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2017年3月28日火曜日

価値と無価値。

「成功と失敗の違いは成功まで諦めないか否か」と誰かが言ってたっけ。伊予銀行が海外4カ所(NY、上海、香港、シンガポール)に置く海外駐在員事務所や地域商社との意見交換。話題はどうしても「愛媛産の海外進出」になり、海外の最前線で愛媛産の販路拡大に勤しんでいる方の話は映画になりそうな血と汗と涙の物語(笑)。

その中で頭の中をめぐったのが冒頭の言葉で、既に完成された愛媛の味を他国で売るのは想像以上に難しいということ。理由の一つにオーバースペックによる高価格があり、愛媛(日本)のように見た目も味も完璧を目指すと、それは価格に跳ね返り、結果、買いにくい品になる恐れがある。贈答品などの市場もあるけど、毎日消費してもらったほうが品はまわる。高品質を納得してもらうには2度、3度のNGなんて序の口、諦めず粘り強く交渉とのこと。

「価値と無価値の境は紙一重」は私の言葉(笑)。売り手と買い手の価値観(≒価格と見合った価値)なら1万円でも支払うけど、10円でも価値と価格がズレると買い手には、それまで価値あった品が途端に「無価値(ゼロ)」に思え、どんなに素晴らしい機能や品質でもシラける。良い品なのにゼロな(買われない)価値は辛いなぁ。出口にて伊予銀行、日本銀行、松山市役所、松山城が一緒に写るポイントと知る。

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