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2024年10月14日月曜日

親孝行。

きな粉がかかった栗味のティラミス

アメリカの父、そして兄弟夫婦との会食も終盤。
「じゃあ、デザートをお願いします。」とコース料理の最後をお願いすると、しばらくして「お待たせしました。」と、店員さんが声をかけてくれて、テーブルに出してくれたのが、このデザートプレート。

???となり、何かの間違いかと思ったら、私の誕生日の前祝いだった!
思いがけないサプライズを用意してくれたのは妻と娘で大感謝。良い時間を過ごすことができました。

思い返せば、34年前。希望大学を不合格になった高校を卒業したばかりの若者を受け入れてくれたのは、バージニア州でタイムワーナー社に勤めていたおじ様と画廊を経営していたおば様(共に日本人)の家庭で、一人息子とは一つ違い。

全ての始まりは、この一家との暮らしから。
兄弟はテニスはできて、バイオリンを弾いて、名門大学に入学。その後は結婚して家庭を持ち、医者になって、現在は医者に教える医者。そして性格はメチャ優しい。

目の前でスゴいキャリアパスを見ていて、私はと言うと、NYへ渡っても大学を中退、25歳から働き始めて数奇なご縁で今に至る。

アメリカの父へ「覚えていますか?2001年にお会いした時に、フィルム・コミッションがしたいと伝えましたが、叶えることができました。」と伝えると、覚えていてくださり、「誇りに思う」と喜んでくれる。

アメリカの母は既に亡くなってしまった。ほんと、親孝行ができる回数って多くない。
できる時にしておかないと!アメリカに帰る前に、また会わないと!

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