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2024年9月18日水曜日

知らなさ過ぎて猛省。


「霧箱(Cloud Chamber_1897年にチャールズ・ウィルソンが発明)」
という放射線を視覚する実験装置で、霧のように放出される線はα線やβ線が飛んでいるのを見たり、「放射線物質と放射能の違い」を知ったり、原発事故のメカニズムについて紹介を受けて(全くの無知だ・・・)と痛感。

そして、次は「俺達の伝承館」という放射能事故の影響を写真などで発信している民設民営施設を見学。
写真だけでなく絵や本なども展示されている中で「動物の骨」があり、何だろう?と思ったら牛の骨で、木の柱がリンゴのようにかじられているのは、放射能の影響で町民全員避難後に残された家畜が食べるものもなく木をかじって空腹を満たそうとするも、そのまま死んでしまった証と紹介される。

かじられた木は一本だけでなく何十本もあったとのことで、ここでも(全く知らなかった・・・)となる、

そして、地域の祭が復活し神輿をかつぎ地域の人たちの背景に映るのはビニールシートで、その違和感に「あれは何ですか?」と尋ねると「除去土壌」で、報道でよくみた黒い筒状の入れ物に入った放射能に汚染された土。

真っ黒な入れ物が並んでいたけど、ビニールシートで覆って隠しているだけと説明を受け「これは神輿越に除染土壌も写しているけど、見栄えが悪いので報道では除染土側から、こっち(反対)を取るのが多いです。」と教えてもらい不都合な真実を知る。

自分が全く知らないのか?情報を取ってないのか?それとも事実を伝えていないのか?
よく分からないけど“知らなさ過ぎる”自分に嫌気が差してしまう。猛省。


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