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2022年11月25日金曜日

共感の分かれ道。


鬼北町の中心部は近永地域。10代から60代の参加者へ「近永がどんな地域になったらいいですか?」と問いをなげると、一人一人が思いのままに付箋紙に書いて貼り出す。
分類すると「こども達が笑顔になる街」「色々な職がある街」「働く女性(お母さん)が楽しめる街」「訪れる目的になる街」「多世代で繋がる街」の5種類となる。ワークショップに慣れていない方も多かったのにササッ!と書けたのは“現状はそうじゃない”と明確に思ってるから。

改善策に「空き家活用、コーヒーショップ、〇〇教室、農家との連携」など、色々と手段を考えるものの、それらはアウトプット。アウトプットを描けた時点で素晴らしいけど、取り組みの持続には協力者、関係者を巻き込む必要があり「共感」が必要になる。その共感の素となるのが「想い(≒物語)」。だからゲストにお招きした「さむこっぺ」の高田さんの「私から有機野菜は外せない!譲れない」は共感を得たから認知度100%。

共感は「価値観の共有」だから、同じ経験や想いを持った人には響きやすい。ただ地域には色々な人(≒価値観)がいるので、協力者や関係者を求めるなら、価値観の異なる人たちも巻き込まないといけない。特に「世代による価値観の違い」は影響が大きく、「愛の壁」を紹介すると激しい同意が・・・。
ポイントは「譲りたくはないけど譲れる点と絶対に譲れない点」を自分に持つこと。

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