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2014年11月9日日曜日

のまうまな時間。

野間馬は在来馬の中で最も小さく、全国に60頭ほどしかいません。今治市の天然記念物であり指定文化財です。江戸時代、お殿様によって戦で活躍できる馬の繁殖を試みましたが、病気や栄養などで期待した馬にならず払い下げされた馬を農民たちが農耕馬として活用したのが始まりでした。時は過ぎ、いつしか野間馬は減り全国で6頭に減ってしまい、そのうち4頭を飼育していた松山市の長岡さんが昭和53年に今治市寄付して「野間馬保存会」ができ、今日に至っています。

という背景をもつ野間馬ですが、よく知らなかったので授業で学ぼう!と「のまうまな時間」が誕生しました。開園前に集まり、落ち葉拾い、厩舎の掃除、野間馬たちとのふれ合い、単なる来園者とは異なる貴重な経験をさせていただきました。

ポニーちゃん!と言いたくなるほど可愛い(そして、好奇心旺盛!)ですが、実は多くがご高齢馬でして、お世話が大変なことも。とは言え、3頭の牝馬が誕生してスクスクと成長中。今年は午年ですからね。白馬にまっすぐ見つめられる私。

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