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2020年9月8日火曜日

地域を捏ねる

Uターン、Iターンを決めるきっかけ、動機、タイミングは人それぞれという話。フィルム・コミッションに時々くる「人生の楽園」に該当する人の照会。「セカンドステージ(第二の人生)」がテーマで、私自身が候補になったこともあったけど「いえいえ、FC担当者ですし、そもそも第二の人生ではないですから・・・」と丁重にお断りした経緯あり。と、生まれ故郷であったり地方で暮らす、暮らしたい人は増えている。

きっかけの一つは3.11の東日本大震災で、都市部で働いていた人が故郷に戻ってきた。ただ戻ってきても就労で苦労した人もいた。そしてコロナ禍において(もう、いいか・・・)と思い、帰ってきた人が予想以上よりも多いことを知る。とは言え、帰りたいが帰れない「職業」に就いてる方もいて、Uターンした方々の多くはエンジニア、デザイナー、美容師、パン屋、インストラクターと自身の技術、知識、経験で稼ぐ方が多い。

地域おこし協力隊にも任期後は起業、創業する人もいれば県内企業へ就職した人もいた。プロスポーツ選手として愛媛でプレーし、今は企業でバリバリ働いている人もいれば、レストランで美味しい食事を出している人もいる。結婚や進学・留学を機に愛媛で暮らす中で起業した方もいた。そういう生き方、暮らし方を「一つのコンテンツ」と見立てることで地域は多様性に富み、Uターン、Iターンのきっかけ、動機に繋がるのではと移住者と話しての感想。

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