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2011年11月20日日曜日

知らなければ、ただの鮓。

これは豪華バージョン。
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲 第一部」の撮影支援で、「もぶり飯」について調査したいと相談を受けたのは2007年のことでした。

いわゆる「おふくろの味」的な郷土料理で、相談を受けるまで、どんな料理か分りませんでした。特段のレシピがある訳でもなく、各家庭にある具材を活用してのちらし鮓。水産市場で手ほどきを受けたり、郷土史家の元へインタビューしに行ったりした日々を、目の前の「もぶり飯(松山鮓)」を見て、思い出しました。

そんなスペシャルドラマ「坂の上の雲」も今年で第三部、最終章。何も知らなければ、ただの「ちらし鮓」でしたが、色々なエピソードが含まれているだけに、目で彩りを楽しみ、口で味わい、思い出で当時を懐かしむ。う〜ん、これぞ地域資源の最も「美味しい」楽しみ方なんではないでしょうか?


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