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2025年3月29日土曜日

働け!妄想力!


撮影ではよく「Aという撮影対象をBに見せる。」という演出テクニックが用いられ、視聴者&鑑賞者は「知らぬまま」楽しむことができる「知って」楽しむことができるのが醍醐味。

「半沢直樹」の東京中央銀行本店のロケ地は、日本橋にある三井本館のほか、東京中央銀行本店の正面玄関入り口は東京国立博物館なのは有名な話(ロケ地)。

愛媛県庁本館もこれまで、国会議事堂内(離婚しようよ)、病院内(世界の中心で、愛をさけぶ)などで撮影された。

〜のように見えればいいから、オリジナルと同じでなくてもよく、とある店を選挙事務所に見立てたことも、とある建物を医院に見立てたことも、とある部屋を警察署内に見立てたことも、ある時は堀之内公園内を路線バスの運行路に見立てて走らせたことも。

でも、なかなか難しいのが裁判所や刑務所/留置場、病院など。
セットを組めればいい話だけど、予算やスケジュールなどの都合で組めない場合はロケ撮影になる。

だから「裁判所に見える建物」「刑務所、留置場に見える場所」「病室/手術室に見える部屋」を探さないといけない。
ちなみに警察署はそのまま警察署で撮影させていただくことが多い。
そして、病院設定として「愛媛県立医療技術大学」がある。

撮影候補として挙がるのは庁舎や公民館、〇〇会館など築年数が古く、昔ながらの建物。
でも最近は、そんな建物も建て替えなどで少なくなった気がする。

写真は市民会館。だけど、駅舎のように見えて仕方なく、どうにか使ってもらおうとPRしてるけど、なかなかご縁がない。働け!妄想力!

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