日本のフィルム・コミッションが撮影支援する99.9%の作品は、地域が舞台でCGなどで加工されたとしても地域であることは変わらず。残り0.1%はSFなど宇宙が舞台で地域色が一切ない作品(と思う。違ったら教えて欲しい)
だから、地域資源はFCにとっては重要で宝だけど、意外と
地域資源というのは、地域の隅で埃を被っていることも多く、時に古臭く思われていたり・・・。でも、3月に香港で、7月に韓国で監督やプロデューサーから直接相談された内容はフィルム・コミッションしか応えられないので、各地のFCたちと作戦会議。FCの皆んながスゴいのは、性別や年齢、暮らしている場所が違っても撮影支援という同じ体験と言葉を持ち合わせているから、理解度が高く、アイデアもポンポン出てきて、たったの1回で大枠が出来上がってしまう!
「地域資源とは何か?」に正解不正解はないから、例えば「軒先で売られている無人野菜は全て“朝獲れ”」も、地域の人にはフツーかもしれないけど、
「えっ!朝獲れの新鮮野菜がスーパー価格の半額以下で買えるの!?」と驚く監督や脚本家がいるかもしれない。すると、物語のエッセンスとして登場する可能性がある。シナハン、ロケハンに繋がる。
求められているのは特別なことではなく、ごく普通なこと。
0 件のコメント:
コメントを投稿