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2023年7月15日土曜日

書き残さないと忘れてしまう人たち。

  • ウキウキのウェイターは軽やかなステップで配膳をしてくれて「全ては順調かい?食後においしいデザートはどう?」と模範的な対応で心地よくしてくれる。
  • 列車で空きスペースを見つけたものならサッと座るご婦人。空きイスに荷物を置いているものなら「棚に上げてくれない?」と直球リクエスト。
  • カフェの2人用席で1人が食事中なのに、目の前の席に「強制的相席」をする女性、全く気にすることのない食事中の男性。
  • 屈強な肉体美を惜しげもなく見せつけるベビーカーとトランクの両方を軽々押すパパとパパへ明確な指示を出すママ、熟睡の女の子。
  • 返金の列で職員に「世界の終わり」のような顔で「何とかしてくれ・・・」と演技する男性は“ゴネ得”で列に長蛇に割り込んでしまう。
  • スケジュールが大幅に狂ってしまったはずなのに、陽気に鼻歌をうたったり、談笑している若者グループ。
  • 座る場所がないから地べたに座り込んだり、寝そべってしまっている子の靴はグッチ、お父さんの靴はヴィトン。
  • 明らかに「見られるコト」を意識しているフェリー乗務員のイタリアンおじさん。チリチリパーマにシャツは第二ボタンまであけて、投げキッスを乗降客にしてた。
  • 「チャオ!(こんにちは!)」と言えば「チャオ!」と返してくれるし、「グラッチェ!(ありがとう)」と言う言葉もいろいろなシーンで見かけたから真似てみる。
  • 朝6時過ぎの散歩中に鮮魚店を覗いたら、カジキマグロのような魚を解体していて、活気を作ってたお兄さんたち。
  • カフェで注文をとってくれたシニアなウェイター、プロフェッショナルな雰囲気漂い、テキパキさに感銘を受けて「写真撮ってもいいですか?」にも応えてくれる。
名前も国籍も背景も知らない「通り過ぎた人々」、私も彼らにしてみたら同じで、世界は知らないことばかり。目にするモノ、触るもの、食べるモノの全てをインプット!

プライドの場所。


長男くんとローマ・テルミニ駅で合流して、早速、バチカン市国へ地下鉄で移動。
カトリック教徒でもプロテスタント教徒でも何でもない無宗教者(あえて言う“ジェダイ”はもはやネタ)だけど、世界一小さな国家で、テレビなどで見かける「ローマ教皇(国家元首であり統治者)」が暮らしている所と知れば興味津々。
全く知識も情報もないので、超ベテラン日本人ガイド「イナミさん」を派遣してもらう。

バチカン市国には一般人は住んでおらず、枢機卿など関係者のみ。「日本人は居るんですか?」と尋ねると「ごくわずかです。」とのこと。
イナミさんと一緒に「バチカン美術館」「システィーナ礼拝堂」「サンピエトロ寺院」を3時間で見回り(本当は一日かけて見る量)、作品のボリューム、ネームバリュー、クオリティ、エピソードなどはピカイチで、さすが「世界一でないといけない」プライドの場所。

バチカン市国に産業はなく、あえて言えば宗教&歴史ビジネスで、ミケランジェロやラファエロ、ボッティチェリなどの作品を公開して外貨を稼ぐビジネスモデル。
外に出ると「あそこに(第266代)ローマ教皇フランシスコが住んでいるんですよ」とイナミさん(右の四角い建物の右上の部屋)。作品以外にも情報量多すぎて咀嚼できず。

2023年7月14日金曜日

どこでワープしたの?


イタロ(イタリアの国営鉄道)列車はナポリ駅で予定よりも10分遅れて到着。次がサレルモ駅だけど、降りたらそのままアマルフィ行きのフェリーに乗らなければいけない!もしも逃すと2時間後の乗船となり、アマルフィ到着が21時になってしまう!
ハラハラドキドキしながら発車した列車の電光掲示板を見たら「This Train is On Time.」と時刻通りの表示に「あれ?」どこでワープしたの?となる。

そして、ナント!サレルノ駅到着が予定よりも3分も早く到着する。やっぱり「どこでワープしたの?」となる。
でも気は緩めない!33度の蒸し暑く、潮風吹く中、18時出発のフェリー乗り場へ急ぐ!出発5分前に到着してセーフ!そして周りを見ると、老いも若きも水着などバカンス意欲満々の方々。
そしてフェリー船員はイタリアンなイメージの方々で、その中でも「オレ、カッコイイだろ?」的な雰囲気が漏れてた男性に(同じ人間なのに、こうも違うのか?)と思ったり。

アマルフィまでは約1時間の船旅。アマルフィは映画のロケ地になった避暑地なほか、アマルフィペーパーというイタリアでも高級紙漉きがある所。
19時過ぎにアマルフィ到着、朝7時にローマ・テルミニ駅に到着してから12時間かけての大移動。一日がこんなに長く感じたことはなかったねと長女、長男と乾杯。

3度目の正直。


鉄道会社のストライキで一度ならずしも二度も運行!と表示されたのに、出発10分前に「運転手が来てないから・・・」、出発5分前になっても乗車ホームナンバーが電光掲示板に表示されず、職員に尋ねると「運休のようだな・・・」と、職員も状況を全く把握してなかった件。

返金カウンターに人々が殺到するも受付カウンターには一人しかおらず、殺気立つ返金希望者。職員と警察官の2名で「列に並んでください!」「もっと下がってください!」と注意しているのに「もう下がれない!」など返金希望者も一歩も譲らず、応援の警察官が来てしまう。
私たちも並んでいたものの15時になってしまい、タイムアウト!果たして15:36発の列車は出るのか?はたまた2度あることは3度あるのか?

電光掲示板には乗車ホームナンバーは相変わらず表示されないまま、待つこと出発10分前に「No.11」と表示されて歓喜!群衆の中から抜けて改札口を通り列車へ駆ける。
席についても(安心してはいけない・・・)と思いつつ、出発時刻になっても列車は出ない。(ウソでしょ・・・)と思っていたら5分遅れで動き出した!

結局、8時間以上もローマ・テルミニ駅で待機させられたけど、とにかくサレルモ駅に行ければオールOK!となる。
でも今度はサレルモ駅を降りてフェリーに乗らないといけなくてナポリ駅で既に10分の到着遅れ・・・予約したフェリーを逃すと2時間後!間に合うか我々!

2023年7月13日木曜日

待合わせはローマ・テルミニ駅で。


空港からローマ・テルミニ駅までは特急で約30分。駅の隣には巨大な浴場の遺跡があり、街全体が遺跡だらけの中央駅。
そして、長男くんとの待ち合わせ場所。まさか前回から5ヶ月しか経ってない再会はお互いに笑うしかなく・・・。でもこの間に最優秀賞を受賞したりして、直接会いたかったし、話したかったのは親の気持ち。

今回のミッションの一つは「パブリックアート&デザイン」について。街にアートがあることは訪れる人や暮らしている方にどんな影響を及ぼすのか?自分なりの見解を持ちたくてイタリアへ。
街がアートで覆われているローマでは、地下鉄構内に「古代ローマ遺物」が剥き出していたり、遺跡のようなモノが現代建造物と融合していたり、メリットとデメリットに折り合いをつけて暮らしているよう。

ホテルは前回泊まった「ラウロおじさんのホテル」と思ったけど、せっかくなら違うホテルにしようとなり駅近の「ホテルサンレモ」に。
ホテルは写真と評価で選ぶしかなく、部屋に入ったら天井が3m以上と高くて驚くも、冷蔵庫は機能せず、シャワーの蛇口はグラグラで外れそうだし、水洗トイレのボタンは弱いけど、これが海外のスタンダード。洗礼をあびて異国スイッチON!

また来たよヘルシンキ!


成田空港発→ヘルシンキ国際空港行きの飛行機は、フィンランド航空のJALのコードシェア便でその日の成田空港発の最終便。チェックインを済ませてラウンジに入り、JAL特製カレーとサラダを食べたらラウンジの閉店時間(22時)になってしまい搭乗口へ。

ロシアによるウクライナ侵攻により飛行ルートは大きく遠回りをしなければならず、12時間のフライト(途中、北極点通過の記念シールが配布される)。
翌朝5時過ぎに到着し、入国審査を済ませてフィンランド入り!また来たよ!ヘルシンキ!
早速、国際線ラウンジに入り(あぁー!これこれ!)とサラダやハム、パンなどを食べる。
前回の記憶がよみがえる。

入国審査を済ませて搭乗口へ。ヘルシンキ空港での滞在時間は2時間。今度はヘルシンキ空港からローマ国際空港まで3時間のフライト。到着するも、シェンゲン協定間(EU間の出入国審査免除)の移動だから、驚くほど何事もなくアッサリ出国。
12時間+2時間+3時間=17時間かけてローマに到着!

ローマ・テルミニ駅までは電車移動。前回の経験を思い出しながら乗車。列車は満員で空いているもんなら「座らせて!」と、みんな超積極的。天気は晴れ、ここまでは順調!

2023年7月12日水曜日

“いつか”はない。


「ローマで学会があるから行ってくるね。」と妻。「じゃあ、カラマリでも食べに行こうかな?」と、冗談っぽく始まった会話から、仕事と休暇を兼ねた「ブレンデッドトラベル/ワーケーション夏編」が実現。
(二度と来ないかもしれない・・・)と思い、長男くんを訪ねたのが2月。それから5ヶ月後に再び訪れるなんて「アドベンチャーファミリー」を標榜する我が家らしい。
“いつか”は来ない。

前回はスペイン→イタリア→オーストリアを巡った3週間だったけど、今回はイタリアのみ。そして冬だった前回から今回は夏、荷物量(特に衣類系)が圧倒的に違う!
前回の学びから荷物も取捨選択でき、さらにミニマムにできたつもり(前回購入したアレコレが再び活躍するはず!)。旅の相棒はすっかり馴染んだコレ with 会津若松FCからいただいた「あかべこ」

正直に言えば「行かない・行けない理由」をたくさん挙げることはできるけど、「“いつか”は向こうからはやって来ない」は本当で「こっちから行かないと始まらない」が事実。
懐事情などがよぎるけど、何とかなる!
それよりも妻からの一言で長男くんに会えるし、今回は長女も一緒なので、仕事と休暇を兼ねての思い出づくりなんてお金に換算できないと自分に言い聞かせる。Let'Go!

2023年2月18日土曜日

郷に入れば郷に従う。


これまでのBt/Wcでは「列車、地下鉄、飛行機、バス、トラム」と公共交通機関を活用してきたけど、ベネチアは船が公共交通機関。
自分が外国人になと異国を訪れると、先ず分からないのが「公共交通機関の乗り方」。大抵、乗り場には乗車券などを買う機械があるので、事前に支払えばいいけど、フィレンツェでは乗車券はグロッサリーで買ったり、バレンシアでは現金をトラムの運転手に直接支払ったり色々。

ベネチアの水上バスの場合は「24時間、48時間、72時間乗り放題」のパスが買えて24時間パスを購入。次は「路線」だけど地図が頼りで分からなければ聞くしかない・・・。
今回は事前に経路を教えてもらっていたから不安を抱えつつ大丈夫!と思ったけど、日本に来る外国人も、特に複雑怪奇な東京の地下鉄とか、同じに見えるプリペイドカードなのに使えないとか、混乱してるだろうな。

そして、船に乗っても旅行者は荷物があるから(荷物置き場もあるけど)バッグは前に置き奥へ。地元の人も使うから船は満席が多いから譲り合い精神が大切。
で、歴史的建造物や素晴らしい眺めをみて、ふと思う(これ、毎日が東京ディズニーシーじゃないか!いや、シーよりもスゴいかも!?)アトラクションのようと思っている間に目的地に到着!いよいよ街を散策!

さよならフィレンツェ!こんにちはベネチア


長男くんとわかれ、フィレンツェの次はベネチアヘ。4時起床でルーティンの作業を行い、シャワーを浴びたら既に6時30分、朝食は7時30分から。列車は8時39分発なので8時過ぎには駅に到着したい。幸いにして駅は10分ほどの距離なので8時に出ると決める。

パッキングを済ませて朝食会場へ。ここでもチーズ、ハム、サラミ、パン、クロワッサン、ゆで卵、ヨーグルトなど、シンプルなメニューだけど十分!個人的には「ジャムのディスペンサー」は日本にあるのかな?と思ったり。

電車はベネチアへ向けて順調に走行。ベネチアと言えばオーバーツーリズム対策に2022年から「入場料の徴収(夏は10€、冬は3€を予定)」が話題になったけど、その後、2023年1月からに延期と知ったけど、徴収されなかったような(でもホテルでは税金を300円ほど払った)。そんなこんなで海の上を走る列車は「千と千尋の神隠し」のような光景!ココがベネチアか!

宿泊は中心部ではなく、公共の水上バスを使い「リド」と言う島へ40分ほどの船旅、運賃は24時間乗り放題のパスが25€。着いたリドは静かな島で観光施設などはない。マネジャーのクリスティーナから教えてもらった通りに進み、ホテルに到着!
ベネチア滞在は20時間!街へGO!

2023年2月17日金曜日

親の気持ち。


長男くんと共にローマからフィレンツェへ移動(特急で90分!)。
済美高校を2年生の1学期に退学、シアトルのカレッジへ留学し、アートの世界へ進みたいと自分で探してきたのが「フローレンス・アカデミー・オブ・アート」。
奨学金も自分で獲得して自らを切り拓いている長男くん。
そんな長男くんが学校を紹介してくれると言うので、フィレンツェ中心部からバスで30分ほど揺られ下車、徒歩数分で到着。

学校は想像よりも静かで広く、一人一人が自分と向き合ってる雰囲気が漂う。指導する先生たちはスターウォーズの制作に携わっていたりなど、ユニークな実績を持つ方々から刺激を受けているよう。

そして、Instagramで見ていた作業スペースや制作途中の習作など、色々と説明してくれたのは自分と真摯に向き合ってる証で、親として嬉しい限り。
そこへルームメイトがやってきて挨拶したり、充実しているよう。父と母は菓子折りで(極めて日本的に)ご挨拶。

「描いたけど納得できなくて、描き直すんだよね。」と習作を見せてくれた長男くん。
演習提出日が迫っていて、その時間を確保したいからと親子の時間は少し短くなったけど、すごく嬉しくて、その判断に大賛成だった私たち。
親は子どもにどれほど寄り添えるか?私たち夫婦も互いの親にそうしてもらったんだよなと。

2023年2月16日木曜日

一発解決のラウロ。


「ラウロ!ラウロ!」と名前を聞いたら2回重ねてきた「ホテル_マルカントニオ_ローマ」のラウロおじさん(マネジャー)。
俳優のジョー・ペシ似(そして“しゃがれ声”)で、これまで数えきれないほどのゲストに対応しているからか、ホスピタリティが凄かった件。
チェックインの時は
扉を開けて「ウェルカムーーー!」だし、長男くんを待っている時は「座って待ってな!私が見てるから大丈夫だよ!」だし、とにかくニコニコして仕草もジョー・ペシそっくり。

ポンペイヘ行く朝は早いので朝食時間の相談をしたら「OK!クロワッサンを持たせるよ!」と翌日朝にクロワッサンが入った紙袋を用意して持たせてくれたし、チェックアウトの朝も早く、かつ荷物を預けたいと相談すると「日曜日は7:30に朝食を部屋に持って行くから!」「荷物は置いて観光してOKだよ!戻ってきたらトイレも使えるからね!」と、旅行者の突発的な現悩みを、その場で一発解決してくれる。

あまりの鮮やかな解決に「記念写真を撮ろう!」となるのは自然の流れで、「こっちで撮ろう!」とホテル前で記念撮影。
これまで、旅行者一人一人の悩みに柔軟に対応してるんだろうなと思うと度量の深さというか大きさに感服。
「しっかりPRもしてね!」ラウロおじさん。 ホスピタリィ度の高さから「ホテル_マルカントニオ_ローマ」はオススメできるホテルの一つ。

ホテル事情。


「ホテル」というと「宿泊施設として独立した建物」なイメージを崩されたのは、最初の宿だったマドリードの「アーティスティックB&B(AB&
B)」。
建物は5階建で、4階がAB&B。ワンフロアに6部屋があり、ワンフロアを“ホテル”と呼んでた。ちなみに3階には違う名前のホテルがあり、構造はAB&Bと同じ。だからアパート(エレベーター無)には2-3のホテルが同居してた。

ローマで泊まりラウロが世話してくれた「ホテル_マルカントニオ_ローマ(HMR)」も同じ。テルミニ駅から徒歩3-4分の駅近アパートの5階がHMR。4階、3階、2階もそれぞれ異なるホテル名だった。だけど、食事を運んでくれたスタッフと他階でも会ったからスタッフの一部を共有してるのかもしない。
HMRが入るビルは「エレベーター」が後付けで、回廊型の階段の中心部(空きスペース)に弱々しい鉄骨エレベーターがあったけど、乗るのが怖く遠慮・・・。

バルセロナでも街の中心部で泊まったホテルは4階と5階で他は異業種だった(なので入口が分かりにく場合がある)
ホテルビジネスにとっては常識かもしれないけど「建物をフロアでシェアしたホテルのビジネスモデル」はユニークで、ホテルを運営したい人も小規模で運営できるし、スタッフも共有できたら効率的。大規模、中規模、小規模と特徴があって面白い!

2023年2月14日火曜日

おいくら万円?


「コロッセオ見学が12時だから、その前に蚤の市に行こう!」となり、ローマ市内で毎週日曜日に行われている最大級の蚤の市へ。路線バス(乗車券は街角で事前購入、乗車後70分は乗放題)にのり9時に到着。既にオープンしていて両脇に並ぶ店!店!店!
洋服からアクセサリー、お土産、日用品、玩具、骨董品、レコード・楽器、食料など「ないものはない」と思えるほどの店と商品。「怪しい品」があっても買わなければいいだけ。

目視では確認できないほど先まで続く店。(これはナニ?どうして売ってるの?)など、よく分からないモノまで売ってるのが蚤の市のいい所。面白くてしょうがない。
1kmほど歩いて端に到着するも、折り返しはまた異なる通路があり、その通路は更に枝分かれしてる!でも商品は行きと異なり骨董品系が多く(どれどれ・・)と見ながら進むと・・・。
無造作に並んだテーブルに陽を浴びて透過が美しいオレンジ色のガラス器が目に入る。

妻が手に取ると「20€」と男性。蚤の市は値切りがコミュニケーション。「15€は?」と尋ねると、男性は「NO」と言ったものの奥の男性は「YES」。交渉成立でゲット。どう使おうかな、素敵なモダンなガラス器(割れないように持ち帰ろう)。
個人的に最も驚いたのが「絵画を山積み」で売ってた光景。見たコトないし、絵をそんな扱いしても買いたいの?と絵画好きな方々。

驚愕の遺跡。


「ポンペイ遺跡は行くべし!」と言われてポンペイへ。ローマから列車で一回の乗り継ぎを経て約3時間で到着、ポンペイに近づくと大噴火(西暦79年)にを起こした山が見えてきた!
すると隣席の男性が「あれがヴェスヴィオ山だよ!」と指差して教えてくれて、手前駅で降りて「チャオ!」とサヨナラ。
それにしても、ヴェスヴィオ山の凹んでいる部分が全部、吹っ飛んだというコト?とあまりにも巨大な山。

10時にポンペイ駅到着し、徒歩数分でポンペイ遺跡の円形闘技場側入口に到着。チケット購入時は「国名」を聞かれる(きっと調査と思う)。早速、中に入るもガラッーンとして人もまばら。
広すぎてどこから見ていいか分からず、片っ端から見ていき進んでいくと、大豪邸跡やパン屋跡、浴場跡など約2000年前の人の営みが今でも鮮やかに残っていて驚く。
2000年前で既にモザイク画やタイル床、フレスコ肖像画や幾何学模様などが生活の一部ってどれだけ余裕があったのかと・・・。

で、西暦79年の大噴火。町の中心広場から見えるヴェスヴィオ山は遠い。あそこから火砕流などが押し寄せ、津波、毒ガスで約2000人(当時の人口は1万人)が亡くなる。当時、地震や噴火の知識がなかった市民は互いに助け合ったが、毒ガスで全員死亡とのこと。そして5mほどの火山灰が昼夜降り注ぎ18世紀まで発掘されなかった・・・。
4時間、ポンペイ遺跡を隅から隅まで歩き回りヘトヘトになり、帰りの電車で爆睡したのでローマまで早かったのは言うまでもなし。

2023年2月13日月曜日

再会!


エル・プラット国際空港(バルセロナ)からフィウミチーノ空港(ローマ)までは100分ほどのフライト。相変わらず「ロストバッゲージ」の不安を抱えながら荷物がベルトコンベアーを流れるのを見守る。今回も出てきて安堵(本当はこんな不安は不要なんだけど)。
空港からは電車でローマ・テルミニ駅へ。チケットの買い方は空港内で教えてもらい、矢印の方向へ進めば乗れた。周りでは再会なのか抱き合う人多し!

ローマ・テルミニ駅到着。駅は松山空港より大きく広い!周辺には大浴場跡の遺跡などがフツーにあったりとさすがローマ。
ホテルは駅から徒歩5分(初めての地で宿泊する時は駅近がベスト)。このホテルで長男くんと待ち合わせ、彼が暮らしているのはフィレンツェだけど、283kmの距離を訪ねてくれる。
フロントで待つコト数分、長男くんがやってきて久しぶりの再会!色々と話したいことは多いけど、久しぶりの親子水入らずは先ず、周辺の散歩からスタート!

スペインでは全く感じなかったけど、ローマは地面が石畳の所が多く、事前情報通り、歩きにくい(歩道は平坦だけど、狭いので行き交う人とは譲り合いが必要)。そして“のぼり坂、くだり坂(アップダウンン)”も多い。
そして観光地から少し入るだけで静かな通りや公園があり、歴史と文化が絡まっているから、ローマをサクッとなんか語れないね・・となる。