SeeD〜本気アイデアプレゼンテーション〜（1/2）

昨年、いよココロザシ大学では「愛媛県の寄付環境」について調査を行い、計313名の方から回答をいただきました。その中で88%の方が「NPOなどの社会貢献活動への寄付に興味がある」と回答しました。そして55%の方が「（1回の寄付額として）1,000円程度が寄付しやすい」と回答してくれました。

これらを単なる結果と受け止めず、ここから何かを生み出そうと検討を重ねた結果、「SeeD〜本気アイデアプレゼンテーション〜」で生まれました。

実は規模や費用に関係なく「愛媛を元気にするアイデアを持つ人は多い」というのが私の実感です。例えば、「近所のゴミ集積場所を明るくするために子ども達に絵を描いて欲しい。」「知られていない偉人の業績をまとめた本を出したい。」など、思いを持つ人は多いです。ただ、それを具現化する手段や後押しが少ないと気づきました。

それらのアイデアが本気ならば応援したい！と思いました。

ただ、「応援」というと、すぐに「寄付（＝お金）」を想像しますが、あいにく私には潤沢な資金がないので、自分が持つ資源を細分化すると、お金以外に「知識」「人脈」「アイデア」「場所」「情報」など、お金と同等、時にはそれ以上の価値を持っていることに気づきました。これらを「応援のメニュー化」とし、提供できる機会が「SeeD〜本気アイデアプレゼンテーション〜」なのです。【続く】