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2022年3月16日水曜日

魅力は多面的。


何も知らずに見れば「美しい古い洋館」で終わり。普段から「物事は多面的だから色々な切り口(≒細分化)で見てね!」と、伝えているので昨日は萬翠荘で多面的な魅力を実感。


(1)人物。主人だった久松定謨氏のことなのか?建築家の木子七郎のことなのか?萬翠荘を訪れた方々の記録なのか?

(2)歴史。一言で歴史と言っても建てられた当時の愛媛の歴史なのか?建物の歴史なのか?これまでの変遷なのか?

(3)文化。建てられた100年前の愛媛の文化なのか?様式を導入したフランス文化なのか?

(4)建物。構造なのか?様式なのか?インテリアなのか?それとも材質、質感なのか?


100年も歴史があると、切り口一つでも奥へ深く細分化可能で、萬翠荘を取り巻く事柄は想像以上にスゴいと改めて実感。そして100年を機に「新たな切り口」を見出して未来へ繋げようというのだから素晴らしいと思う。


そんな勢いに乗じて「こども達を萬翠荘へ写生に連れて来てもいいですか?」と尋ねた所、快諾をいただく。これまでの100年を子供たちはどんな感性で描くのか?くれぐれも「上手に描く」ではなく、感じたままで描くように伝えなきゃ!Don’t think… feel.と言ったのはヨーダ先生。それにしても昨日の萬翠荘は、森の緑、空の青に映えたこと。

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