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2023年5月11日木曜日

どんなアイデアが出てくるか!?


神奈川大学での「フィルム・コミッション」題材にした授業(オンライン)が始まる。前回は桃山学院大学で行い、その後も他大学でも!と好評だったのに、コロナの影響で大学が休講になったりして好機得られず。
今回は経営などを学ぶ130人余の履修登録生が対象で「フィルム・コミッションを活用した地域の活性策を考えてください。」というお題。
画面いっぱいに表示される学生たち。各自、色々な所(決して家からだけでない)から参加してる(笑)

学生は1グループ4-5人構成(計27グループ)で分かれ、各グループには活性策を考える地域が割り当てられてた今回協力するFC札幌FC(北海道札幌市)、せんだい・宮城FC(宮城県仙台市)、かくのだてFC(秋田県仙北市)、諏訪圏FC(長野県諏訪市)、宇部FC(山口県宇部市)、えひめFC(愛媛県)」の6FC)。
Zoomのブレイクアウトルーム機能で各地域に分かれた学生たちの様子を見に行くと・・・。

「〇〇は都会だよね、何を目的に行くのかな?」「愛媛ってみかん?キウイもあるの!?知らなかった」「イメージが無いなぁ」など、先ずは地域を知る・調べてました・・・。
別々の場所にいながら、一つのことについて意見を交わす学生たち。学び方は進化したと実感。
一ヶ月後には「活性策」の途中経過報告。どんなアイデアが出てくるのか!?

2023年4月29日土曜日

動けば始まるは本当。


今年度も「鬼北町にぎわい塾(主催:鬼北町/運営:IRC)」の塾長職を預かることになり打合せ。
すると「あれから動きがありまして!」と報告があり「ナニナニ?」となる。すると昨年度に塾生として参加した山下雅代さんがテレビ愛媛の番組に取り上げられていた!そして近況を伺えば、カフェの開店を目指して本格的に始動したとのこと。

美味しいコーヒーを出す店はたくさんあるけど、「コーヒーを通じて人と人が繋がる場所」を提供しているのは山下さんだけで、彼女が作ったコーヒーは彼女からしかいただけない。

coffee.connect.peopleでインスタもしていて、イベント出店を積極的にしてる!背中を後押しできたかな。鬼北町にぎわい塾の成果が一つ誕生!前回は大にぎわいだったので譲ってしまったが、今度こそ飲みたい!

動けば始まる。は本当。先日の「エールラボえひめ」の講座でも同じだったけど、始めたい人は多い。だけど一人だったら不安だし、心細い、考えれば考えるほどネガティブになったり。
そんな時に「鬼北町にぎわい塾」「エールラボえひめ」みたいな機会があると頼りたい人が現れるのも事実。
偉そうなこと言ったり書いたりしたけど、私自身は特に何かしたか?と言われたら怪しい。

2023年4月14日金曜日

愛媛にくわしい人。


NHK松山放送局の「ひめDON!」へ出演。正直に言うと番組を観たことがなく、今となってはテレビもなく、2年目のYディレクターから依頼された時は内容にピン!と来ず「私でお役に立ちますか?他に該当者がいそうですが・・・」から始まる。
聞けば4/14からMC(宮本真智アナウンサー/前任地は鹿児島県)とスタジオセットを刷新しての新装第一弾。林家染太さん(松山北高校出身)と一緒!

人選は「愛媛の事情に詳しい人」という触れ込みで矢が当たる。
メイク室でメイクさんによるしっかりメイクで整えられ、控え室が用意され、昼食(写真/NHK食堂からの弁当)まで用意されていた!辻利のお菓子は染太さん差し入れ。
宮本アナウンサー、染太さんとの雑談で「他にどんなDXがあるか?」となり、私は「バーチャルスタジオ」を挙げれば、染太さんは「VRゴーグルを着用した寄席(寄席のライブ感をVRで体験)」を教えてくださり、未来ですね!となる。

実はNHK松山放送局とは「坂の上の雲」での撮影を皮切りに「NHK松山放送局開局80周年記念事業」「講演会」「ラジオまどんな」など、色々とご縁がある不思議な間柄(TVがなくても受信料払ってます!)
第一回目なので「愛媛を明るくする。」が狙いだったようだけど、「アイツが出てる!」で笑っていただき明るくするのも役割と!

2023年4月13日木曜日

朗報、そして早速講座!


朗報が続く。昨年度ディレクターを務めた「エールラボえひめ」が、今年度も運営事業者に採択されたと連絡があり、チームで喜び合う!私もディレクターを継続。
昨年度の成果が認められたこと、そして次年度以降の描いたビジョンも評価されたとのことで嬉しい。
ただ今年度は「自走準備期間」と位置付けていて、各プロジェクトを多くの方に知ってもらわなければいけない。そのためには「プロジェクトの意義などに共感」が必要。

でも共感は「はいっ!共感しました!」と単純な話ではなく、手段や成果、実績、当事者の想いなど様々な要素が積み重なって「共感に値する取り組み」になると思っているから、先ずは「プロジェクトに可能性を感じてもらえる」よう、言語化から始めようとなる。
そこで「毎日、ブログを書いてるじゃないですか」となり、私の取り組みを事例として言語化への一歩!目指せコンテンツ化!

開催は4月26日(木)19時からZoomによるオンラインセミナー/参加無料。
書く際に気をつけているのは「文字数(量)」「ワンテーマ」「リアリティ」「口調」「軽さ」「ライブ感」「自分のため」など、これらが持続化の要素。
これらの内容を紹介しながら、オンライン上でも意見交換ができたらいい。ほんと、書き続けていたら予想もしないことも起きるしね。

2023年3月7日火曜日

助成金(補助金)の話。


「えっー!その助成金の申請締切は先月末だったよ!」と事実を伝えるとガックリの相談者。「あと数日後には締切か・・・間に合うかな?」と合致する助成金(補助金)情報を見つけるも、数日(事実上2-3日)しかなく悩む相談者。
「そんな助成金(補助金)情報はどこで入手してるんですか?」と言われると、日本財団カンパンが有名だけど、身近で言えば松山市のNPOサポートセンターでも紹介してる。

伝えれば「そりゃ、そーだ!」と納得だけど、そもそも助成金(補助金)は縁遠いモノ、NPO法人だけが申請できるなどの“思い込み”があるから意識が向かない=気がつかない=申請という気持ちに結びつかない。
「昔は一発必中のハンターでね・・・」はネタ。「提案内容が採択されて実際にお金を預かることができるのはオマケです。」と伝えているけど、助成金(補助金)の本質は「思考の整理」と思う。

頭の中でモヤモヤとめぐらせても解決しない。考えを整理するためにも助成金(補助金)を活用して項目ごとに書くことで求められているコトが整理されて形になる。
形になったら申請すればいいわけで、伝われば採択、伝わらなければ不採択。不採択は一時的に残念だけど(ブラッシュアップが必要な内容なんだ)と振り返り、改訂して、別に募集している助成金(補助金)に応募すればいい。それだけ!

2023年3月6日月曜日

Teach for learning.


2日間、計9時間の講座が終了。予め少人数開催とうたっていた特徴を発揮できて良かったと自己評価。それも初参加の方が複数いて意見などが新鮮だったこと!
2日間の終了時に振り返ったけど、それぞれが「大いに学べました。」的な内容を述べてくれたけど、やはり最も学んだのは私であって、「この生態系(≒コトを起こしたい人々のニーズを叶えるウォンツで繋がるネットワーク)」を活性できたらと思う。

そして、この生態系は時代の価値観や世代ごとにあり、それぞれの生態系は“ゆるやかな括り”はあるものの、一部は他の生態系と重なって・繋がっていて、私はその様々な異なる生態系を行き来している感じ。
今回の講座でキーワードとなったのは「言語化」と「ターゲット」について。「早速、メールの書き方を自分本位から相手本位に変えたら30分も時間を要してしまった・・・」など、踏み出そうとすると一時的(短期的)に非効率になったり面倒だったりするけど、長期的にみればきっと得する。

「やってる」のに効果や成果が伴わないのは「カラ回り」してるからはターゲットについて。
分かっているのに、そのターゲットを「適切に求められるレベル(ステージ)」へ誘う適切な手段を講じてないから。
Teach for learning=学ぶために教える。「一緒に悩みましょう」と、2日間、意見を交わしたのは、実践から得られるコトは多いと知ってるから。

2023年2月28日火曜日

と、言ってもうまくはいかない。


公民館研究大会終了後は「エールラボえひめ」の講座(今回の内容はプロジェクトマネジメント)へ駆け込む。20年前に学んだ内容(物事の捉え方、進め方、リスクの考え方など)は今でも現場で活きてる!

その後は「トゥクトゥクを西条市で走らせたい!/阪田さん」「中島でスーパーをオープンする!/俊成さん」「竹林をメンマで活用したい!/山中さん」のプレゼンが行われて(面白くなってきた!)と想像しながら聞かせてもらう。

実は3組のプレゼンターを全員知っていた不思議さ(阪田さんは愛媛大学主催の講座で受講生だったし、俊成さんは、エールラボで相談対応中、山中さんは「いしづち編集学校」の一期生)。
聞きながら、トゥクトゥクはマドリードで見かけた(写真)し、高齢者が多いスーパーは来店頻度と多種少量品が求められるのか!と思ったし、メンマは森林環境保全基金事業に合致しそう!など、どれも可能性を感じたり。

とは言え、多くの事業はうまくいかないとも教えているのがプロジェクトマネジメント。
じゃあ、どうしたらいいのか?は、ケースバイケースだけど、2つ言えるのが「予め成功を阻害するリスクと対処法を想定しておく」「決めた内容を死守ではなく、柔軟に変更できるよう構える」が助言。
「プロジェクトは成功を求めて変化し続ける生き物」と教えてもらい、驚き納得したのを思い出す。

400人を前に。


「開催は4年ぶりです。令和になってから初めての大会です。」「そうですか!そんな大役が私でいいんですか?」と始まったのが最初。
第67回松山市公民館研究大会、400人以上が出席し、野志松山市長の挨拶から始まり、公民館活動へ多大なる貢献と実績を残した方々の表彰と続く。
一人、控え室で待機してた私は我が子と公民館行事で興居島へキャンプに行ったりして存分に楽しませてもらった・・・と公民館との思い出を振り返る。

研究大会なので、公民館にとって参考にならなければならず、単にココ大の紹介や実績ではダメ。(どのあたりが参考になるだろう?)と考えた結果(ココ大自身が公民館と同じ方向を向いてた!)と気づく。
ならば!と用意したスライドは40ページ。これから求められるであろう公民館の姿を予測し、その実現にターゲットの設定、課題の設定、ニーズとウォンツの違い、目的と目標の違いなど公民館に落とし込んで説明。

終了後「すごく響きました!」と関係者。そして聴いてくださった参加者からも「とても共感しました。」「同じ方向です!」「子どもたちの事業、参考になりました」などのメッセージなどが届いて安堵。
公民館は地域のセンター(中心)であって欲しいと括ったのは、コロナの影響で3年間、活動が停滞したりしたのだから、以前と同じことを再開するのではなく、新しく再起動して欲しいという願いも込めての締めでした。

2023年1月24日火曜日

実はホロリ。


「鬼北町にぎわい塾」の会場だったwarmthは古民家を改装。照明の都合で「スポットライト」を浴びているようで舞台で演技や演出をしているように見えますが、単に参加者の質問に答えてるだけです。
「照明+プロ写真家による撮影=この写真」になる。マスク顔の表情に(自分はこんな顔してるんだ・・・)と思うと共に、左手に持っているのは、お土産でもらった「ハトサブレ」です。切り取られると印象って全く違う。

ワークショップやセミナーなどでファシリテーションが噛み合うと「質問が自然に出る。多く出る。感想が出る。話題になる。」と思っていて、いかに質問(≒参加者に問いを立てた結果)引き出せるかが腕の見せ所。ちなみに写真の質問は「公益活動の資金調達法」について。

記憶が正しければ「お金を追い求めるとお金に逃げられる。」という(たぶん、自身の)金言を教えてくれたのは参加者最年長のAさん。69歳にして自身と異なる意見でも肯定する柔軟な姿勢が尊敬できる。

実はお会いして3回目、18歳差だけど色々と話していただける間柄に「仲がいいですね!」と周りに言われる。私のような立場・役割は地域に受け入れられないと全く役に立たない。
「(にぎわい塾が)始まる前は、今日の自分を想像できなかった。イメージが描けた。」「参加して始めると決めました!」などの感想を述べてくれた参加者。コツコツと一人、また一人“その気にさせる”のがファシリテーター。

2023年1月22日日曜日

希望という覚悟。


「始めるのと終わらすのはどっちが大変ですか?」という質問があったら「終わらす」方がもの凄くエネルギーを使うと答える。
「愛顔の食卓」を閉店させる際も「単に閉じる」だけなんだけど、お世話になった関係者、融資返済計画の変更、閉じるとなって初めて知ったコトなど、想像以上の事柄に「エイヤー!」と放り投げたくなったのは事実。
始める際はウキウキワククだけど、終わらす時にそんな感情はない。

1回目、2回目と盛況だった「鬼北にぎわい塾」の最終回。ゲストはGOOD MORNING FARMの齊藤さん。「1歩を踏み出したい」方にとって齊藤さんの凸凹話は“映画”のようで、笑えない話なのに笑いそうになるのは齊藤さんの人柄。
「始めたものの想定外のハプニング」の例として紹介された「スタッフが全員辞めた」「取引先の撤退」などで「廃業」もよぎったとのこと。でもギリギリ乗り越えた先にあったのは「希望という覚悟」というのは、まさに映画。

覚悟って一昔前は「退路を絶って!」「全てを賭けて!」などの精神論的な意味合いもあったけど、「自分らしく生きる覚悟」などもあってよいわけで、塾生には「くれぐれも気負いすぎないよう、燃え尽きないように」と伝えると「その“ゆるさ”が私には合います。」と感想をいただく。
「週末起業や復業など、業種や規模ではなく一人一人が動けば鬼北町近永地区はにぎわうから!」で最終回も終了。

2023年1月18日水曜日

ボールが返ってきた。


100名超へ、ゲストが3名で持ち時間は90分間という限られた条件だったにもかかわらず、(このセミナーはうまくいく!)と直感で分かったのは「ディレクター、プロデューサー、ロケーションマネジャー」という3名の肩書き(役職)が別々だったから。
もちろん、日本好きという3名でもあったけど、久しぶりにカチッ!とハマッた音というか、得意とする流れに持ち込めたというか、偏にゲストのおかげ。

印象的だったのは三者三様だったけど、同じ意味だった「欲求の乾き」「新しい飢え」と言う例えで表現した日本での撮影。世界広しと言えど、日本は特別(≒ミステリアス)に見えるようで、撮影を欲する撮影隊は多いとのこと。「ゴールデンオポチュニティ(黄金チャンス)到来」とも表現していたけど、「日本で撮影を!」と発信していたら、そのボールが返ってきた!それも1個じゃなくて無数に返ってきた感じ(笑)

「私は英語やフランス語などの海外メールはGoogle翻訳で訳して、返事もGoogle翻訳の文章を活用するけど、時に表現や文章がネイティブには???と思われるかもしれないが気にするか?」と質問したら「完璧な文章なんて不要!意味は通じるから問題ない!その代わり、返信はすぐに欲しい!」と撮影ウンヌンではなく「コミュニケーション」が最も大事で言語は二の次でホッとしたFCがあった件。

2023年1月16日月曜日

自分が楽しめないと、人を楽しませることはできない。


「私からは、こんな感じで聞こうと思ってます!」と殴り書きメモをした件。
(1)起業・創業時の「お金」ってどう調達したの?ゼロから始める際は社会的信用などが不足・不確かな場合も多く、例えば1000万円以上借りるには誰に、どんなタイミングで、いくらが適切なのか?などを相談したか?

(2)いきなりピンチ!は起業・創業の“想定範囲”。そんな絶体絶命の大ピンチに助けられたり、救われたりするのも起業・創業では“よくある”こと。どんなピンチがあったか?また、そんなピンチを乗り越えられたのは“持ってた”からなのか?

(3)経営に「直接的関係者と間接的経営者の把握」は大切。経営者、スタッフは核。協力者は生産者や原料の提供者など。共感者は常連さんや店に通えないけど応援してくれる顔が見える人たち。参加者は噂や評判を聞きつけて来店やサービスを利用した方々。

(4)実際にモノの販売やサービスの提供はしているけど、「本当はナニを売ってる?提供してる?の」は量や質、デザインや価格ではない話。モノやサービスに「どんな想いを乗せてるの?」はファン(協力者、共感者、参加者など)の獲得に重要。

とは言え、全てを賭けて起業・創業は負担が大きいので「週末起業」とか「複業」など、できる範囲から気軽に始めてもいい。
自分が楽しめないと人を楽しませることはできない。

2022年12月19日月曜日

理由がなくても立ち寄れる場所。


「コーヒーショップを開きたいです。」の整理。当人には美味しいコーヒーを提供できる知識や技術、自信がある。その美味しいコーヒーは“誰に”飲んで欲しいか?誰が欲しているのか?と考えると「コーヒー好きだけど、ついインスタントで偽の満足を済ませている人=私!」「美味しいコーヒーで寛ぎたい人=ひとり時間を大切にしたい人」など。
するとコーヒーは「気持ちを満たすツール」であり、飲むとそれぞれに価値を実感できる。

「ドライフラワーの魅力を伝えたい。」の整理。花屋との縁でドライフラワーに接点はあったけど興味なく、依頼で造ったら想像以上の出来に喜ばれて才能実感!どんな人がドライフラワーを求めているか?実は求められたのはドライフワラーが欲しい人ではなく、ドライフラワーを造りたい人と分かり、教室を開いたら好評で、最初は教室を開くお願をしていたのが、今では教室から依頼されるようになる。ドライフラワーは何をもたらすツールなのか?

warmthは“集いたい、立ち寄りたい、交流したい”などのニーズへのウォンツです。」の整理。すると、利用者がいないと存在意義が保てないので、認知度向上や施設という閉鎖空間への心理的障壁を和らげる必要がある。そこで情報発信だけど単にイベント情報の発信では無味乾燥で響かない。warmthらしさを感じる温かい情報(≒“中の人”が見えるなど)を発信することで同じ目線、身近さを発信する。「理由がなくてもフラッと立ち寄れる場所」がいいねと。

2022年12月18日日曜日

みかん、クッキー、チョコレート。


愛媛あるある。コワーキング&宿泊施設併設のwarmthの入口にデンッ!と置かれたキャリーには大小さまざまな「柑橘」がいっぱい。いわゆる「規格外」で表面がザラザラだったり、小ぶりだったり、商品として扱えなかった柑橘たち、でも皮さえ剥けば味は素晴らしく、また「見た目だけでは分からないアタリ感」もあって、ゴソゴソ探して、試食もしながら袋に詰めてお持ち帰り。
はれひめ、河内晩柑、デコポン、果試28号(商品名:紅まどんな)などあり、店頭では1個500円する柑橘が0円ですから。

我が子と同学年で小学校の頃は仲良く遊んだ子が先生になり北宇和高校に赴任してた!訪ねてきてくれて思い出話と近況話に花が咲き「高校生は歳が近いから、時々なめられてます(笑)」と、頑張りに保護者気分になる。そして生徒が作ったというクッキーをいただき、さらに保護者気分(涙)に、素敵な先生になりました。

warmthの前にあるサムコッペさん。近永地区(いや鬼北町全体かも)の女性の認知度は120%なお店で、今回もワークショップ前にお邪魔。店主の高田さんセレクトの豊富な安心安全な品揃えの中でズラリと並んだ量り売りのチョコレートが目に入ると「コレ、美味しいですよ!」と一粒いただき、その美味しさに即決。「この一列のチョコレート、全てください!」と大人買い。みかん、クッキー、チョコレート。まだワークショップ前!

2022年12月11日日曜日

次回は「失敗談議」で!


【問】インパクトを生み出すに欠かせない要素はなんですか?→【答】アウトカムを明確にすることです。明確さは共感を得やすくし波及効果の広がりに影響します。
【問】大学では学べない企画立案というのは何を教えていますか?→【答】発想術ではなく、先ずはプロジェクトマネジメントのように「型」を教えます。

90分間の「愛媛大学地域創生イノベーター育成プログラム」は「リカレント(学び直し)」がキーワードの講座で「今日の申込は多いです。」と担当者。対面とオンラインのハイブリッド形式で「ココ大は人材育成をどのように捉えているか?」について紹介。

ココ大設立時に「自分の言葉で地域の魅力を語れる社会をつくる。」と掲げた背景には、「地域には魅力がない、地域への無関心」などの雰囲気が蔓延してたから。でも、本当にそんな地域だったら「撮影は来ない」。

猛烈に紹介するから「私はどう自分を牽引しているか?」に興味が集まり、紹介したのが度々、学長日記でも書いている好きなコト。これらが自分をチャージするビタミン。

【問】これまでに失敗はありますか?→【答】メチャメチャあります。今日はテーマではなかったので紹介していませんが、“エグい”失敗例はたくさんあります。と答えると、受講生全員が顔をあげる(笑)。
失敗談って面白いし参考になる。うまく行かず1000万円の借金とかパトカーに乗り警察署とか・・・。

2022年12月9日金曜日

新しい狼煙。


今度のキーワードは「公民館」。公民館と言えば我が子たちが小学生の頃、地域の大人の方々が子ども達のためにとお泊まりキャンプを企画してくれたり、親子共々で楽しませてもらった記憶しかない。
特に興居島へのお泊まりキャンプは最高で、公民館をベースに体育館で思いっきり遊ばせていただき、疲れたら公園に張ったテントで過ごす。翌日の「疲労感」と「爽快感」が入り混じった寝起きは忘れられない。

あれから10年ほど経ったけど、この3年はコロナ禍で公民館もダメージを受けて地域との関わりが希薄になってしまったと。「地域のセンターであって欲しいですよね。」と意見交換するも想像以上にダメージは深刻で、回復へのヒントに繋げたいという相談。
そんな役目が私でいいのか?と言うのはさておき、お世話になった公民館に恩返しができればとお引き受け。でも「いい話を聞いた。」で済ませてはいけない。

聞けば400人規模とのことで、館長さんや主事さんら関係者が現場に戻り、一手を打てるようにしなければいけない。そのためには「説得」ではなく「納得」する内容でなければならず、預かった宿題は重要。コロナ禍を嘆いても解決にはならないので、よい意味で「再起動」ととらえ、新しい狼煙をあげましょう!となる。お役に立つよう頑張る!

2022年12月2日金曜日

考え抜けるか。


「人材育成と言ってるけど、誰(どんな人)育ててんの?」という話。この数日間、考えては戻り、戻っては考えて頭がグルグルしたけど、ようやく自分が納得する。と、言うか結局2011年の最初に考えぬいて出た答は今も揺らいでなかったよう。
長い年月、方々に色々なことをしてきて新しい知恵や知識を得るとアップデートなどで見た目などは刷新されるイメージだけど、本質は何一つ揺らがず、手段が変わっていたというオチ。

大切なのは、知っている量や質でも学んだ時間や内容でもなく、それらの知見を自分なりに生成して自分の言葉(≒意志)に置き換えれるかということ、コピペや周りが口にした言葉や意見の流用ではない。語れた結果、「地域の魅力」についても自分の言葉で語ることができ、共感や対話などが生まれるのはではないかと。ココまで言語化するのに自分と対話を繰り返して禅問答のようだった(笑)

しかし「わかった。でも全世代に人材育成は難しいですよね?」となる。この話題は“世代の話”ではなく、どの世代にも価値観や思考が硬直して他を許容できない人はいるけど、その話題と人材育成を一緒に扱う必要はない。そんな人はそもそも人の成長に興味がない。
久しぶりに考え抜いたお題、こんな機会を与えてくれた依頼に感謝。数日間、寝床に入ってイメージを描きながら寝落ちするのが楽しかったこと。

2022年11月29日火曜日

恥ずかしさを通り過ぎて。


先日の日曜日ほど各地でイベントが行われた日はないと思ったほどの小春日和。堀之内公園では「すごいモノ博」、花園町でも「花園日曜市」、愛媛県美術館でも親子向けのイベント、他にも伊予市、西条市、大洲市、久万高原町など、きっと全20市町で何かしらのイベントが行われたと思うほどの情報が流れてきた。そんな大にぎわいの中を抜けて電車に乗って辿り着いたのはエミフルMASAKI(松前町)。

カジダンリーダーの一人として「カジダンフェア」に登壇。本番直前の打合せでも「ホントに私で大丈夫ですかね?」と確認してしまうほど、愛媛県や関係者が期待する話ができるか不安だった件。
そもそもカジダンとかイクボスとか言われても自覚が全くなく「手段であって目的じゃないでしょ?」と平気で言ってしまうほど。家事の役割だって妻に「役割分担をしたことがないよね?」と確認したほど。

26年前にNYで出会い、私24歳、妻26歳で結婚して、家事とか分からず共にしたし、子ども達が生まれてからも変わりナシ。凸凹はあったと思うけど総じて楽しかった。
「いやぁ、理想です。」と言われても「いえいえ、フツーですって。」と返すも「サラッと言える所が素晴らしいです。」と何を言っても良く解釈していただき、恥ずかしさ通り過ぎてしまう。
写真はいつもエレガントな河野さんによる導入紹介。

2022年11月25日金曜日

笑いふりまく。


「泉谷さん、振込口座番号が違うようです・・・。」「あらっ!ゴメンなさい。どうしたんだろう?」「どうも、クレジット番号を入力されたようです・・・。」と、相手は恐縮しきりで伝えてくれたけど間違ったのは私。「申し訳ないです!ワハハー!アホですね。」と笑って誤魔化すしかなかった件。相手も(こんな人に講演をお願いして大丈夫だろうか?)と思ったに違いない、以後気をつけます!

小学校に到着。すると向こうに人影を発見、近づいて行き「こんにちは!泉谷です。今日はよろしくお願いします!」と先に声をかける。「ようこそ、いらっしゃいました。今日はよろしくお願いします!」と学校関係者。(出迎えてくれるなんて!感激)と思い校舎に通され、「お名前をよろしいでしょうか?」と尋ねられたので「泉谷です。」と伝えると名簿を見ている。(名簿?)と???がよぎる・・・。

「お名前が無いようですが・・・」と関係者。「今日は6年生への講演を依頼されて参りました。」「講演?」とキョトンとする関係者、名簿をみると「保護者会」で、間違いに気づく!お互いに笑って「校長室はどこですか?」と冷静に伝えると「こちらです!!」と関係者が案内してくれる。通された校長室で、早速ネタとして伝えると初対面の校長先生も大笑いで距離を縮める体を張ったコミュニケーション。

共感の分かれ道。


鬼北町の中心部は近永地域。10代から60代の参加者へ「近永がどんな地域になったらいいですか?」と問いをなげると、一人一人が思いのままに付箋紙に書いて貼り出す。
分類すると「こども達が笑顔になる街」「色々な職がある街」「働く女性(お母さん)が楽しめる街」「訪れる目的になる街」「多世代で繋がる街」の5種類となる。ワークショップに慣れていない方も多かったのにササッ!と書けたのは“現状はそうじゃない”と明確に思ってるから。

改善策に「空き家活用、コーヒーショップ、〇〇教室、農家との連携」など、色々と手段を考えるものの、それらはアウトプット。アウトプットを描けた時点で素晴らしいけど、取り組みの持続には協力者、関係者を巻き込む必要があり「共感」が必要になる。その共感の素となるのが「想い(≒物語)」。だからゲストにお招きした「さむこっぺ」の高田さんの「私から有機野菜は外せない!譲れない」は共感を得たから認知度100%。

共感は「価値観の共有」だから、同じ経験や想いを持った人には響きやすい。ただ地域には色々な人(≒価値観)がいるので、協力者や関係者を求めるなら、価値観の異なる人たちも巻き込まないといけない。特に「世代による価値観の違い」は影響が大きく、「愛の壁」を紹介すると激しい同意が・・・。
ポイントは「譲りたくはないけど譲れる点と絶対に譲れない点」を自分に持つこと。