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2022年9月22日木曜日

タイパはタイ式パーティーじゃない。


北海道から沖縄まで各地でフィルム・コミッションが誕生しているのは「今ある資源が使える」「制作側へは0円」「撮影時、公開(配信)時、BD化の計3回あるPR機会」など【コスパ(費用対効果)】がとても大きいから。映画の場合、直接効果+間接効果=100億円超も珍しくないほか、作品は時代や地域を映す鏡として後世に残る点もフィルム・コミッションが携わる意義がある。

「【タイパ(タイムパフォーマンス)】ってご存じですか?」「知ってるよ!消費時間の効率化だっけ?」「今はタイパも重要らしいですよ」の会話で(むむ、配信作品を1.25倍速で観てしまうのもタイパか!)と自分もしているのに気づく。時短と同意語か?どうして速くするのかな?どうしてタイパが求められるのかな?時間を効率的にしてまで得たいコトとは何だろう?と帰り道に振り返る。

つまらない作品は速見したくなる。この場合「全体の早回し」であって気になるシーンだけを「摘んでない」のがポイント。そう言えばファスト映画というのがあったな→起訴。
物語には文脈があり因果関係で成立しているから、そこは守る。単に興味関心の所だけをかいつまむとミスリードや誤解につながる。この問題、実は面白い作品は「あっ!という2時間が過ぎちゃった」という感想が根本の解決なんだけどね。

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