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2016年8月23日火曜日

共感の分かれ道。

4年に一度はオリンピックだけではありません!愛媛大学山田先生から依頼された「社会教育主事講習」も4年に一度の開催と聞けば気合いが入ります(笑)。
四国四県から集まった社会教育の現場を担う26名と授業。NPOの存在意義からフィルム・コミッション→ココ大を紹介し、足元には「可能性がたくさんある」ことを共有しました。

遡ること数時間前。愛媛県庁の藤井さんが、えひめグローバルネットワークの髙山さん、まつやまNPOサポートセンターの山本さんと共に来所。取材ということでNPOについて、愛媛県にやってきた経緯、今後何をしたいのか?などを改めて紹介させていただく。こうして振り返ると私は本当に人に恵まれていると実感。藤井さんとも知り合って10年以上、ありがたい機会でした。

「社会教育主事講習」と「取材」の共通事項は「NPO法人」。行政や企業とは異なる新たな役割といわれ20年、新聞でNPO法人の名前を見るのも増えました。愛媛県には450以上のNPO法人(解散除く)がありますが、浸透したと言えない理由の一つにNPO法人は「したこと(アウトプット)」を発信しているから。「したことで創出した価値(アウトカム)」を発信しないと共感されにくいー。

2016年8月22日月曜日

突き動かすコト。

朝から新事務所への引越し。4tトラックで荷物を運ぶこと5回、汗だくで運び終えて今度は荷下し&整理。引越しは5年で「大街道→緑町→三番町→花園町」と4回目。引越しの度に進化していますが今回で打ち止め!と思いたい(笑)。陣中見合いにお越し下さった方、ありがとうございます!

酷暑の中、スタッフらが動く姿に(こんな大変なことをやらないといけない理由は何?)と思えば、(自分を突き動かしているコトって何だろう?)と問いが自分に立てられ、「直面している課題へジタバタ」と答える。「逃げられない」とも「放っておけない」とも言えるかもしれない。正直に言えば「逃げたり」「見て見ぬフリ」もできるし、しなくても非難されない。「やれ!」と言われてやっているわけでもない。

でも、してる(笑)。(愛媛で働きたい!)と思ったことに起因して、紆余曲折もあったけど、ご縁が運んでくれたとしか思えない展開。一体、この先どうなるのか?
写真は9400km離れたウェリントン、季節は冬。長女も我が家のDNAなのか、目の前から逃げずに踏ん張っている。なぜ、逃げないかというと「その先に見えるもの」があるからなんだろうな。

2016年8月21日日曜日

営業へGO!

私はお酒が飲めないので酒場とは縁がありません(涙)。なので店名は知っていても入ったことのない「蔵元屋さん」への潜入機会を槌谷さんからいただき、「愛顔の食卓」の営業に行ってきました。
と、いうのも日本酒には「つまみ」が似合い「"つまみ"は世界最小の和食≒6次化品」です。この「つまみ」を文化まで昇華できたら「TSUMAMI」と世界語になったりして(笑)。そんな野望があります。

ココ大が思う「つまみ」は、店で扱う品と何かを和えたり、温めたり、混ぜたり、電子レンジ程度で数分でできる品です。私たちが扱うのは「加工食品」ですから、封を開けて2〜3の手間でサクッと完成!がいいですよね。いよいよ「つまみ学」も始められます!

蔵元屋さんに集まった約40名から「試飲・試食はあるの?→あります」「今度友人が来るんだけど土産物もあるの→全て土産に最適です」「どこにオープンするの?→花園町です」「これ美味しい!→そのクラッカーも地鶏も愛顔の食卓から出しました!」「お店では授業するの?→はい!します。」「日本酒は売るの?→いづれ整ったら販売します」など、チラシの効果は絶大で興味をもっていただき営業は終了。伺いますので、お声がけください!

2016年8月20日土曜日

センスの来る道。

一言で言えば「とても些細なこと、気付かないこと」かもしれないけど、その「些細な」所にセンス(感性)は宿ると思うから軽視できないなと。一体「センス(感性)」はどこでどうやって身につくのか?考えても答えのない問いに悶々とする。

写真は「移住交流カフェ」で会場となったGRAYSさんが用意してくれた軽食。打ち合わせ時に「各人に小分けではなくワンプレートに乗せましょう」と私が言いました。そして「愛媛産の食材を使い参加者に話題を提供しましょう」とも言いました。
その言葉を具現化してくれたのはオーナーの松波さんのセンス。「特別なことはしてないですよ」とのことで、八百屋で買えば「愛媛産」は当然かもしれませんが、オシャレに見えるから不思議です。彩りも美しい!

「本物を見ろ!」「目を養え!」などいうけど、どれだけ「よいもの」を見て「経験を蓄積」しているか?ということか。そして自分なりに蓄積から引き出し「出力の経験」を重ね修正を繰り返し独自のセンスを構築するのか!案の定、テーブルに出したらスマホで撮影大会が始まり予想通り。愛顔の食卓でも参考になるコトがたくさんあり、感度を高めないとねとギアチェンジ。

ようこそ!松山へ。

「昨日も進行でしたよね?」とNHK松山放送局カメラマン。「司会が本業ですか?」とNHK松山放送局記者。「いいえ、本業ではありません!」とキッパリ!「本業は市民大学と公益活動支援です。」と私。
ご縁でお声がけいただいていますが、請負う前は必ず「私でいいんですか?役に立ちますか?」と尋ねます(笑)。

「いい、暮らし。まつやま移住交流カフェ」は15人の移住者と共に無事に終了。「魚が美味しい」「自然が豊か」「人が優しい」「物価が安い」「行政窓口が親切」「方言に癒される」「車がないと遠出できない」「交通マナーが悪い」など、東京や大阪、香川などから松山へ転居されてきた方の生声は直球でした。全員が移住者だった「安心感」からか、皆さんよく喋りました(笑)。終了後も30分以上話し込んでいましたからね。

「職」は農業や士業、デザイナー、飲食業、営業職など色々な方がいて、新天地で逞しく暮らしていることを確認。【明日からの松山暮らしをどう楽しむか?】の問いに「食べて感じる」「イベントに出かける」「コミセンへ行く」「友人を増やす」など、積極的だった参加者。こうした機会が「松山ファン」を増やし「新松山人」となるんだなと。ようこそ、松山へ。

2016年8月19日金曜日

54人と21社。

愛媛県出身で現在は東京、大阪、福岡、愛媛など県内外の大学へ通っている学生54名(主に2回生、3回生)とオンリーワンな企業21社による交流会。聞けば学生はこれから就職活動のようで、企業を知る機会は初めてだったとか。進行役として気をつけたのは「和やかな雰囲気」。交流が目的なので、どれだけ多く意見交換できるか?双方が緊張しない雰囲気を心がけました。

「シェアNO.1の企業が愛媛県に多くあるのを知った」「仕事へのやりがいを感じた」「女性活躍の職場が多いと知った」「通勤時間が短いと知った」「自分次第と知った」「愛媛で就職したいと思った」など、学生から意見が出れば「意識が高い学生さんに驚いた」「何のために働くか意識してほしい」「自分の得意専門を探求して欲しい」など企業さんからエール。

私は就職活動の経験がなく、今回の学生のように積極的に行動したこともありませんでした。社会的不安定・不確定・不透明を感じる現状が意識を変えているのか?(推測するに、学生の親御さんが将来を心配しているかな?)。そしてもう一つ、参加21事業所の中に「NPO法人」が一つも入っていなかったのは私にとって課題。NPO法人が就職先の一つに選ばれるようにしないと!

2016年8月18日木曜日

ギャップ調整。

忙しい時あるある、事務所のPCが突然ご臨終。そして愛機のMacBookもファイルが選択できずフリーズ状態に陥る。(こんな時に!)と思うも、どうしようもなく出費額を計算すると(あー、この金額ならアレができたなぁ)と妄想する、痛い!こんな時は一服、見上げよう(笑)

閑話休題。松山市主催「松山市の文化について考える」ワークショップに参加。普段アウトプットが多いだけに貴重な意見が聞けるインプット時間。ファシリテーターは市の職員。(市の職員はファシリテーターもするのか!)と驚くと共に「文化」という抽象的なお題に取組む松山市にエール。場の作り方・温め方、進行手順、検討手法、発表方法などを自分の仕方と照らし合わせギャップ調整。客観的な視点で陥りがちな「独り善がり」にならぬよう確認。

今日と明日で3つの講座を受け持ちます。本日は愛ワーク主催「県内のオンリーワン企業20社と大学生とを結ぶ交流会」。就職説明会とは似て非なる成果を!というお題。明日は「愛媛県新規採用職員研修」今年は180名!入庁者増えてます。そして夜は「いい暮らし、まつやま交流カフェ」。各地から松山へ移住された方と松山市が対話する時間。場の温め方、進行手順、検討手法、発表方法など直前再確認!

2016年8月17日水曜日

誰も想像できず。

新装開店「愛顔の食卓」の準備は現在こんな感じです。レジスター納入で研修開始!レジなんて全くの未知世界だけど「コンピューター入り電卓」ね。愛顔の食卓の商品は全てバーコード管理、釣り銭も自動計算なので間違いもないし管理もしやすい。レシート発行も領収証発行もバッチリ(当然ですが、全ての機能にビックリ!)

出品事業者は30者を超えました(繁忙期に追いかけてスミマセン!)。いづれ50事業者まで増えると見込んでいます。取扱う商品は150種以上になりましたが「季節性」のモノが多く、毎月品は入れ替わるでしょう。店には「試食試飲スペース」が完備されており、ここでは「授業」もできますから、定期的に「商品力向上を目的にした生産者を交えた授業」を計画中です。

一番奥、扉で仕切る向こうは「ココ大事務局+えひめリソースセンター事務局」です。店に何かあれば直ぐに対応できますし、打合せは今後すべてここで(笑)。前回の愛顔の食卓が終わってから5ヵ月。今の状況を誰が想像できたでしょう、私もできませんでした。これも全て何かの縁の繋がり。愛媛の魅力を体験できるオンリーワン拠点になります宣言!

2016年8月16日火曜日

失敗とヘマ。

頑張ってきた映画撮影の誘致に失敗。手応えもあり、イケると思ったんだけどな。ロケ地はよくても「使いやすさ」に難があったか。モノゴトはサクッ!といかないものです。何となくドヨ〜ンとした雰囲気が漂うと続きそうで怖いと思っていたら、案の定(えっ!?今さらソレはないでしょ?)という青天の霹靂みたいな自体が勃発。事態収拾に奔走。色々していると「失敗・ヘマ」が多い、毎日は写真のようにまだら模様だ(笑)

確認を取らずに失敗。私情を挟んで失敗。アイデア沸かずに失敗。折り合い着かずに断念。品質ギリギリで諦め。スマートに華麗に仕事ができればいいけど、実際はそうはいかず妥協の連続。苦い経験を毎回どこかに感じるから(次こそ!)と思うのかな?チャップリンの「私の最高傑作は次回作だ!」という名言が頭をよぎる。

諦めが悪いのか?回復力(レジリエンス)が強いのか?最近、痛みや世間体、評価などに「鈍感」ということは最近知った(笑)。「諦めないから失敗がない」という人もいたっけ。でも実は諦めようと思っていることが一つあったり。諦めるというよりか「手放す」という感じか。手放して得られればいいんだけど、今は分からない!


2016年8月15日月曜日

トレードオフ、等価交換。

戦後71年、名も知らぬ尊い命によって「今」がある。そこには「トレードオフ」が成立していて、何かを得るために何かを犠牲(諦め)にしているんだけど、欲を出し両方を得ようと手段や道を誤らないようにしないといけないと終戦日に思う。昨年はこんな記事を書いた。

「等価交換」という言葉は「鋼の錬金術師」で強く印象に残る。トレードオフのように「一方を諦める」のではなくて「(価値が同等と)交換」の概念で、給料≒労働時間、サービス(商品)≒対価、ボランティア≒生きがいなどは典型で「双方の価値バランス」がポイント。経営者は(こんな奴に給料を払い過ぎ!)と思えば、従業員は(こんなに働いているのに、こんな薄給じゃ無理!)と職場あるある、自戒を込めます。

私にとって大きなトレードオフだったのは「働き方」。給料はいいけど子どもの成長(時間)に寄添えない毎日。当時両方を得ることは難しく、トレードオフで家族優先の働き方を選ぶ。そして倉庫でのバイトなどもしながら今に辿り着く。最近の等価交換は昨日、家族でいった須ノ川海岸で「海底にいるウニ、大きな魚が泳ぐ姿、透明度の高い水質」との出会いの交換に「ヤケドに近い日焼け」をする、同等かな?(笑)

2016年8月14日日曜日

えひめ駄話。

海面養殖生産日本一、養殖真鯛の生産日本一、真珠の生産日本一、日本一高い伊予糸、柑橘生産日本一の「南予」が誇る産業資源については「えひめ南予通信大学」で学びました(8/24から後期が始まります!)。その延長で調べたら、愛媛県は通勤通学にかかる時間が20分/週平均と日本一短い(私は15分)。愛媛県は余暇の時間は6時間1分/日と日本一長い!

で、ナゼこれが1位?というのはネットにあり「パン屋の多さ(187軒:2013年)」「プロパンガスへの支出額(51,458円)」「しじみの支出額(1,659円)」「人口10万人当たりの百貨店数(2.8店)」。ついでに調べたら、愛媛県内の(個人事業者を除く)事業所は67,910事業所で「卸売小売(17,494所=25.8%)」「宿泊飲食(7914所=11.7%)」「建設(6350所=9.4%)」「生活関連サービス(6,315所=9.3%)」「医療福祉(5,500所=8.1%)」「製造(5,161所=7.6%)」と続く。

あくまでも「参考情報」だけど、これからの人口減少時代に、これら諸々の数字や値は変化してゆくので、我々は「ランキングから妄想」して対処したらいいんだなと。写真は「日本一」と言いたい面河渓の山と川。岩から飛び込んで遊ぶ傍らで、鮎がにげていきました。

2016年8月13日土曜日

大洲の加工食について。

移住した15年前、どこの馬の骨かも分からない私に声をかけてくれた大洲市。
当時、声をかけてくださった方は部長職になり「お互いに年を重ねましたね」と挨拶(笑)。大洲市に伺ったのは「おおずええモンセレクション」について。聞けば大洲市は独自に「大洲産の加工食品」へ認定を出しており、現在準備中の「愛顔の食卓」で取扱できないか?と相談。
先日の「ホームアップ」に続き、愛媛には魅力的な食品が無数にあることを確認!

写真はほんの一例で、甘酒や豆腐、スイーツなどもあり、注力の勢いを感じます。しかし、販売している店舗を知らない、見たことがない品が多いのが現実で、ここに「ギャップ」を発見!全ての商品には「(生産者の想い等の)物語」があり、その魅力を知って食べるか?知らないで食べるか?では味も異なると思う一人。これぞ地域のソウルフード。

愛媛県内で、このように地域の特産に対し認定している市町村は大洲市以外に知らず、さすが!と思ったり。これから大洲は「いもたき」の季節。「いもたきのレトルト化も考えているんですよ」とのこと。「いもたき」を故郷の味としながらも、県外へいる人たちは多いはず。個人的には「レトルト化」に大注目、非常食にもなりますからね。面白い!

2016年8月12日金曜日

移住について。

愛媛県への移住者も増えていると思います。色々な取組が功を奏して環境が整ってきたのだと思います。昨日も面河渓で2組の移住者と会いましたから。その一方で「移住したくても踏ん切れない」「(故郷の愛媛へ)帰りたくても帰れない」という方が周りにはいます。その人たちの共通の悩みは「職」です。

ざっくり言うと、今年2月からの愛媛県の有効求人倍率は1.34倍(2月)→1.39倍(3月)→1.42倍(4月)→1.47倍(5月)→1.43倍(6月)と上昇傾向にあり、東予で1.48倍、中予で1.28倍、南予で1.16倍と全地域で上昇しているとのこと(5月現在)。だから「職(求人)はあるか?ないか?」では「ある(5月は3万人以上の求人、うち新規求人は1万人以上)」けれど、「(非正規雇用も多く)希望する職種がない」が現実なのか?

だけど、希望職があっても、今度は「移住前と同じ職種でも給料が低い現実」があり、そこを「どう乗越えるか?」で移住は楽しくなるはず。何とも言い難い微妙なズレだけど、修正できたらいいなと。「移住」という不勉強な題材を調べる。写真のように、同じ木でも色も形も大きさも異なるのに同じ土に根を張るのは人も同じと思う。参考は「愛媛新聞」「愛媛労働局」「愛媛県の有効求人倍率」

2016年8月11日木曜日

ニュースをつくる。

愛媛新聞で毎月掲載いただいた「えひめまるごとキャンパス」先日の海南タイムズ、経済レポート、愛媛新聞読売新聞など、ココ大にご興味を持っていただき、本当にありがたいです。一部は継続取材を依頼され、昨日は新たな取材でした。自分たちでは発信に限界がありますが、第三者の力を借りることで「届かなかった所」へ情報を届けることができます。

「どうしたら誌面に取り上げてもらえるの?」と、相談を受けることも多いので公開講座(笑)。最も意識しているコトは【ニュースをつくること】、これは「初めて、最も、1番、最新」など誌面の「見出し」として成立しやすい事柄であること。記事の作成に「書きやすさ」を提供するのです。「記者になったつもり」で自活動の魅力を客観的に伝えられるか?がポイントです。

しかし、一般的に「初めて、最も、1番、最新」を何度も創出するのは至難の技です(笑)。でも「初めて、最も、1番、最新」が求められる・・・。そこで考えた答が「新しい活動を創出する」ことでした。そう!新しい活動だから全ての事柄は【初めて】です(笑)。かといって、写真のように「新しいことを混ぜる(美川そうめん+よもぎうどん+みかんうどん)」のは、魅力が半減するかもしれないのでNGです。反省・・。

もの申す!

ニワトリが先か?タマゴが先か?分からないけど、ギムが先か?ケンリが先か?だったら、ギム!と答える私。法律家ではないので間違った認識かもしれないけど、ギムを差し置いてケンリを主張するのは違うと思う。厄介なのは「最低限のギムのみ"こなす"」人。間違ってはないけど、ギムの前後に「のりしろ(コミュニケーション)」がないから接合面できず大変(笑)。

仮に、ギムである業務の場合「ギムの範囲」では「ギムの範囲内での評価(≒想定内)」で収まってしまう。しかし、1mmでも想定内のギム超えた場合「ギムの範囲外の評価(≒想定外)」になるので、評価者が驚く可能性が高くなる。そして本人にもいい事で、ギムに自分の目標を加算することで、得ることは多くなる。これは「仕事するなら」で書いた。

ケンリを先ず主張する人は大概にしてギムの評価を得ていない。ケンリを先ず主張する人の大概は「自分の正当性」を先ず主張する。そして「できる」「できない」で判断するから「やってみる!」という挑戦意欲が低い(失敗したら、その時間やお金はどうしてくれるの?)し、当人以外の誰かに転嫁する傾向がある。1mmでもギムを超えたら印象も変るのにな、残念。良くも悪くも多様性なのだ。

2016年8月10日水曜日

宇和島市>伊予市>松山市>西予市>西条市。

興味深いランキングが日経新聞に。「シニアにやさしい街」と称して全国の市町村(676市町村)をランキング化。
その中で① 生涯学習の「大学」や講座などの学習活動に参加している高齢者の割合。② ポイント制度や地域通貨制度などを活用し、高齢者に参加を促す介護支援ボランティアの仕組みの有無。③ 高齢者1000人あたりのシルバー人材センターの契約実績額。④ 高齢者全体のうち、ボランティア活動に参加している割合。⑤ 高齢者の就労率。の5項目を【高齢者の社会参画ランキング指針】として愛媛県に当てはめたら『宇和島市>伊予市>松山市>西予市>西条市』がワースト5!

愛媛県の2015年度高齢者人口統計は、65歳以上が419554人(男性:174231人、女性:245323人)。総人口(142万283人)に対して29.54%。久万高原町、上島町、伊方町、松野町、鬼北町では高齢化率40%を超えている。平均寿命は男性79.13歳、女性86.54歳。

ちなみにベスト5は『四国中央市>今治市>新居浜市>八幡浜市>大洲市』。ベストもワーストも人口の多い街なんだ。この情報から「何」を引き出せるかは腕の見せ所。3人に一人は65歳以上の愛媛県。考えさせられる・・・。

2016年8月9日火曜日

じゃこ天授業。

八水蒲鉾さんとのコラボ授業「宇和海の恵MYじゃこ天づくり」は、予想以上の「学び」で終了!【じゃこ天の原材料となる魚は季節によって異なるので、見た目は同じでも味は日々異なること】【八水蒲鉾では150種類以上の商品があり年間10種ほどの新作を世に出すが、残るのは1本程度なこと】。【じゃこ天と蒲鉾の違いは骨や皮まで入っているのがじゃこ天、身のみを使っているのが蒲鉾】。【八水蒲鉾は8つの蒲鉾業者が集まり始まった会社】など。

そして、いざ!MYじゃこ天づくりを始めると、市場では簡単にように見えた「型押し」が難しい!手から材料が離れない。慣れてきて、型押しが上手にできても今度は竹串でまな板から剥がすのに苦戦。何気ない「職人技」に参加者一同唸る・・・。で、揚がったばかりのじゃこ天の美味しいこと。たらふくいただきました。

「ほたるじゃこ」を筆頭に平目、太刀魚、ひめじなど、季節の小魚の骨や皮を丸ごとすり潰してつくるじゃこ天は、カルシウムなどの栄養が豊富で知れば知るほど完璧な「ご当地ソウルフード」。「郷土料理の研究で参加しました」という中学生。お役に立てたのなら嬉しい。

2016年8月7日日曜日

つれづれに。

「愛媛の女性と結婚したかったんです。そして結婚できました。」と、堂々と教えてくれた県外出身者とお会いしたのは初めて。私も愛媛の女性と結婚しましたが、私の場合は「偶然の縁」です。20年以上前のニューヨーク、日本食レストラン(笑)。愛媛の女性に惹き寄せられた男性との会話は刺激的でした。彼と出会ったのも「縁」、一緒に活動します。

現在、映像会社の技術力、コンテンツ力、文化映像環境の向上・充実を目的にしたドキュメンタリー作品の審査真っ最中、どの作品も自社の想いを乗せた「内容」に地方の底力を感じたり。映像が持つ訴求力はストレートで文章のように「想像させない」利点があるな、と一人納得。

諸説あるけど、フランスにおける芸術の序列は、第1から「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」の順とされ、第9が「漫画」とのこと、ルーヴルNo.9展にあった。オムニバス漫画はとても面白かったけど、ルーヴル美術館に行ったことがないので惜しい!「表現」が芸術の根本なら「告白」も「ドキュメンタリー」も芸術の一種かと。いかん!作業中にボッーとしてきた。熱中症にはご注意!

修羅場の賜物。

SWサイドストーリーの「ローグ・ワン」のギャレス・エドワーズ監督。大抜擢で新作への意気込みを聞かれての回答。「萎縮していたら新しいことなんてできない。」沁みるなぁ・・・。再撮影で修羅場の連続と思うけど応援する!絶対初日に観る!

2016年1月1日の記事。この時は【2016年は形に表す年】と書いたものの、「今」は描かれていなかった。あれから7ヵ月、えひめ南予通信大学は2500名の受講者がいて、「愛顔の食卓」は8月下旬にリニューアルオープンする。当時、抱えていた宿題四天王(6次化産品販売、えひめ南予通信大学、公益(事業)活動支援、対外対応)のうち、3つはメドがついた。

今日まで「修羅場(公に言えない!)」は何度もあったけど、その都度超えて、一皮も二皮も剥けて強くなった(笑)。その結果か対価か「新しい景色」が見えた。20年以上前の過去から現在までの経験と実績、人脈などは「単なる点」でしかなかったのに、修羅場が「ハブ」になって可能性を多面的にして繋がった。意味深な表現だけど、不安や萎縮があっても挑戦したら新しい風景は必ず見えるという話。

2016年8月6日土曜日

宇和海に出て欲しい。

こんな感じ。TOHOさん、お借りしました!
お見事!「シン・ゴジラ」。見応えのある2時間でした。あの映画に関わったフィルム・コミッションは幸せだな、永遠に「シン・ゴジラの撮影支援をしました!」って言えるんだから。
巨神兵、エバンゲリヲン、特撮、CGなど」最新技術からミニチュア撮影、オマージュまでてんこ盛りで大満足。間違いなく、邦画BEST3には入るでしょう。それにしても省庁の協力は「海猿」以来の大仕事だったと推測。

実は「シン・ゴジラ」を見る16時間程前、ジャパン・フィルムコミッションの理事会の帰り際に「学長、シン・ゴジラご覧になりましたか?」と映画製作者。「いいえ、まだです。」「それはもったない!よくできている映画ですよ。東宝さん頑張りましたから」と助言いただく。そして別の映画製作者は「あの映画なら海外へ出しても賞はとれますよ」「瀬戸内海に出たら面白いよね、はっはっはっ!」といただく。

8月1日までの上映4日間で動員71万人、興行収入10億円超とネットで出ていたけど、300万人の40億円程度か。あれ、すると意外と・・・。まっ、全28作品の中でも個人的には一番好みといえるので問題ナシ。ホント、瀬戸内海に怪獣が出てきて欲しいと望む一人。