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2026年3月19日木曜日

問いを立てる。


(デザイン領域の)求人数が減っている。という言葉が未だ響いていて、学生自体の(ニーズ)変化に学校も変化して対応しないと生き残れないんだ・・・と、これが少子化の影響か分からないけど妄想しながら散歩。

そういえば、2026年度の愛媛県立高校入試志願倍率は0.89倍で、前年の0.92倍を更に下回ったとの報道、少子化の影響もあるのかな?

委員会で議論になった一つが「〇〇のために学ぶ/勉強するのか?」ということ。
「良い高校に合格して、良い大学で勉強して、良い会社に就職して、安定した生活を送るためには”受験”が勉強の目的。」
は昭和時代で同調圧力MAXだった頃。

その後、”ゆとり”とか”さとり”などに大きく揺さぶられて、将来への選択肢が増えたような増えなかったような。
私は親が望んだコースから大きく外れてしまった。だから今なのだけど・・・。

話を戻して「〇〇のために学ぶ/勉強をするのか?」が分かる学校って何だろう?
全体主義ではなく個別主義で一人一人へのサポートが当たり前になった今、可能性は増えたけど、専門学校は2年しか時間がないから、先生達は学生たちのフォロワーでありメンター、人生相談の相手。頭がさがる。

すると、「〇〇のために学ぶ/勉強をするのか?」の答が得られる学校と言う特徴は魅力になるか?ならないか?

学校側も待っていれば入学してくれる時代ではないと既に認識していて(松山大学ってeスポーツなども学べる最新機器を揃えたのね)、学生たちから選ばるには、積極的に特徴/魅力を発信しているけど、少数に合わせるのか?多数に合わせるのか?なかなか簡単にはいかないよう。

そもそも、高校卒業後は大学へ行かないといけない風潮もおかしく感じたり。

そこへ高校卒業後はオーストラリア、イギリスへ行っていた末っ子くん。
「大学で勉強する!」とアルバイトとはいえ、働いているまま学ぶ意欲が出て願書提出!

2026年3月18日水曜日

過渡期。


河原学園の河原デザイン・アート専門学校は「eスポーツ学科」「3DCGゲーム・アニメ科」「ネット動画クリエイター科」「グラフィックデザイン科」「漫画クリエイター科」「インテリア・建築デザイン科」の6コースがあり、在校生は290人。

2025年度に「グラフィックデザイン科」からお声がけがあり、非常勤講師を勤めているけど、デザインの実務(配色、タイポグラフィ、レイアウト、ソフトの使い方など)は一切教えないという異色の授業。

教えるのはデザインという領域に必要な考え方、捉え方で、そのためには少々遠回りに思えても「自分の強み」などを把握して言語化した方が良いと実践中。

デザインという実務は、ニーズを叶える“手段”と思っているから、その前段である思考/構成こそが差別化!と伝えると「こんな授業、受けたことがない・・・」と戸惑いと興奮の学生達。

先日、各学科の2年生は卒業を迎え、その結果も含めた「教育課程編成委員会」委員として報告を受けると【業界の求人数が減少傾向】という内容に、「・・・・・」と言葉を失う。

そして、一昔前ならグラフィックデザイナーの就職先といえば、デザイン会社、印刷会社、テレビ局、広告代理店がイメージだったけど、最近ではインハウスデザイナー(社内デザイナー)としての需要が伸びていて、自社でデザイナーを抱える企業が増えていると。

そこへ生成AIの登場だから、プロデザイナーとしての力量は問われてしまう・・・酷な時代。
「今後、求められるのはデザインだけでなく、企画力、マネジメント力、発信力などを一貫してできる多機能型人材」とグラフィックデザイン学科長。

デザイン力は備えていて当然になってしまい、+@が求められる時代になった。
「“多機能人材”と言うのは、プロデューサーと同義語と思いました。デザインを通して社会をよりよくする人材を河原デザイン・アート専門学校から輩出できれば、学校として特徴が出せます。」と意見を述べる。

学生達に変化を求める一方で、学校自体も変わらないといけない過渡期にあると先生たちは思っていて、2年間で社会で活躍する人材に育て、就職させることが使命の先生たちって、本当に大変でスゴいと思った件。

2025年11月21日金曜日

デザイナーの価値は。


先生らと話して感じた危機感に「この先、デザインだけを学んでも強みにならない。」的な内容に、(その通り)と思った件。

単にデザイン、それも自ら考え抜いてのデザインではなく、ソフトの操作が主流の昨今、様々なソフトの使い方を知っても、それはデザインと言えず、クオリティとも直結しない。

何ならAIの方が数秒で色々なイメージを提示するから、今まで“産みの苦しみ”で悶えて考えた時間がゼロになることも。デザイナーだけがデザインできる時代は終わった。

じゃあ、デザイナーは・・・と言うと、「デザインの力でより良い社会の実現」を掲げるなら、世の中にある色々な問題/バグを、デザインの力で「改善/解決」ではないだろうか?

「課題の改善/解決」は素晴らしいけど、「その課題は本当に課題か?」という課題の本質を捉えているか?は怪しい「課題の改善/解決」もあり、悩ましい。

そもそも「課題の改善/解決」には、大前提として課題を発見/発掘する必要があり、発見/発掘できたとしても表面的なコトに捉われず、本質に辿り着かなければ「課題の改善/解決」は、上部だけ(表面的)で滑ってしまう。

だから、課題が解決していない状況は「改善/解決に時間を要している」or「本当の課題に辿り着いていない」の2択しかない。

なので、課題さえ的確に捉えれば、あとは改善や解決の“手法だけ”なので、ユニークや突飛なアイデア勝負という感じ。

結論は、「課題の本質を掴む力(≒課題発見/発掘)」で、デザインの際に求められる想像力&創造力などが活きるかもしれない。

デザインシンキング/思考をより深く学ぶことができたら、デザイナーの価値は今以上に高くなるかも・・・と考えた朝散歩。
紅葉が濃かった。

委員会に出席。


河原デザイン・アート専門学校の非常勤講師に着任して間もないけど、「教育課程編成委員会にも出席して欲しい。」とのことで、 どんな会議なんだろう?と思いつつ、会議に出席。

河原デザイン・アート専門学校は、2001年に開校。
現在は「eスポーツ学科」「3DCGゲーム・アニメ科」「ネット動画クリエイター科」「グラフィックデザイン科」「漫画クリエイター科」「インテリア・建築デザイン科」の6学科あり、現在、約300名が学んでいる。

私はその中で「グラフィックデザイン科」に属していて、でもデザイン技法などは全く教えておらず(本当にいいのかな・・・)とアウェー感たっぷりのまま報告を聞く。
ちなみにグラフィックデザイン科からはもう一人「クリエイターズ愛媛」の森井会長が出席されていたのだから、場違い感を感じるのも分かって欲しい。

そして、報告が終わり、各委員会からの発言が求められる際に、案の定トンチカンなコトを喋ってしまい猛省。

と、言うのも(勝手に)6学科全員の関係者がいると思っていたら、今回は3学科(eスポーツ学科、インテリア・建築デザイン科、グラフィックデザイン科)のみの委員会と、喋った後に分かり、“やっちまった感“たっぷりを味わう。

そもそも、日本の大学、専門学校とも縁がなかったから話題は新鮮で、やはり総合大学の4年制に比べると専門学校の2年制は圧倒的に学ぶ時間は短く、かつ2年制と言っても実質、2年目は就職活動なので、学生も先生達も気概が強い。

専門学校だから就職=成果/実績に直結。学校への信頼、ブランド力にも繋がっている。
就職への確度を高める一つに「資格習得」が強みになっていて、合格率などを聞くと、何一つ資格を持っていない私からすれば、(皆んなスゴイな・・)となる。

で、益々、私の役目は何だろう?と。技法も教えず、試験対策もしない、うーむ。