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2024年6月30日日曜日

主語を間違えない。


「同じ意味/結果でも主語を間違えると失敗する。」は、これまで西予市や大洲市など各地で資金調達や助成金のアドバイザーを務めて分かった「申請者が間違えやすいポイント-その1-」。

本人に断りを入れて例えたのは、「餃子を皮から作り、本場中国の家庭の味を教えられる。美味しいと評判で他の人にも喜んでもらいたい。」場合、「餃子を作りたい。」が主語だと助成金を得るのは難しい。

だけど、そもそも「なぜ?餃子を作りたい?」という動機を掘り下げると、「日中の国際交流を草の根レベルでしたい。」「家庭食の文化を継承したい。」「親子/多世代の触れ合いが求められている。」などがあり、更にもう一歩踏み込むと「希薄になった異文化交流」「食文化の危機」「過度な孤立状態」などが課題が浮かびがある。*全部、私が妄想した勝手な仮説。

これらの課題に気づき、改善/解決したい道具として「餃子」だとしたら、課題が主語、述語が餃子になる。この場合だと助成金を申請するに値する。
動機や背景をニーズとするなら、ウォンツという手段が餃子。

クラウドファンディングが盛んで、成功事例や失敗事例があるけど同じ考えた方。と紹介。
「お金がないから、その補填をクラウドファンディングでします。」的な受け止め方をされたら、(えっ!?なんで、勝手にすればいい話でしょ?)となり確実に失敗する。

一言でいえば【共感】。人は金額よりも動機や背景、理由に共感することが多い。

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