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2019年5月17日金曜日

マネジメントとリーダーシップ。

私のバイブル「リーダーシップの旅(著:野田智義・金井壽宏)」p128に「マネジメントとリーダーシップは異なる」とあり「マネジメントは複雑性に対処し、組織の安定性と持続性を維持するために機能する」と続き「リーダーシップは創造と変革を扱う。見えないものを見て、その実現に向けて人々の価値観や感情に訴え、彼らの共感を得て自発的な協働を促す」と書かれている。その後は「創造と変革には事前の不確実性と事後の常識性という共通点があり、この非連続性をリーダーは飛び越える」とある。

また、p83には「リーダーシップとは?と尋ねるとリーダーはフォロワーを束ねベクトルを合わせて求められる方向性に導く」という【リーダーシップとマネジメントの混同】があり「ヒエラルキーの中ではリーダーシップよりマネジメントが日常的に機能する。マネジメントをあえて極端に概念化するならば、目標達成や問題解決のために手順を組み、経営資源を分配すると同時に人員を配置し進捗を監督すること。上位に位置する人が下位に位置する人を権限で統率し、組織を統制していくこと」と続く。

マネジメントを「権限で管理するコト」と思ってる人がいるけど大きな勘違いで「個々の能力を引き出し力量を高めるコト」がマネジメントの結果として求められる(質の良い)目標達成に繋がるはず。時代にそぐわないマネジメントを信じているようでは、個人も組織もいづれ退場かと。

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