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2016年7月27日水曜日

フィルム・コミッションに告ぐ。

フィルム・コミッション(以下:FC)は「広報や観光」に有効として全国の自治体が取組んでいます(FCの約90%は県や市町村、観光協会、商工会議所など、NPO系は約10%)が、日本ほどFCが多い国はありません(町単位まであるので100以上)。
そんな中、毎日撮影がある関東とは異なる地方は、一つ一つのFC活動を「髄まで活用」する必要がありますが、人員も限られ「分かっていても」着手できないのが現状です。

そんな悩める地方FCへヒントを4つ。①邦画業界はアニメが強い(邦画ベスト10の内60%はアニメが占める)」ので、アニメ作品を毛嫌いせず、映画として積極的に対象とすること。②FCで蓄積した資源(例:ロケ候補地情報、協力者情報など)を応用・展開すること(例:ココ大など市民大学)、③撮影で終わらせず、物販などと連動させること(例:映画との物産展など)、④映画を現実に落とし込むこと(例:聖地巡礼など)。

年間50本程度の撮影支援でもヒーヒーですが、【地方は撮影支援だけではダメで、撮影後の支援作品活用まで】役割が求められています。すると、他部署と連動できたり新たな協力者を得られたり。そう!FCは映画・映像の撮影誘致支援から地域プロデューサーにならないといけない!と、写真場所での協議で確信。

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