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2020年12月26日土曜日

ほっこり話。

クリスマスの昼。席に座ると周りは「おばあちゃん世代」が食べていて、小上がりには若いカップルが食べていた。「ご注文は?」と水を運んできてくれた店員さんに「玉子入り2つといなり2皿」と伝えて注文終了。「いい雰囲気ですね・・・」と店内を見渡す客人、「映画のセットみたいでしょ?創業70年ほどです。」と私。ガラスの戸棚からいなり寿司の2個セットが2枚、テーブルに届くと「おぉ、パンパンですね」と客人。

そして、鍋焼きうどん(玉子入り:650JPY)が2つ届くと、「縁が熱いので気をつけてくださいね!」と私。一口目を食べた客人「甘い!」と第一声、そして「美味しい!」と第二声。聞けば客人は東北出身で、甘い出汁は懐かしいようで口に合ったよう。すると空いた隣席に若い男子3名が座り、我々の食べる姿を見たあと、玉子入り鍋焼きを3つ+いなりも注文。男子はどうみても県外人で店内をキョロキョロ。

私は「実は“ことり”という同じような鍋焼きうどんを出す店が数十メートル先にもありまして、“アサヒ派”か“ことり派”で意見が分かれるんですよ」「“ことり”は「がんばっていきまっしょい」のロケ地になりまして、“アサヒ”は本木雅弘さんを連れてきました。」などウンチク。そして男子たちの所へ鍋焼きうどんが届くと「ご精算をよろしいでしょうか?」と“アサヒ流”の精算に戸惑う彼ら。すると店員さん「観光でいらしたんですか?」と間をとると「はい、探してきました」と彼ら。精算を終えると「良い旅をお過ごしください」と店員さん。その光景をみた客人「いい店ですね」と、滞在時間20分の話。

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