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2019年10月31日木曜日

絞ると広がる。

地域産品の販路拡大について意見交換。「顧客(ターゲット)を明確にする」という基本で「顧客を絞りすぎると市場が狭くなるじゃないですか・・・」という話の場合に使う参考図。顧客を絞ると確かに対象者は少なくなる(図で言うと上から下へ狭まる)けど、絞られて顧客が明確になった瞬間に交差し、その後は明確になった顧客に対して可能性は広がり続けるというもの。

絞るだけでは市場は狭くなるだけなので、その後の可能性とセットで考えましょうと。可能性が功を奏でると対象者はファンとなり、リピーターになる可能性高し!ただ、対象者の絶対数は市場の割合からすると少ないので、少ないままで行くか?それとも多くの人も取り込むかは?戦略の一つ。戦術の例としては「ファン育成を持続させる必要があるので広く浅く接点を持つ」というもの。

ファンは「狭く深く」だけど、そんなファンも最初は「広く浅く」だったり。そこへSIPSの考え方などを取り入れれば市場全体に対処できるという屁理屈。NICECREAMはその典型で、三越の顧客やベジタリアンなどによる支持に支えられながら、年齢や性別、国籍などを問わず、様々な方が買ってくれた(立地が最高だったという基本がありました)。考えること大切!

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