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2020年2月4日火曜日

泣けてきた。


愛媛国際映画祭の特徴の一つに「ロケーションアウォード」がありました。ロケ地の魅力から作品の魅力に迫るユニークな切り口と思っています。ただ、これまでにない全く新しいモノサシ(基準)を考えるのは苦しく、悶々とした中で責任は重大ということだけは選考会が近づくにつれ重くのしかかりました。晴れたのはロケーションアウォードで司会者が主旨を紹介し、各地のフィルム・コミッションが表彰された時。裏方だけど表に出てもいいよねと。

ロケーションアウォード大賞(作品のロケ地へ行きたいと最も思わせた作品)は、札幌フィルム・コミッションが受賞【こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話】。ポストロケーション賞(今後注目される!と思わせたロケーションを持つ作品)は、はこだてフィルム・コミッションが受賞【きみの鳥はうたえる】。テクニカルロケーション賞(ロケーションの魅力を技術的・創造的に引き出し撮影した作品)は、富山県ロケーションオフィスながのフィルム・コミッションが受賞【散り椿】。そしてファミリアサポート賞(上映後も上映会、交流会などで撮影を支援している)は長崎県フィルム・コミッションが受賞【坂道のアポロン】。

写真は受賞後、県庁本館前で緊張から解放された受賞者たち&木村監督。「愛媛はどうなんだよ!?」という声が聞こえますが愛媛も受賞を目指します。そんな愛媛から日本を紹介するロケーションアウォードでありたいと思うわけです。

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