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2016年12月14日水曜日

味を決めること。

食する時、味が美味しいのは当然とした場合、「美味しさ」を演出するのは決して「味だけじゃない」という話。例えば「時間」、空腹時と満腹時に食べるのでは「ありがたみ」が違うし、「場所」は「屋外」が美味しいと感じるのは陽にあたるなど非日常だから。「屋内」の場合も非日常の雰囲気が美味しく感じさせる。
「誰と食べるか」も大切で「喉が通らない」なんてコトもある(ビジネスでは会食は商談にもなる)。

そんな中で「料理を盛る器」は最重要で、どんなに美味しい料理でも器がダメだったら台無し。1月から提供を始める「お粥」は、シンプルなので器は攻めよう!と杉浦副学長の工房へ。彼女の器にはファンが多く1つはあっても、碗や長皿、小皿、箸置きなど「スギウラ工房揃い」で出せる所はあるまい!という品揃えになりました。素晴らしい!

そして帰り道は「みかんケチャップ」「ごまドレッシング」などを提供くださっている「のっぴんらー麺」さんで昼食。ここでも器は「砥部焼」です。「せっかくなら砥部焼で提供したかったんです」と、昨年、篠原さんに取材した時を思い出す。美味しさの演出とは「食事中に話題となるか否か」だなと。その話題が共有されると月日が経っても思い返せると。メモメモ。

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