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2020年12月7日月曜日

世界共通の悩み。

ひょんな出会いから我が家で食事したり、花園町通りカフェでも手伝ってくれたカニャくん。今では松山で暮らしパパになってた!そのカニャくんが愛媛大学の留学生(ジョンポールくん)と新事業を立案中とのことで相談が来る。ポイントは「届け方(プレゼンテーション)」で、熱量の高い想いを相手へどう届ければいいのか?「自分が伝えたいコトよりも、相手が聞きたいコトを提示してね」と伝える。拝見した資料は数十ページもあって全てを短時間で説明するのは不可能。

別場所にて。「やっぱりプレゼンになるのか・・・」と相談者。プレゼンは社外だけでなく社内でも必須で、例えば身近な上司へ説明するのもプレゼンの一種。上長へ行けば行くほど資料は簡素化され要点を絞った説明が求められるので、相手が聞きたいコトに自分が言いたいことを圧縮・凝縮するには技術と経験が必要。内容は良くてもプレゼンがうまくいかず、世に出なかった商品やサービスは山ほどある。「講座のポイントをプレゼンにしてもいいかもですね」と助言すると、相談者は何か閃いたよう。

話をカニャくん、ジョンポールくんに戻して。プレゼンに求められる要素は世界共通ということ。しかし、時々困るのは「聞く相手の質が悪い(≒聞くに値しない)」場合があり、これは不運としか言いようがない。発表者は聞き手を「聞くに値する人」と思い込んでるから、聞き手の質は求められて当然。「聞き手に合わせて、何通りかのプレゼンを用意した方がいい」「自分でないと、この事業ができない理由は必要だけど、手短に!」など伝えて終了。

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