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2022年5月20日金曜日

手段は目的ではない。


「ヤングケアラーを支援したいです。」はアリ
だけど、冷静に考えるとヤングケアラーの負担を軽減させる制度や仕組み、最後はヤングケアラーという表現や括りをなくせた方がいいんじゃない?と思ったり。目の前のヤングケアラーの支援も必要だけど、同時にヤングケアラーが生まれてしまう現状を根本から改善しないと、いつまで経っても本質には辿り着けない。対処療法の方が根治療法より直ぐに効果が出るのは承知の上で。

「子ども食堂を増やしたいです。」も同じ。生活に困窮する家庭の子どもたちに食事という手段を用いるのは素晴らしいし、大人ができる支援の一つ。だけど、子ども食堂の増やメニューの充実は、存在意義から言ったら優先順位は下位じゃないのかな?緊急措置的なイメージを持っていたから間違っていたらゴメンなさい。あと、本当に困っている家庭には宅配の方がいいんじゃないかな?と思ったり。既に実行済だったら偉そうでゴメンなさい。

「ゴミ屋敷」も同じ。何も知らなかった時は「片付けのできない、ルーズな人」と思っていたけど、聞けば病だったり、当人にとっては本当に宝だったり・・・。だから「片づければ解決」という表面的で一面的な問題ではなく多面的に取り組む必要があって、そんな問題が発生する源を直視しないと永遠に改善しない。市民活動だけでは限界があるので、政治の世界に入った方にも“そこ”を見てほしい。

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