「ねぇ、インチキ。」「はい、何ですか?」「このお菓子、全部出していい?」「なんで?」「整理したいの!」と6年生。何が始まるか?分からなかったけど「いいよ」。
ココ大付属学園には寄付を含めた大量のお菓子があり、写真はその一部(他に冷蔵庫にはポッインアイスがあったり)。
お菓子タイムは毎回ガサガサと争奪戦になるから、お菓子がグシャグチャになることも。
そんな状況を憂いたのか、6年生のリクエストに他の6年生と5年生も反応しガサッーー!とテーブルに出し、山積みになったお菓子を分類し始め、段ボールをカット&工作し始めて棚をつくり見やすくしただけでなく、黙々と作業に没頭してると思ったら
「値札」と「だがしや」という看板まで作った6年生。完成までの創作時間は約2時間。
値札を見て気づく。これらの値段は彼らの価値観で設定した金額で実際の金額とは異なり、いわゆる「こども市場」と言うか彼らが買いたい値段を書いたので、
この「差」に市場のニーズが隠されてると感じてしまう。
「えっ!お金を払うの?」と早速集まる子ども達。「要らないよ!タダでどうぞ!」と伝えると安心して持っていく子ども達。
でも中には、
“元々”無料なのに値段があるのに払わずにタダで食べられるコトに「お得感」を感じた子どもいたようで心理的作用が働く。
子ども達が勝手に遊んだことながら、
マーケティングの“何か”を得たかも!?深いようで浅い、浅いようで深い話。
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