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2017年10月8日日曜日

律するって大変!

那覇、コザ、今帰仁村と巡り、時に24時まで話し込んだ沖縄4日間が終了。超MIXなゴチャゴチャ感の中で自分なりに編集して「何を問うべきか?」というと「いかに自分を律するか?」に尽きる。
話し込んだ多くが40歳以上と同世代もあったせいか、生まれてから今までに無意識で培った価値観や生きてゆくための縛りに窮屈さを感じたり、諦めたり、奮起したり、でもそんな中で自分を見失わないようにしないといけない。

見失うと「場当たり的、近視的、刹那的」な意識で「自分さえよければいい」発想や行動になり、沖縄でもあった。周りのことを気にせず、自分中心で生きられたらと思うけど、つい(あ”ー!書類が終わってない、夕飯は何にしよう、○○に土産だ!)と周り(誰かを)を意識してしまうから、自分には無理だろうなと。【人は生まれながらにして弱い】という性弱説を信じる私。誘惑の中で人は生きてるのね。

じゃあ、どうやって欲にまみれず自分を律すればと考えると、自分に課せても甘えたり、緩んだりするので「こども達」という未来を担う人たちと思うんだけど、模範となるべき人たちが魑魅魍魎化したり、生ける屍化を見ると性弱説を信じる者としていづれ自分の姿かとおののいたり(笑)。でも、いつ自分が魑魅魍魎化、生ける屍になったか気づかないんだろうな。

2017年9月28日木曜日

大義がない。

気づいたり、感じたりしているのに「しない」「できていない」のはなぜだろう?「(地域に)やる気がないからです。」と、参加者からズバッ!と出て身もフタもなかったけど(汗)、取組みに立ちはだかるこれらの障害を乗り越えないと効果や成果は表れないと意見交換。
本当にお金はないのか?仲間はいないのか?時間はないのか?表層的に考えると「ないないづくし」だけど、一つ一つ精査すると「ある」と私。

お金だったら寄付も助成もあるし、仲間は募ればいいし、時間はやりくりすればいい。アイデアもみんなで考えれば出てくる。フム、すると「何が」立ちはだかっているのかと考えると【大義がない(なぜ?自分が関わらないといけないのか?)】が浮かび上がる。自分の経験や知識、技術、時間、お金を提供してまで取り組む理由がない=メリットがないのに関わるなんて「変わり者」と思われる。

そして【(周りから)変わり者と思われたくない】という意識につながる。でも課題に気づいているのに前後両隣が平穏に「何もないように」暮らしていても、前後両隣を含む地区が課題で衰退してしまったら元も子もない。奇妙な集団意識で(お隣さんが大丈夫ならウチも大丈夫)とか(ヒーローが現れ、課題をズバッ!と改善してくれるから大丈夫)というコトは絶対にないから!と、取組もうとする人たちを鼓舞する。

2017年9月22日金曜日

言えず。

「現状維持できているのに、どうして、わざわざ広げるのか?」「・・・・・」。国内市場で十分と思う方に海外は遠い話だし、現状で満足されている方に挑戦は面倒なことにしか映らない。そもそも「味」ではなく「量」を求める場合、産地や生産者のこと、物語なんて邪魔なだけ。何となく感じていた違和感の原因が分かったけど、自分ではどうしようもないので気持ちに無理やり蓋をする。どうりで普及しないわけだ!

キレイごとだけで稼げません。「理念で飯は喰ません!」と叫んで去った人を知っている、その通りです。でも誤解や批判を恐れずにいうと「そんな風に言う人ほど現状からの改善は意識していなく、組織に依存体質で、いかにも正論っぽいコトを吐く」ことが多い。未来志向でなくて目の前の「自分のことだけ」の残念な人。

スゴイ!と思わせる経営者や当事者は「いつも危機感」を持ってる。常に改善を意識して隙を埋めたり、他者との差別化でオンリーワンを目指して結果、ナンバーワンになっている。今の優位性は未来永劫なんてことはありえない(事業モデルは5年で陳腐化と言われる)ので、気づいた方がいいのに・・・と言いたいけど言えず。

2017年5月14日日曜日

制作者へ物申す!

3週間で3回あったので物申す!愛媛で撮影をしていただけるのは本当にありがたいこと。だけど①PV撮影。「集合時間30分前に撮影キャンセル、翌日に撮影変更依頼→既に翌日はその場所で別撮影が入っており撮影不可を告げると怒り出すので、撮影隊の都合で地域を振り回すのはやめてくれ!と一喝!プロデューサーが詫びる」

②バラエティ撮影。撮影前日夜にエキストラが急遽必要と連絡、通常なら対応しないけど知人経由だったから面目を保つために翌朝に友人を確保。何事もなく無事に撮影終了と思っていたら集合時間5分前に友人へ携帯電話で「撮影はナシ、来なくていい」と一方的に連絡、ガッカリの友人→FCに一切の連絡なし。

③ドラマ撮影。エキストラ出演をお願いしようとロケ地に連絡すると話が噛み合わなく(もしや!)と思い、撮影が行われることを知っていますか?と尋ねると「知らない!」と驚かれ、慌てて事情説明。周辺への配慮不足の最たる事例で制作者へ苦言を伝える。

制作者よ、こんなんでいいのか・・・。自分たちだけで撮影ができると勘違いしないでほしい。地域は撮影に合わせものスゴいエネルギーを使っている。その一方で先日の「リバース」の撮影担当者は完璧でした。なので全ての制作者がダメではなくて、担当者の質なのかな?自分たちで自分の首を締めてどうするの?って感じ。

2017年3月24日金曜日

これはマズイ!

「人のフリみて我が振りなおせ」とは本当にその通りで、立場が変わったり、視点が変わると(ギョギョ!)と己の立ち振る舞いを振返り心配になりますが、心底思わずにいられなかった出来事発生。ハン・ソロ(スターウォーズ)の名言に「I have a bad feeling about this.」がありますが、(!?)と、最初に感じた感覚(言えません!)は徐々に覚醒してゆくのでした。

どこを見て我が振りなおせか?というと「言ってることと、実行が全く合致しないコト」そして「最もらしい言い訳を言う」。たぶん、ご本人にそのつもりは全くないから、その場に居れると思うんだけど、それは言い方を変えれば「自分(達)ごと化」されていない表れ(他人事)でもあり、キチンと精査すれば(これ、マズイよね・・・)と思うはずのレベル。

そして「最もらしい言い訳」。意識せずに聞けば(その通り!)と思うけど、よくよく考えると(それは今、関係ないよね?)というテクニック、その手には何度も痛い目をあいましたので通じませぬ!。そう思う傍らで己の身で考えると少々不安がよぎり、自戒しなくちゃ!と意識のネジを巻きなおす。写真は愛媛県庁に実った「いよかん」、癒されます。

2017年3月17日金曜日

人のフリ見て。

参考になればと青山スクエア見学。全国各地の伝統工芸を展示販売しているので見ごたえ感あり。愛媛県からは【砥部焼と大洲和紙】の2点が選ばれていた。「曲げわっぱ」を見れば、内子手しごとの会に相談だ!と思い「和紙ひも」を見ては森田屋や水引組合が思い浮かび「鯛の箸置き」を見てはモナカを思い出したり(笑)。どれも細部までの細工が素晴らしく伝統と技術が詰まった「工芸品」を「鑑賞」。

しかし「鑑賞」から「購買(意欲)」まで進まなかったなー。価格か?とも思うけど、それよりも「どう使ったらいいか?のシーン提案」がないから「スゴい技術力の披露」で終わってしまった感あり。「竹製の虫かご」「漆の器」「錫製の動物置物」などは印象的だったんだけど、使用例や置き場所の提案があったらいいなと。「来店者よ、コチラに来なさい」な雰囲気。

価値が分かる人だけを対象にする販売もあるけど「来店者よ、ソチラへ行くぞ」的な発想があってもいいかも。で品々は自ら話すことも発することもできないから【鍵】は何かと考えると消費者と商品を繋ぐ「人(店員)」かなと。商品の背景や活用例は山ほどあるはずなので、それを多言語で紹介したらいいなと人のフリみて我がフリ直せ。外国人が来てたのにもったいなかったと店員気取り。

2016年11月29日火曜日

これは残念。

愛媛の宣伝者、フィルム・コミッションとしてもの申す!これは私的にはNGです!どうして「建てたい人の意向」で建てたのか?「訪問者の気持ち」は考慮されてないの?と思ってしまう。だって肝心の眼下に広がる美しい光景が石碑によって遮られているんです。この写真からも分かるように肝心の「見たい光景」が見えないってどういうこと?勝手に言わせていただくと、こういう石碑は後ろに建ててほしいな。

石碑は功績や記念の証にいいと思うけど、知らない功績や記念を目的に訪れる人はいないと思うので、集客を望む場所、イチオシの場所に設置を検討するなら訪問者のことも考慮していただけると嬉しい。100歩譲って石碑より眺望が望めるベンチなどを設置して、そのベンチに「○○記念」と刻んだ方がまだマシです。

「○○百景」「○○選定」「○○百選」など、選ばれた結果を価値としてウリにする取り組みが多いけど、訪れてみたら?と思う所も多い。あっ!集客とか観光地化を望まないなら全く問題ありませんよ。そして「そのポイントだけ(≒点)よくてもダメ」、そのポイントに行くには「道のり」や「経過」があるわけで、「ポイントへの道中」も重要ですぞ!頑張れ愛媛!

2016年10月27日木曜日

先ずは音声ガイドから。

「木蝋、生糸の取扱で儲けた豪商河内寅次郎さん宅」「ネズミ防止に栗のイガが天井に敷き詰められている」「針金でつくったねずみ返しがある」「経年の風味が考慮された壁紙」「質素の演出にわざと穴が空いている」「畳を外すと能舞台が現れる」「床下には音響装置として"壷"が敷いてある」「畳の目は細かく扱える職人がいない」「仕切りに障子と襖の両方が備えられている」「柱を極力減らすことで借景の美しさを演出」「石垣は、のずら積み、まるた積み、すえひろ積み、ながれ積み」「敷地内に敷き詰められた石は"臼"や"鳥居などの敷石"など、一般的には使われない石が多い」「飾り釘には大工の花押があり仕事の証明が」「石積みを工夫した天然の冷蔵庫がある」「灯篭には方角を表す干支が刻まれている」などなど。

国重要文化財、世界名建築100選、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン一つ星と、評価がものすごい【臥龍山荘】ですが、上記の多くが渡されたパンフレットには掲載されていません。外国人向けの「多言語パンフ」はありますが上記は記載されていません。

フランス人家族が訪れていました。日本人でも驚くエピソード満載の臥龍山荘をフランス人も同じように驚いたか?と問われればNonでしょう。訪問者数が少ないからではなく、実際に訪れている実態に(もったいない!)と思ったり。先ずは音声ガイドでしょう!

2016年10月24日月曜日

出る杭は、を理解する!

今年に入り「ずっと違和感」を感じていたコトに決着!「足を引っ張る」「出る杭は打たれる」など、事態打開、前進を試みる人や状態に対して「妨げ」となる言葉、態度、雰囲気を出す人がいるけど、【何をもって、足を引っ張ったり、出る杭を打っているのか?】に興味があり、自分を素材に腑に落ちるまで内省した。

答えは【もっともな正論で足を引っ張る、杭を打つ】。「創業を考えています→誰もしたことないから難しいよ」「加工品を作りたいのですが→生産者が手を広げて大丈夫?」「売上UP策を→世の中不景気だから失敗するよ」と、当事者は真剣なのに相手は「さも世論」を放つから、当事者はやる気を削がれる。で、問題は【その、さも世論は自分の経験ではなく、外の情報を組み合わせた正論】ということ。注意深く考えると単なる総論で、各論でない!

経験に基づいていないから状況や世相で右往左往する助言や意見。コンサルや相談員は、情報をパッチワークした「さも正論」な情報が「足を引っ張る、出る杭を打つ」ことを肝に命じた方がいい。「こんなコト」「あんなコト」が悶々と引っかかっていたけど、私的にはスッキリ、気持ちいい!

2016年10月17日月曜日

毒気を吐く。

「地域が魅力的なことをどう伝えられるでしょうか?」「あなた自身が魅力と思ってますか?自身が魅力と思うことを市民と一緒に行えば"追体験"できますよ!」「仕事が楽しいなんて信じられません、最初から楽しかったですか?」「最初から楽しいわけない!でも、勤め人を辞めて自分で選んだ道を進もうと決意した時に"どんな状況でも楽しむ"を掲げました」と、今年就職した若者からの相談に答える。でも、相談相手を間違ってなければいいけど。

聖人君子ではありません、テキトー野郎です。万能ではありません、偏りがあります。性善説ではなくて性弱説を信じています。隠すのが苦手ではなくて面倒だからオープンです。世界は変えられず、せいぜい半径3mが精一杯。ニヒリズム(すべてが無価値・偽り・仮象ということを前向きに考える生き方。自ら積極的に「仮象」を創出し、一瞬一瞬を一所懸命生きるという態度、by:wiki参照)かもしれない、だから妄想するのか(笑)。

参考になるのはありがたいけど、回答が正しいかは分かりません(笑)。あなたが求める答えを私が回答してくれることを期待しちゃダメ。考えて考え抜こう!異なりは価値だ!

2016年10月10日月曜日

小さなコトからコツコツと。

「何かできると思うんですよね。ほらっ、ペンパイナッポーアッポーペンが流行っているじゃないですか、あんな感じで。」という会話。【論外】です。そんなコトを考える暇があるならコツコツと経験と実績を積み重ねた方がいいと諭す。

表面化しているコトは、単純化されているので「分かりやすく簡単に」見える。冒頭の話は「宝くじに当たった」ような突発的な話なので起業や事業に当てはまるわけがない。気をつけないといけないのは「事業を想像する時は"既に成功したイメージ"」を描いていること。成功までの道のりは「どれほどの距離、過程があるか」かを明確にしないと「絵に描いた餅」です。何が言いたいかというと「目の前のことをコツコツ積み重ねることが遠いようで一番の近道」ということ。日々は地味だし気づかれないことも多いけど着実です。

そのために「目標」があるわけで、一気にエベレストへ登れないのと同じ。目の前のことが時に「したいこと」ではないこともあります、でも(これも経験)と思い、取組むことも大切。「大きなことはできません、小さなコトからコツコツと」は西川きよし師匠、「小さなコトの積み重ねがとんでもない所へいく、ただ一つの道」はイチローの言葉。ほんと、その通り。

2016年8月31日水曜日

好きなことを仕事にしてません。

「好きなことの見識≠プロの見識」は違い、プロの見識は蓄積した経験に裏打ちされた「厚み」があります。
藤原さんは「りそな銀行」行員で「りそな総合研究所」のフェローとしてREENAL方式という手法で地域のやる気を引き出し成果をあげています。お金とコンサルのプロであり、初めてお会いした4年前に「(広げるだけでなく)蓄積した成果を活用しては?」という言葉にハッ!としました。

一方で勉強しても情報や経験を積んでも「厚みのない」コンサルもいます。起業のコンサルなら、自身に起業経験があった方がいいと思うし、事業コンサルなら事業マネジメントなどを経験した方がいいと思う。単に好きの延長にプロはないと思った場面に遭遇。正当な指摘だけして「やるかやらないかはアナタ次第」という勘違い半端コンサルは退場!

「好きなことを仕事にできていいですね!」と言われるけど、好きなことを仕事にしてません!「業務内容が好き」なんです。似て異なります。もともとフィルム・コミッションが好きではなくフィルム・コミッションが創出する価値が好き、ココ大が好きではなく、ココ大で取組める事柄が好き、愛顔の食卓が好きではなく、愛媛の魅力が結実した味が好きということ。

2016年8月11日木曜日

もの申す!

ニワトリが先か?タマゴが先か?分からないけど、ギムが先か?ケンリが先か?だったら、ギム!と答える私。法律家ではないので間違った認識かもしれないけど、ギムを差し置いてケンリを主張するのは違うと思う。厄介なのは「最低限のギムのみ"こなす"」人。間違ってはないけど、ギムの前後に「のりしろ(コミュニケーション)」がないから接合面できず大変(笑)。

仮に、ギムである業務の場合「ギムの範囲」では「ギムの範囲内での評価(≒想定内)」で収まってしまう。しかし、1mmでも想定内のギム超えた場合「ギムの範囲外の評価(≒想定外)」になるので、評価者が驚く可能性が高くなる。そして本人にもいい事で、ギムに自分の目標を加算することで、得ることは多くなる。これは「仕事するなら」で書いた。

ケンリを先ず主張する人は大概にしてギムの評価を得ていない。ケンリを先ず主張する人の大概は「自分の正当性」を先ず主張する。そして「できる」「できない」で判断するから「やってみる!」という挑戦意欲が低い(失敗したら、その時間やお金はどうしてくれるの?)し、当人以外の誰かに転嫁する傾向がある。1mmでもギムを超えたら印象も変るのにな、残念。良くも悪くも多様性なのだ。

2016年7月20日水曜日

まじめにふまじめ。

「まじめにふまじめ」は「かいけつゾロリ(原ゆたか著)」。「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、ゆかいなことをいっそうゆかいに」は、いのうえひさし氏。私が信じて疑わない生きる上での信念。ココ大にも流れる要素です。

先日の講座でヤスが行なった「シェアライフデザイン」の事業紹介。聞けば何の違和感もなく入ってきますが、3年前までNPO法人シェアライフデザインは形も影も成果も何もありませんでした。それが今では松山市内に自社物件を含む6棟のシェアハウスを経営しています。単なる「空き部屋紹介」では共感者は増えなかったと思うので「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく〜」の実践者なんだなと。

かたや某所で聞いた「むずかしいことをむずかしく、やさしいことは浅く」という印象の話は「講話者自身の殻の厚さ」を感じてしまう。仕入れた情報を記憶して再現する、自分の立場の保身かな。最大の問題点は「カタカナ説明」が多いこと。カタカナ説明では聞き手に解釈の幅が出るって!私も含めて気をつけよう!

2016年7月14日木曜日

求められる人財育成。

「伝統工芸の後継者不足に当事者と興味関心者を結ぶ人材を育成する」「下校途中に商店街で夜7時まで子供が宿題などできる拠点をつくる」「定年退職後もやりがいいきがいに公益活動などへの参加を促す機関をつくる」「災害時に外国人が避難に困らないよう常時から彼らが集まる場所を訪れる」など、3日間にわたる協働型政策立案講座終了。どれも参考になるよい案でした。

その中で、とても気になったのが【コーディネーター(調整役)】【プロデューサー(統括役)】の必要性。全ての事業にコーディネーター又はプロデューサーが求められていました。「繋ぎ役」「演出者」ともいいますが、この分野(部分)の人財不足は以前から指摘されてまして、今後ますます叫ばれるなと・・・。

指摘されているのに、改善されないのは「体系的に学ぶ機会が少ないこと(愛媛にはない)」「(地方は特に)費用が安いこと」。コーディネーター、プロデューサーの仕事は「具体的に見えにくい」ので、評価されにくい性質があります。事業が円滑に進行すること事業成果が最大限に発揮されることを使命とする「裏方仕事」の必要性は認識されているから、育成に注力しよう!と夏空に約束!

2016年4月3日日曜日

らしくね。

「学長!一体どうしたの?」とデザイナー大野氏。ギクッ!と私。「いつも、〜らしさを大切にって言ってるのに、学長らしさが出てない!」と指摘を受けたのが、「えひめ南予通信大学」のPVです。「学びのナビゲーター役」ですが、(ナビゲーターってどんな雰囲気?)と決められず、ネクタイ締めて登場してしまいました。お笑い一切ナシ!そして、他の場面では「学長って移住者なんですね」と誌面を見せられる。画面や誌面を汚してスミマセン・・・。

家に帰り居間で作業をしていると「マインクラフト」に夢中の末っ子が「お父さん、何しているの?」と画面を指差す。写真は4月26日から松山三越で始まる「まるごと南予博覧会体験」に「えひめレゴ部」として提供する「レゴでつくるモザイク南予(全部わかるかな?)」の作成。こんなコトも仕事です(爆)。「それだったらマインクラフトで作れるよ」と、ゲームで再現してくれた末っ子。ありがとう!

与えられた宿題を「どれほど楽しめるか?」です。自分の時間は自分でコントロールできるから、大切に使いたい。ただそれだけ。で、それが終われば「授業企画書」の作成に取りかかるのです。

2016年2月26日金曜日

それはないって・・・。

浸かった湯舟の温度が低くて、ワォー!と叫び、そのまま出るに出れず、ズブズブッーと湯船の中で目をつむって思い出した。

「守銭奴!」と思われたかもしれないけど、どう考えても変だなぁと・・・。
夜に片道2時間30分かけて赴き、90分の講座をして、また2時間30分かけて帰って結構です、という依頼。で「交通費は出ますが、謝金は出ません」とのこと。(えっ!?)と驚く。これまで大学や自治体、企業、NPOなどで研修、講座、講演をしてきたけど最初から「無償願い」。「無償」でも「思い」などが共感できたら引き受けますが、予算がないということだけ。それだったら、最初から「実施しない」という選択肢はなかったのだろうか?全く共感できず。

90分の講座でも1日(8時間)以上の時間を割きます。雇われの身だと「Time is Money」が分からないんだろうなぁ。お断りしたけど、懲りずに誰か次の人にあたっていると思うと悲しい。そう言えば某大学では100人以上の非常勤講師が授業を担当していると言ってたけど、謝金は1コマ(90分)1万円-税ですからね。準備に1日(8時間)、授業が1.5時間、片付け等で0.5時間とすると、時給換算は1,000円未満。悲しいから、せめて旗振る!

2016年1月18日月曜日

やめよう。

個人の見解です。「Assertion」「Card Stacking」「Pinpointing the Enemy」と思わざるをえない話をきく。
これらは俗に「プロパガンダテクニック」と言われ、特定の思想宣伝。言論・表現の自由は誰にでも認められている権利だけど、「他者を中傷・誹謗・排他」してはいけない。権利以前の問題です。
そして、口にだした途端、言葉は一人歩きすることも忘れてはいけない。えぇ、プレゼン講座で必ず教えていることです。

「喋った言葉は戻らない。」と、我が子にも注意しています。だから私も喋る言葉には気をつけています。そして「耳障りのよい表現(例:地域の魅力、誇り、郷土愛など)」は文脈(前後の流れ)で解釈しよう。「言葉狩り」のようにピンポイントで言葉をつまむのはやめよう。実はこれも「Glittering Generalities」と言うテクニックの一つなのだ。

自分の言葉で話そう。「Bandwagon」のように「考えていない相乗り」はやめよう。「Plain Folks」のように、あたかも一般市民の代弁者のような語り口はやめよう。問題は本人が自覚していないこと、どうしよう。

2016年1月14日木曜日

優良なダメ。

「まぁ、お座りなさい」と言います。色々と考えた結果、どのターゲットにもソコソコ、良い点も改善点も特別に無い、端からみると「可もなく不可もない優良」に見えるどこに魅力を感じるでしょうか?私には残念ながら感じません。
「どっちつかず」「中途半端」という表現があるように、一見バランスが良さそうに見えますが「優良なダメ」の典型例かな。

特徴がないんですよ。誰にとっても「距離感がある」から、誰もが「自分ごと化(身近に感じない)」できない。だから愛着や思い入れなどの情緒的価値を感じない。すると機能的価値で判断しようとすると、世の中には類似品、もっと性能・機能がよいモノコトがある。結果、誰からも支持されない。その結果「己の悪さに気づかず周りが評価しないせいにする」こと。だって己は「優良」と思っていますから。

うーん、この問題って「個人」でも「組織(事業)」でも起こるんだよなー。色々な意見を預かり全てに対応する公平感、平等感からくる中途半端感。右でも左でも振り切って欲しいんです。アンケートで「良い・普通・悪い」という設問に対し「普通って何?」と思う一人です。諭したい・・・。

2015年12月29日火曜日

言葉遣いにもの申す!

もの申します!何度も言ってるけど「カタカナ表現」は相手の解釈に「幅」を与えてしまうから、同じ幅でも狭い「日本語」を使おうという話。

「不快なビジネス用語」という記事を読んで笑ってしまった。仕事の世界は「カタカナだらけ」。
アジェンダ(議題)、コミット(約束)、アプルーバル(承認)、エビデンス(確約)、タスク(作業)、リスケ(再調整)などの言葉を聞くと(えっ!今使う場面??)と、思うこともあり。
プロジェクト(事業)やプレゼン(発表)は市民権を得たかな?と思うけどねぇ。あっ!大学などで教えるようになって知ったカタカナは「レジュメ(要旨)」「シラバス(学習計画)」。

事業や活動をしていると、ステイクホルダー(利害関係者)との「言葉」に差異があるのは当然なので、相手の立場で表現、言葉遣いをしよう!と講座では伝えています。行政、企業、NPO(公益活動)、個人でホント言葉が違いますから。で、ポイント(要点)は「互いを橋渡しする通訳役」になることです。