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2024年2月5日月曜日

音だけの会話。


朝、お風呂へ。一番乗りで誰もいない大浴場で一人、温まる。露天風呂もあるとのことで、外へのドアをあけると、寒風と雨が吹き荒む。
ヒャッ!ヒャッ!言いながら露天風呂で体を沈めるも首から上が寒風と雨にさらされて寒い。
湯船に入るも外気が寒いから(ヤバイ!冷えそうで出ずらい!)と熱めの湯船で辛抱・・・。
寒さと温かさのギャップに(何かの健康法みたい)と思ったり。

数分で露天風呂を切り上げて、浴場に戻ってもまだ一人。湯船で体を伸ばしてリラックス。
すると、ガラガラッーと扉があいたら「ウヒュフェヒョ」など言葉に表しにくい音(たぶん寒かったんだと思う)で入ってきた白髪の方(メガネをしていても湯気や水滴で曇って全く見えない。)

ザブッーン、ジョワーと湯船に入る音が聞こえてから数分、お互いに湯船に沈んでるから静寂。
「どこから来たの?」と唐突に白髪の方。「松山です。」「そうかい。」で、会話終了。

また、しばらくの静寂が続き、ザバッーン!と湯船を出られた白髪の方。体を洗うシャワーやカランコロンな音などを聞きながら私はまだ湯船でボッ〜としてる。
体開いてストレッチ“もどき”までするも、これ以上はのぼせる!と気づき、湯船を出てクラクラ。

たわいもないけど、音だけで気配を感じながら交流した不思議な日常の一シーン。
忘れてしまう些細な40分のできごと。ココは「湯ノ浦温泉汐の丸」。

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