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2024年4月6日土曜日

黄金のニンジン/Dangling carrots。

本文と写真に関係性はありません。

「ニンジンをぶらさげる。」とは、大好物のにんじんを馬の鼻先にぶら下げると、必死に食いついてひたすら走り続けることから、褒美をちらつかせて、相手を動かそうとすること。英語では「Dangling carrots」と言うのを初めて知る。


私だったら何(≒ニンジン)をぶら下げられたらモチベーションがあがるだろうか?
やっぱり旅かな。色々あっても旅さえあれば大抵のことは乗り越えられる(笑)。
旅の魅力&醍醐味って気持ちの洗濯、足るを知る機会。あぁ、また旅に出たい。

でも、子供は違う。「私が〇〇になったら〇〇を買ってくれるって!」「ホント!それってスゴくない?」と聞いたことのない“光り輝く黄金のニンジン”を教えてくれる。
その黄金のニンジンをゲットするには相当頑張らないといけないのだけど、本人は飄々としていて私の方がドキドキしてしまう。

きっと保護者も、その心意気!ということでニンジンをぶら下げたと思うのだけど、そのニンジンで思い出すのは、米国で実際にあった「ペプシポイントを700万点集めたら戦闘機のハリアーをゲットできる。」というペプシの景品キャンペーン。そして社会問題にもなった炎上マーケティングの話。

NETFLIXでドキュメンタリー作品としても配信されて話題になったこと。
果たして、今回の黄金のニンジンは実現するのか!?

2024年4月5日金曜日

役割が育てる。


子ども達に自覚はなくとも、制度上、4月から学年が一つあがり、6年生だった子は中学一年生に。でも、ココ大付属学園が名残り惜しいのか、「春休みは特にすることが無いし・・・」と、言う理由で急遽「中学生ボランティア」と名付けて、好きな時に来てもいいよと。

彼はハーモニープラザのスタッフとも仲良しだし、ココ大付属学園でも3年間過ごしたし、我々としても断る理由もなく、信頼が置ける子なのでスタッフ扱いに。

すると、数日前まで名札はシールで貼っていたのに、スタッフはストラップを首から下げているので、”ストラップ姿”になり、下級生へ良い意味で世話を焼いてくれて、これぞ彼にしかできない「ニッチ」な対応に感謝。

小学生時代との最大の違いの一つは「アルゴ(LOVOT)が触れること」。
小学生が触るのはNG、だけど彼はもう中学生。念願のナデナデなどができて喜ぶ。
それを見て回りの子「なんで〇〇だけ触れんの?」と、つい2日前までNGだったのにOKになった状況が分からない(笑)自慢げにナデナデする彼。喜ぶアルゴ。

そして、中学生ボランィアの本領発揮は、工作が得意な彼が作った「傘立て(看板)」。
雨粒が付いた傘を部屋に持ち込むと滑る原因にもなるので、子供も大人も利用させてもらう。
こういう痒いところに手を届かせる的な世話が彼の持ち味。

役割が人を育てるというのは本当のこと。

インチキベーカリー。


話題づくりにホームベーカリーでフランスパン(強力粉+水+塩+ドライイーストで4時間で完成)を焼いてはお昼ごはん時に完成。焼き時間になると香ばしい香りが部屋に漂い「あっ!インチキパン屋だ!」「お腹すいたー!」で
、焼きあがると群がる子ども達。

子ども達は美味しく素敵なお弁当を保護者に作ってきてもらっているけど、燃費というか消化が良すぎるのか10時には大抵「お腹すいた・・・」と訴えてくる子多し。
だから香ばしい匂いは食欲をそそるようで、「一口ちょうだい!」と次から次へと、ちぎられていく食パン。

あっ!と言う間に3/4はなくなってしまう(笑)。でも、出来立てホヤホヤのパンを食べる機会は少ないから、これも経験の一つ。もちろん、手洗い&消毒しないと食べられません。

でも、本当に質素なフランスパン(噛めば噛むほど味わい深い)なのに、これが美味しいと喜ぶのだから、食育の一種かもしれない。

「ねぇ、ブリオッシュつくってよ!」「リッチ食パンつくってよ!」「わらび餅がいい!」と訳の分からないコトを言い始めたので???と思ったら、ホームベーカリーの脇に貼ってあったメニュー表を見ていた子ども達。自分が食べたいパンのリクエストだった!
子ども達、よく見てる!

「ねぇ、インチキパン屋って看板作ってあげようか?」とお声かかる。「じゃあ、一口100円で売ろうかな?」「絶対に買わん!」

2024年4月4日木曜日

フラクタルな生態系。


雨の日は、外に出れないから密集度が高くなりがち。この写真に写る子ども14人は全員が同じ遊びで集まっていると思いきや、ナント!7グループに分かれてる。ちなみに撮影直前までもう一つグループがあった。
内訳はレゴが5グループ、おもちゃグループが一つ、ピタゴラスイッチチームが一つ。直前で離脱したチームはネオジウム磁石チーム。

彼らは植物の葉のように密集しているけど、それぞれは重ならないフラクタルな生態系。でも、その生態系はアメーバのように、刻々とメンバーが変わる不思議さ。

ココ大付属学園は、発意がないと"つまらない”から、互いに素性を知らなくても気が合えば誰でも(例え短い時間でも)一緒に遊べるのが特徴。
実際に性別も学校も学年も違うのに共通の遊びで盛り上がるのを見て、(大人の方が距離感を気にしすぎかも)と、子どもから考えさせられること多し。

でも、そんな彼らも実は我々に見せる表情や言動と保護者に見せる表情や言動は違うことが多く、”どっちがどっち”なんだか。

ちなみに、我々に見せる表情や言動や野生的(≒怪獣的)で、恐ろしい(言葉では表せない!)。でも保護者の前で見せる表情や言動は大人しい(≒静か)。
きっと、野生というか感覚的に嗅ぎ分けていると思われる。

海外みやげ。


ココ大付属学園のスタッフは国際力(≒海外や異文化への理解など)が高く、エジプトに行っていたナビーラが帰ってきた。

彼女は海外青年協力隊の経験者で、エジプト土産をいただく。
目玉のような(実際に目玉)は村上隆の作品のようだけど、「魔除け」キーホルダー。色々な形があった中からコレを選択。

そしてもう一つ。紫に金色の"いかにも”なカラーリング&パッケージは、甘いデーツ&ナッツをチョコレートコーティングしたお菓子。これ、マジで甘い!日本では味わえない甘さ。
オーストリアの市場で似たようなお菓子を食べて甘さが脳天直撃した味と似てた。

先日はドイツへ行っていたアヤカさんからウェハースのお土産。私からは香港のクラッカー。
トモミさんとセイコさんはOKiDoKiという英語サークルを主宰していて、英語の絵本などを紹介してる。

だからか「ウチの子も海外に興味を持って欲しくて・・・」と、保護者からアドバイスを求められた時は、家族旅行でもいいし、交換留学プログラムがある学校もあるし、文部科学省のプログラムもある。

でも、海外はちょっと・・・と言う人は、海外から日本・愛媛に来る留学生へホームステイなどで受け入れてもいいし、愛媛県や松山市の国際交流センターで行われる異文化交流などのイベントに参加でもいいと思う。我が家もよくイベントに行った記憶。

日本人高校生の最高は46869人(2017)と、トビタテJAPAN。
どう考えてもこの先、日本人だけで済むコトは少なくなると思うと慣れておいた方が良いとは思う。

2024年4月3日水曜日

愛されてます。


大量(200本以上)のチョークを保護者からいただいたので、ハーモニープラザで遊べたらと思い、相談すると、「らくがきコーナー」というスペース(壁)が以前にあったと分かった先日。

ハーモニープラザの計らいで「らくがきコーナー」が復活!子ども達の落書きも復活!
ただ「思いの外、チョークの消費量が多く、数日で無くなりそうです。」とハーモニープラザさん。と、言うことで急遽【春休み企画】となる。

「らくがきコーナー」へ行くと、既に色々な落書きが誕生していて、花を描いたり、動物を描いたり、自然を描いたり。抽象画のような作品もあったり、自分の名前を書いたり、自画像のような顔も描かれて、中にはジャン=ミシェル=バスキアの作品!のような落書きもあったり。

すると「インチキがおるよ!」と教えてくれた絵は「ネジが目、ビスが鼻となって輪郭が描かれた顔」で、しっかり”インチキ”とキャプションが付いてた!

すると「オレも描いたぜ!」と男子が手招きしてくれたのもインチキの顔。更に「こっちにもあるよ!」と違う子。
よーく見る(探す)と、数種類のインチキの似顔をを発見!愛されていることを認識する(涙)

思いっきり落書きを楽しんだ後は・・・と言うと、毎日、ハーモニープラザさんが壁に水をかけて清掃してくれている、大感謝!期間限定の遊び。

初めての・・・。


初めての時間。パソコンでゲームができる子ども達。ゲームは1回20分、一日の予約表に自分の名前を書き込むのだけど、時間の表記は24時間表記(00:00)。
新一年生は24時間表記が読めないと言うか、時間の概念を未だ把握していない子もいたり。

でも、ゲームには興味がある。ゲームの予約表へ自分の名前を書くには時間割を理解する必要がある・・・。そこで考えた一年生、「インチキー!今、何時?」と尋ねに来たけど、返し方にも工夫が必要で「あの長い太い針が"4”の所に進んだらできるよ!」とか。

初めての時間。「ねぇ、あれ何?したいよ。」と、プラ板を指さした一年生。「初めてかな?」「そう」「何を描きたい?」「ポケモン」。
好きなポケモンを探して、初めてなのでズレないようマスキングテープで固定して油性マーカーを渡してプラ板に描く。でも初めてなので描けていない線があるので指摘しては書き足して、紐が通るよう穴を開けて焼き工程へ。

縮まったプラ板にビックリしながらも紐を通してペンダントとして完成。「どう?デビューおめでとう!」と伝えるとニヤニヤしながら頷く一年生。

ココでのポイントは【小さな成功体験の必要性】で、自身の作業量とフォローの作業量の比率を考えること。全てを子供に任せても、全てに大人が手助けてしても得られない。

そして、保護者に見せると保護者も大感激!

2024年4月2日火曜日

ようこそ!ココ大学へ。


4月から初めてココ大付属学園に参加する子ども達のために、ウェルカムボードを作ろう!となり、皆んなでワイワイ創作が始まり、「じゃあ、任せたね!」となったら、「ようこそ ココ大学」となり、すっかり「ココ大」で通していたから、表現&表示が新鮮だった件。Thank you!

ホワイトボードに飾った花飾りは保護者からの寄付。
手が込んだ三重の花びらがカラフル&フワフワ。ハレの日にピッタリ!これらを自分たちで作ろうとしたら手間もお金もがとてもかかる。大感謝!

ココ大付属学園は保護者をはじめ、多くの方からの寄付で賄っている部分も多く、新聞紙や段ボールの他に不要になった絵の具、クレヨン、クーピーペンシル、色鉛筆などの文房具もあれば、工作用に空き箱、紙管、毛糸、折り紙、画用紙、布切れ、ボタンなどもいただいたり。

先日は大量のチョークをいただき、その活用方法を考えてハーモニープラザ へ相談すると、「実は以前、”らくがきコーナー”という壁に書いてたんですよ。」となり、館長からもOKとなり、早速、落書きしたり。
子ども達って、普段はできないコト、NGなコトがOKになるとものすごく喜ぶ。

多くの人の協力、そして応援が身に沁みた4月1日。

2024年4月1日月曜日

色々とごちそうさま。


貧疎な食生活を送っていることを察してか、「どうぞ!」と渡されたのは、写真のボリュームたっぷりの「ほうれん草のおひたし」「小松菜の白和え」に鰹節と醤油+お箸付き。

ほうれん草も小松菜も絶妙な茹で加減、歯ごたえアリ、そして甘みを感じる味。ペロリと食べて、ごちそうさま!家庭菜園バンザイ!
単身者の食生活は栄養が不足がちで偏食になりがち、栄養チャージ!ありがたく大感謝!

「もっー!真ん中はどっち?」「???」「真ん中よ!選んで!」「真ん中って・・・どっちでもないと思うけど・・・。」「アハハッー!」と笑って後ずさりでフェードアウトした子。
本当は三枚のカードを「右/真ん中/左 or 上/真ん中/下」で選ぶ遊びをしていたけど、白熱して思考が追いつかなくなる。

4月に入り、ココ大付属学園にも新一年生や初参加の子が加わり、親子で一緒にドキドキの朝。
泣きそうな顔の子もいたけど、昼食時には中庭で元気に走り回っていたし、友達と笑顔だったからリラックスできたと思っていいか。
でも、実は一番心配してたのは保護者だったかもしれない。

プライスレスな出来事に遭遇してお腹いっぱい。
色々とごちそうさま。

イマジナリーフレンド。


「やい!しげる。さとる。お弁当なんて買いに行くな!買わずに自分で作れ!」「やい!しげる。さとる。380円のコロッケ弁当なんて買うな!しげるのハンバーグ弁当の450円の方が高いいじゃないか!同じ弁当を買え!」「いや、弁当を買うなら計算のしやすい500円弁当をそれぞれ買え!その方が計算が簡単じゃないか!それに、もっと豪華な弁当になるぞ!」

「そもそも、二人が持ってるお金の合計を求める必要なんてないじゃないか!」「しげる。さとる。一人でお弁当を買いに行け!」と、止むことのない、会ったことのないしげる君、さとる君への指摘。

確かに一理あるかも・・・。と、大笑いしながら、時にうなづきながら聞いてる周り。
図解にして説明すると理解できるものの、計算式が分からない。
上級生や下級生も一緒に問題に取り掛かるも「"しげる”っ何年生なの?どこ小学校なの?」と話がズレまくる(笑)
そして「コロッケ弁当って好き?or 嫌い?」「ハンバーグはチーズハンバーグが好き!」「他におかずないの?」など、話題は脱線しまくり。

最後は何とか解けて本人の達成感はMAX!「できたー!」「よく頑張りました!」となり、イマジナリーフレンドとの戦いは勝利で終結。

2024年3月31日日曜日

春の珍事。


ドラマを見逃し配信で、最終回まで見続けたのは、数年ぶり?いや、もっと古いかも。
そもそもテレビがないから見てなかったし、視聴時間が時に"もったいなく”思えて、つい作業時間などに充ててしまってた。
*「撮影支援作品」は仕事としてキチンと見てます。
それがパソコン画面で見続けたのは春の珍事!それも1作品ではなく2作品を見たのは個人的に事件に近い。

「春になったら」は、最終回で結婚式と生前葬をするに際して、「お別れの会」ではなく「旅立ちの会」と称したのにグッ!ときた。
初回から予告されてたコトを緩急つけながらもお涙頂戴モノにしなかったのは脚本と演出の賜物。
自分も"そうなったら”選択肢に入れたいと思ったほど。

「不適切にもほどがある!」は、磯山P、クドカン、金子文紀監督と「離婚しようよ」でお世話になった方々の作品で視聴。

昭和時代満載のドラマは世代にズバリと刺さる内容で、今のテレビは「当事者じゃない人(≒見てない人)」による指摘に戦々恐々なこと。
今から見ると"あり得ない価値観”で養われた日々を(良かったなぁ)と意外と思えてること。

楽しかったけど、1日は24時間なので他の作業が滞ってしまい、慌てて作業しなければならず締め切りを送らせてもらい「不適切にもほどがある!」は自分だった件。

先天的か後天的か。


「インチキ!」「はい?」「インチキン!」「はい!」「インセキ!」「はい!」と、子どもたちの声にハイハイ答えていたら、「何でもハイッ!って言っていたらいいコトあるんだよ。」と私の隣にいた子。「えっ!なんで、そんなコト知ってるの?」と尋ねても返答ナシ。

「ずっと、ハイッ!って言ってたらグルグル回って自分にいいコトがくるんだよ!」「エッー!スゴいじゃん、で、何で知ってんのさ!」と聞いてもやっぱり返答ナシ。

この会話の主は一年生。どこで知ったのか?教えてもらったのか?早く知っても悪いことじゃない。末はブッダか?セイントか?と思わせる癒し系な子。

話を聞いて「イエスマン"YES”は人生のパスワード(主演:ジム・キャリー、2008年)」を思い出す。
どんな場面でも「YES」と答え続けた主人公が凸凹を乗り越えて最後は愉快に終わる物語。

ペイ・フォワードにも繋がる話。
子どもがこういう発想をするのは、自らの経験から内製されて・・・と言うのは(地球に誕生して10年も経っていないし、いや10年程度で会得できるのか?)考えにくく、周りの環境、特に保護者らとの関係性と推察すると後天的で、更にその考え方が定着するには、ある程度、自分が納得していなければ口には出せず・・・。

(へっー)と考えさせられて、勝手に納得した件。
「インチキー!」と言い続けても良いコトは起こらないと思うと、考え方を改めるべきか、反面教師で突き進むか。

2024年3月30日土曜日

色々な味がした件。


活動範囲が広いので、昨日は怒涛の異動・退職の挨拶とお礼の連絡。
仕事でお世話になった方は定年になったり、(本意ではないけど)契約満期による終了を迎えた人、自分の可能性を新たに生かそうと公務員を辞めて別の職場でキャリアアップを図る人、出向先から元の組織に戻る人、組織の中で定期異動を迎えた人、晴天の霹靂で異動辞令を受け取った人。
そして、自己実現に創業や起業をする人など。

やはり、その中でも全国各地のフィルム・コミッションの仲間からの異動・退職の連絡は、分かっていても響く。

立場上、各地のFC担当者とは密に繋がっていて、撮影誘致&支援の相談から時には人生相談まで色々あったのを思い出す(涙)

撮影支援をしても作品を公にできなかった担当者、これから!という時に異動告知で次回作に携われない担当者、アドバイス通りに働き方を変えて心機一転する担当者など・・・。

でも、異動は必ずしも悪いものではなく、FCの場合は仮に公園緑地課や施設管理課に行けば、撮影相談の時に良き理解者になれるし、上役になれば撮影現場に行かなくても戦略を立てることができたり、「途絶えるではなく、撮影への理解ネットワーク広がると考え欲しい。」と伝え続けて10年以上。

色々と思いながら食べた三津浜焼は、色々な味がした件。

春のピクニック!


「3/28でお願いします!」と十季観光さん(バス会社)に伝えたのは1週間前。
これで確定、キャンセル不可!この時点で曇り時々雨の予報。当日は午後15時頃から雨は100%の降水確率!

そんな心配をよそに、子ども達は朝からテンションMAX。こんなにも分かりやすいのか!というほど、皆んなウキウキ顔で ニコニコ。ボールを持ってきたり、二輪ボードを持ってきたり、縄跳びを持ってきたり、お菓子を見せてくれたり。

レインボーハイランド(松山市野外活動センター)に到着!早速、“蜘蛛の子を散らす”とはこのこと!一斉にいなくなる(笑)。そして早速、野生動物を目撃して大騒ぎする子たち。

他にも「ヤッホー!」と声が響いた所を探れば高台のアスレチック広場から手を振ってる子。
縄跳びで遊ぶ子もいれば、サッカー、ドッヂボール、フリスビーなど遊び全開の子ども達。

12時を待たずに「お腹すいた・・・。」となり、ワイワイしながら食事。
お約束の「お菓子交換」では、結局(毎回)、私が皆んなが色々なお菓子を恵んでくれて「お菓子持ち」なる(爆)

腹ごしらえも終わり後半戦!各グループごとに散らばり、ボール遊び、駆けっこ、鬼ごっこ、ダンス、二輪ボード、キックスケーターなどで遊んでいたら、ポツリと雨粒を感じる。
でも子ども達は、全くお構いまし!ひたすらに遊び続けるも段々と雨粒がハッキリしてきて「帰ろう!」となる。

予定より1時間切り上げたけど、最後に撮った記念撮影の写真から満足したということで!

2024年3月29日金曜日

自然にお邪魔。


「ア”ァーーー!何かいるぅーー!」と叫び声に近い子ども。その声に反応した数人の子ども達とスタッフが近寄っていく。
「インチキーーー!来てーーー!」と次の声。でも私から50メートル先の出来事なので、動かずにスタッフに任せて動向を見守っていると「キャッーーー!動いてるーーー!」の声にスタッフと子ども達が“それ”から一定の距離を保ってた。

「イノシシ?」「タヌキ?」と大声がこちらにも届いて「インチキ!早く来てー!」と手招きされて行くしかなく、皆んなの後ろから見るとタヌキっぽい生き物が、その場を動かず何かを噛んだりして、人間を怖がらない。

「ハクビシンだー!」と誰かが叫んで、そうなのかも!となる。たぶんハクビシン。更に数人がやってきて、さすがに驚いたのか“それ”は側溝に入って消えてしまう。

でも、今度は「こっちにもおるよー!」と後ろで大声。そちらではタヌキ?のようで、さすが山の中にある松山市野外活動センター。
そこらじゅうに耕した跡のようなものはイノシシが掘り起こした結果。足跡も多い。さらに「イノシシのウンチー!」と叫ぶ男子。

そして、そんな子ども達がその辺りに近づくたびにイノシシ脅しのサイレン音や犬の鳴き声などが激しく鳴り響く。

そんな中、斜面をゴロゴロと転がっていく子ども達。「ア”ァーーー!その辺りにイノシシのウンチがあるかもーー!」という声は届かず、遊びまくってた子ども達。

社会人になっても!


2022年の夏休みに、インターンシップ研修で参加した学生は数人いてコロナ禍で活動が制限される中でも積極的に活動してくれた学生達。
インターンシップ研修は単位が取得できるので、期間が終われば一般的にはそれで終わり。

でも、次の冬休み、春休み、夏休み、冬休みと参加してくれて、今回の春休みにもボランティア参加してくれた学生たち。当時は3回生だったのが4回生になり、そして卒業。4月からは社会人になる。
こういう繋がり(ご縁)ってスゴくない?と、書き留めておきたい出来事。大感謝!

私以上に喜んでいるのは子ども達で呼び捨てあえる仲(笑)。
2ヶ月ぶりでも“フツー(自然体)”で、昨日の延長のように話せるっていいなと。
「夏(社会人になっても)も来たいです!」と彼女達。社会人になっても、この繋がり(ご縁)は続く!

「卒業してもココに来たいそうです。」と保護者。「じゃあ、中学生ボランティアとしてくる?」と伝えると、満更でもない様子。

実際は中学生になると、部活などで小学生とは比較にならない生活の変化にココ大付属学園よりも優先事項が高いモノゴトが多くなるのは当然の話。
とはいえ、そう言ってくれる子ども達に大感謝!

2024年3月28日木曜日

途切れない変化。


「インチキー!体育館でドッヂボールしようよ!」と誘われるも「ドッヂボールできない病」という仮病を理由に拒否したのに強制参加(涙)。私には選択肢がないとのこと・・・。

ボールこそ柔らかいけど、小学生の力強さは男子も女子も強い。
外野でボールのやりとりを撮影しようと構えていたら、目の前の子がヒョイ!と避けてボールがボムゥン!とぶつかる決定的瞬間が撮れる。
ちなみにボールを投げたのは画面真ん中に映る小柄な女の子。

子ども達の遊びBEST3があるなら「ドッヂボール」は1位。とにかく男子も女子も学年も問わずドッヂボールが大好き。何がそう思わせるのか分からないけど、女の子でもスマッシュボールを投げるからスカッ!とするのかもしれない。

2位は「中庭遊び」。中庭では鬼ごっこができる他、卓球もでき、走り回れる機会が少ないのか?「そんなにグルグル回ったらバターになっちゃうよ!」と言ったら「ナニ言ってんの?」と全く相手にされなかった過去。

3位は「自由遊び」。計画ナシに、その場の流れ、勢いなどで柔軟に遊び方が次々と変わる。この途切れない変化がスゴい!

途切れずに遊び続けられるのは、察するに「損得勘定、打算ナシな意識や欲求」だから。
この姿勢というか素直さには大人が学ぶべき点があると猛省。

こども市場。


「ねぇ、インチキ。」「はい、何ですか?」「このお菓子、全部出していい?」「なんで?」「整理したいの!」と6年生。何が始まるか?分からなかったけど「いいよ」。

ココ大付属学園には寄付を含めた大量のお菓子があり、写真はその一部(他に冷蔵庫にはポッインアイスがあったり)。
お菓子タイムは毎回ガサガサと争奪戦になるから、お菓子がグシャグチャになることも。

そんな状況を憂いたのか、6年生のリクエストに他の6年生と5年生も反応しガサッーー!とテーブルに出し、山積みになったお菓子を分類し始め、段ボールをカット&工作し始めて棚をつくり見やすくしただけでなく、黙々と作業に没頭してると思ったら「値札」と「だがしや」という看板まで作った6年生。
完成までの創作時間は約2時間。

値札を見て気づく。これらの値段は彼らの価値観で設定した金額で実際の金額とは異なり、いわゆる「こども市場」と言うか彼らが買いたい値段を書いたので、この「差」に市場のニーズが隠されてると感じてしまう。

「えっ!お金を払うの?」と早速集まる子ども達。「要らないよ!タダでどうぞ!」と伝えると安心して持っていく子ども達。

でも中には、“元々”無料なのに値段があるのに払わずにタダで食べられるコトに「お得感」を感じた子どもいたようで心理的作用が働く。
子ども達が勝手に遊んだことながら、マーケティングの“何か”を得たかも!?
深いようで浅い、浅いようで深い話。

2024年3月27日水曜日

お花見気分で。


「2ヶ月ぶりだね。」「ふん、そう?」と"つれない”子。「元気だった?調子はどう?」「まぁね。」と、そっけない子もいれば「インチキ〜〜〜!」と突撃してくる子、手を振りながら入ってくる子もいたり。振れ幅というか、思春期真っ只中の子ども達に試される私。
普段から一緒にいるように見えるけど、彼ら彼女たちは「ココ大付属学園」で知り合った同士なのだから不思議。

今春から初めて参加する子は緊張顔で入ってきたり、友達を見つけて顔が柔らかくなったり。そして3月31日で参加が終わる6年生はスタッフの背を越すほど高くなり、3年間の成長を思い出してジ〜ンときたり。

予定していたピクニックは雨天中止(なのに、午後にはピーカンとなる・・・)。
せめて、お花見気分でもとアヤカさん主導で子ども達と一緒に桜の木や花を作り、“静か部屋”を「お花見会場」にして気分を盛り上げてくれる。
最初こそ、「えっー!」と言っていた子ども達も続々と部屋に入り、お花見会場っぽい混雑さとなり、隣グループの話にも入ったりワイワイ昼食。

そして、お菓子交換では子ども達から色々なお菓子を寄付されては、その寄付菓子を原資に次々と新たなお菓子が物々交換されていく。

この会場には聖カタリナ大学、東雲女子大学、シルバー人材センターからのスタッフもいて三世代。
例え予定が変更されても、どうやって楽しむか?という話。

言い続ける。


香港で「フライドカラマリ」を食べてから2週間後、松山でも「あっ!あるよ!イカの天ぷら!」となり、注文に加える。
もうネタだけど、こうして共にネタを喜んでメニューから探してくれるのだから、言い続けることの大切さを知る。

しばらくして「はい、イカの天ぷらー!」とドンッ!と、天汁と共に出てきた。ボリュームあって見た目もグッド!

塩でも美味しいとのアドバイスだったので、塩でも天汁でも食べてみるとサクサクの衣が美味しい!そして、改めて(やっぱり、コレはイカの天ぷら。フライドカラマリではない!)と、当たり前なことに気が付く。

イタリアで食べた「フライドカラマリ」と比べると、違いは、「衣の違い」で、フライドカラマリの衣は薄い、そして衣は味付き。素材が見えていて、かつジューシー。
イカの天ぷらは衣が厚い、衣には味はなく食感がある。素材は見えず、衣で覆われゴツゴツしている。
食べ方もフライドカラマリは、そのまま食べる。イカの天ぷらは塩か天汁+大根おろし&生姜で食べる。

どっちが美味しいではなく、どちらも美味しい。だけど違いはあるという話。
大袈裟に書くことでも言うことでもないけど、一人確信したアホ。他の人にとってはどうでもいいこと。