましょうか?」と岸本さんが尋ねてきたので、ドラマ版「がんばっていきまっしょい」で体育の先生役として出演(第一話、第五話)したことを、ぶっ込むと、隣部屋の関係者まで「(ドラマに)出演されてたんですね!」がハイライト!

がんばっていきまっしょい、アニメ版聖地めぐり(1)


フィルム・コミッション的に言えば「三津エリア」は「がんばっていきまっしょい」の聖地中の聖地。
ドラマ版でも悦子の家は三津だったし、錦戸さんとの絡みもあった記憶。

梅津寺駅で降りて、先ずは「東京ラブストーリー(1991/フジテレビ)」の名残である「ハンカチ結び」にご挨拶。
放送から33年も経っているのに、今でも結んでいる人がいるって、二世代?それとも新規ということ?名作の影響はスゴい。

みきゃんパークを横目に県道9号を港山駅方面へ歩く(このシーンもキチンと描写されてる)。
この時、歴史にも興味あるなら同じ梅津寺にある秋山好古・真之兄弟像(坂の上の雲/2009-2011)を訪れてもいいと思う。

県道19号を歩いていると、「高浜公民館」の目印があるので右手に折れて小道に入ると、細道の向こうに梅津寺海岸が見える。

電車の踏切があるので気をつけて渡る。左手にブエナビスタが見えて、梅津寺海岸に到着。
波打ち際まで行き、振り返ると描かれていた風景が広がる。

15分ごとに伊予鉄道のオレンジ色が、ブエナビスタの白、自然の緑、空の青と重なって映えるからシャッターチャンス。

個人的には「ブルーエンジェル(撮影で使わせてもらったリゾートマンション)」まで描写された再現力に感激。

海を見ながら悦子たちがボートを漕いでいたことを想像して、また県道19号に戻る。
高浜公民館前以外にも、もう一つ踏切があった記憶があり、そちらも雰囲気がいい。

県道19号に出ると左に大きく曲がるカーブの先に「ソフトタイム」が見えてきた!



2024年10月22日火曜日

わいわい収録現場!


8月、9月とスケジュールが合わず、ピンチヒッターを安形さんにお願いしていた毎月最終金曜日17:55から放送のFM愛媛「エールラボえひめ」収録に復帰!
放送では安形さんへのお礼をキチンと伝える(でないとリスナーが???になるから)

今回はライブイベントなどの情報をDXの力でより、効率的に発信することで運営側の負担を軽減し、知りたい側の利便性を高めるサービスを考えている奥村さんのアイデアを紹介。

番組は5分(オープニングとエンディングを加味すると4分ほど)なので、伝えられることが限られる。

毎回、原稿を用意してくださるのは事務局と愛媛県。私は原稿を読むだけ。
だから読み間違えないよう、聞きやすさを考慮した適切な速さを意識して収録は終了。

早速、その場で編集が始まり待つこと数分。「40秒長いですね・・・。」とディレクター。
この40秒、無意識だと、あっという間だけど原稿の40秒って数行分。
さて、どうやって削ろうか?となり、状況によっては収録のし直し・・・もある中で、一行ずつ削ってゆく。

南海放送のココ大ラジオ(毎週日曜日17:40から)で覚えたテクニックに、一文(センテンス)を短く、端的にいうこと。
そうすることで、このような編集時に一文ずつ削れる。プレゼンテーションとも同じ技法。

で、4行ほど削り、全体を聞くと尺に収まった!
でも、私が復帰したことなど本編とは直接関係ない一文(20秒ほど)を残してしまい、ゴメンなさい。

そんな放送は10月25日(金)17:55からFM愛媛にて!

リビングを持ち出そう。


地震や豪雨などの災害が起きるたびに避難生活を強いられるけど、日本の場合、一時的にせよ安心して過ごせない避難生活に(何だかな・・・)とニュースを見るたびに思っていた所に、8月8日に起きた地震。

その時から避難生活について、リアルに体験できる機会を模索していて、万が一、子供達を預かっている時に・・・と思ったら、例え大きなテントでも設営に時間がかかるのはNG、すると数秒で開くポップアップ型がいいと思うも1人-3人用が主流。

ワンタッチテントと言うのもあったけど、これは重い。手軽じゃないから扱いにくい。と利用者目線のワガママで月日は流れていたら。

ついに「リビングを持ち出そう!」とうたっていたテント【ポップアップリビング】を発見!
聞いたことがある有名メーカではなく、このテントが世に出す1号という福岡の新興メーカーだけど、探せばあるんだな・・・が教訓。

アパートに届いたポップアップリビングを展開しようと下準備(高さが2mもあるので、電球を外したり襖を開けたりなど)して、オープン!と手を離した瞬間にボムッ!、6畳間いっぱい(少しはみ出た)に広がった。ドラゴンボールのカプセルハウスみたい!

広がる勢いは「2m以上離れてください。」と注意書きがあったほど。広さは20平方メートル以上って、ビジネスホテル並み。

6面のメッシュは開放的で、フレームもしっかりしていて気に入った!ちなみに入り口は2箇所。

で、肝心の片付け(設営は簡単でも片付けが面倒な品が多々あるのを知っている)はと言うと、初めてでも3分ほどで畳めたから慣れたらもっと早いと思う。

屋外デビューは、ココ大付属学園!?

2024年10月21日月曜日

九州縦断編終了。


柳川FC(柳川市)→くまもとFC(熊本県)→くまもとシティFO(熊本市)→宮崎FC(宮崎県)→鹿児島県観光戦略推進課(鹿児島市)→かごしまFO(鹿児島県)と、九州を上から下へ縦断した出張。佐賀県と大分県へ行けなかったのは心残りだけど、またの機会に。

「直接、お会いして話せて良かった!」は全てのFCからの感想で、私も同じ。
ジャパン・フィルムコミッションの理事長ではあるけれど、撮影支援を行う地方フィルム・コミッションの一人としては同じだから可能性も課題も同じ意識で話せるのは大きい。

全ての用務を終えて鹿児島空港へ移動し、SPの様子を見ながら荷物検査を通り、ラウンジで振返り。
鹿児島空港↔︎松山空港便は一日一往復しかなく、出発は18:50が使用機到着遅れと詫びのアナウンス。個人的には作業が続けられたのでOK!だったり(そんな時もあるさ。)

で、飛行機へはバス移動とのことでバスに乗ると、グルリと回って“ほぼ元の位置”に戻り、ざわついたバス内。なぜなら、バスに乗る際に見えていた目の前の飛行機が搭乗機だったから。
直線にしてわずか30m程度、0分もかからない距離だけど「歩いてはいけないルールですかね?」と、見知らぬ人との会話。コントのよう。

そして、飛行機は前方からではなく後方から乗るタイプで初。
荷物を棚に入れて席についたら「泉谷さん!?」と声をかけられて驚く。
隣席は偶然にもNHK松山放送局の宮本アナウンサーで、J2サッカー、愛媛FCの試合を放送してきたとのこと。以前、彼女が司会を務めた番組で一緒させてもらった。

最後まで話題に事欠かなかった出張。松山空港に到着したのは20時過ぎ、外は大雨だった・・・。

不審者扱い。

大型ビジョンに目がいってしまうのはご愛嬌。

鹿児島市は人口58人、松山市は49万人。10万人の差は街中のにぎわいかな・・・と言う感じ(偶然なのか?季節なのか?至る所で大小様々なイベントが行われてた)。

ジャズが聞こえたので行ってみると、無料のジャズコンサートが行われていて、サックス奏者とドラム奏者とコントラバス奏者は服装などの装いが全く違ったので、合奏セッションなのか?会釈をしたり相槌うったり、演奏が終わればお互いに笑ったりいい雰囲気!

(なんか得した!)と思いつつ、鹿児島中央駅に到着。空港バス行きの乗り場を訪ねようと広場を渡ろうとしたら、観光客や地元民じゃない人が多く、一帯の雰囲気が何か違う!

(あぁ、衆議院議員選挙か、立候補者の演説でもあるのかな?)と思ったら「どちらに行かれますか?」と誘導棒を持った警備員に声をかけられる。

「空港バスの乗り場を探してます。」と伝えると「こちらです。」と、誘導してくれる。
すると、いつの間にか黒スーツに白シャツ、ノーネクタイ、インカム&シーバーをつけた屈強な男性たち(=SP)が周りにいて、無言で道を開けてくれる。不審者扱い!?

「なんだかスゴい雰囲気ですね。」と警備員に言うと「石破総理大臣がくる。」とのことで全て合点。

そう言えば広場では荷物検査もしていて、総理大臣を狙った事件があったから、警戒体制は万全を期さないといけないんだろうなと。

その警戒態勢は鹿児島空港内でも続いていて、SP(岡田准一出演の映画を彷彿)がウロウロしていて、SPって手荷物検査場もスルーで往来できるのね。