「(私)料金はいくらですか?」「(オ)100円よ!」「(私)ひゃ!100円?」「(オ)町が関わってるからな」「(私)このバスは、いわゆる“高齢者の足”ですよね」「(オ)そうそう!」と話してる間に脇道に入り、下り上がり山の中腹に到着。「(オ)見てみぃ、ココからの眺めがええんじゃ」と停車。「(私)いい眺めですね。写真を撮ってきてもいいですか?」「(オ)えぇよ。」とドアを開けてくれる。山あいに見える「伊方町」と海。
「(オ)伊方はいい所なんだよ。色々あるけどな」と大人の話になる。ザクッ!と言うと、地域資源の話で「有形と無形」といつも私が口にする種類の他にオジさんは「人工物と自然物」を挙げる。更に「正と負」「賑と寂」についても触れ、複雑な胸の内を見ず知らずの私に語ってくれる。バスは30分ほどで終点の役場へ。「(私)ありがとうございました。」「(オ)こちらこそ、ありがとう!楽しかったよ」とポケットから「(オ)これ、ハネモノだけど、美味しかったから」とミカンをくれる。オジさーん(涙)
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