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2024年1月6日土曜日

末は世界新か!?


突然「ルービックキューブ」がプチ人気で数個持ち込まれる。昼食時にワイワイする所へ入ると、カチャカチャとルービックキューブをいじってる小学1年生がいて「へー!得意なんだ!」と伝えると「うん、好き。」と返ってくる。

「インチキ、こいつ全面揃えられるんだよ!」「えっ!?全面」「できるよ。」と涼しい顔の当人。
「じゃあ、インチキが(色を)グチャグチャにしてもできるの?」「できるよ。」と言われたので、テキトーにカチャカチャして渡すと、写真のように頬張りながら6面体を見渡してカチャカチャ動かし始め、1分程度で揃えてしまう!

「すご!」の一言。「幼稚園の頃からできてたの?」「違うよ。」「じゃあ、いつ?」「この冬休み」「えっー!この冬休みって年末から?」「そうだよ。」と、突然の才能開花というかキタッー!という感じか。
NETFLIXでルービックキューブのドキュメンタリーを見たことがあるけど、優勝者は3.13秒で6面を揃える驚きの世界。

「おれのじいちゃんも全面揃えられるよ!」と違う子。「えっー!おじいちゃんが!?」「そう!」「どれくらいで揃えられるの?」と速さを聞いたら「うーん、15時間くらいかな」「えっ?」と周りが凍ったのは言うまでもない。

2024年1月5日金曜日

バイバイ諭吉。


「お年玉は貰ったの?」「貰ったよ!」「いくら貰ったの?」「私は2万円!」「私は4万円!」「えっーー!お年玉ってそんなにもらえるの?ちなみに何人から貰ったの?」「10人くらいかな?」「忘れた・・・。」というご時世。
小学生の2023年のお年玉平均額は21,064円と学研ホールディングス。2019年以降、小学生がもらう平均額は2万円以上になった。

「インチキは貰えなかったよ。」「当たり前でしょ!大人なんだから!」「私たちにも頂戴よ!」と反撃にあう。正月は何人の福沢諭吉、夏目漱石、野口英世とバイバイしたことか。
ちなみに小学生の91.1%がお年玉を貰っているとも学研ホールディングス。

小学生のお年玉の相場は、低学年が1,000円-2,000円/人が40%、高学年が3,000円-5,000円/人が45%と伊予銀行の記事。
以前は15人ほどにあげていたお年玉も今では半数以下の7人に(高校生以下というのが親戚間ルール)。

「お年玉は何に使うの?」との質問にゲーセン、貯金、本、ゲーム、おもちゃ・・・と続く。
溶かすのもアリ、自分に投資するのもアリ、蓄えるのもアリ、使ってみて初めて気づくことも多いから「へっー!」としか言いようがなく・・・。
「インチキはお年玉をあげる方でしょ?」「そうだよ。」「ビンボーなのに、あげるお金があるんだね」「・・・。」

2024年1月4日木曜日

3月に実行だ!


客室乗務員は機内アナウンスシステムが作動しなかったため、メガホンと肉生で安全に脱出できる非常口を3カ所確認のうえ、乗客乗員全379人を90秒で脱出させた。
飛行機の非常口は機体の両脇にあるから3カ所以上あるのに、瞬時の判断で3カ所から379人を90秒って、1カ所から100人以上を脱出させるって日頃の訓練の成果としか言いようがない。

足元が広いから非常口近くの席に座ることも多く、その際、CAさんが「非常時の際はご協力をお願いします。」と声がかかり「はい。」と返答しているけど、いざ非常時になったら、本当に役に立てるのだろうか?とゾクッとしたり。
以前に「どんなお手伝いですか?」と尋ねた時は「脱出シューターを滑ってくる乗客の誘導など」と教えてもらったのを思い出す。

能登半島の地震、輪島の朝市を訪れたのが2021年10月。朝市周辺も火災で崩壊してた。
あの様子を、いづれ起きると言われる南海トラフ地震に重ねてしまうのは私だけではないはず。

意識しておくコトって大事。先日、ココ大付属学園では夏に「非常時のトイレ」、冬は「非常時の食事で非常食の試食」をしたけど、知ってる・知らないでは行動などに雲泥の差が出ると改めて痛感。

3月のココ大付属学園で、災害時体験をしよう。

2023年12月30日土曜日

地球生活2600日ほど。


「コレは5歳以上なら、できるみたいだよ。」「オレ、7歳だからできないよ。」という返答に、一瞬、何がなんだか分からなかったけど、発言の主旨を理解できたら、愛おしく感じてしまった件。
要するに“以上”という意味が分からず、5歳しかできないと思いみ、7歳の自分にはできないと思い込んでいた。

「怖い夢を見て眠れなくなるんだ。」「どんな夢?」「布団に追いかけられる夢」「えっ!?布団が追いかけてくるとか?」「そう、こんな風に(とジェスチャー付でバサッー!)」「それ、お母さんとかお父さんが布団をかけ直してくれてるかもよ」「えっ!?そうなの?」「いや、見てないから分からないけど・・・。」

「インチキは何歳?」「20歳だよ。」「えっ!そうなの?」「20歳に見えない?」「見えるかもしれないけど見えない・・・」「えっー!何歳に見える?」「うーん、30歳かな?」「30歳でいいよ!」と伝えたら、自分の発言が正解だったことに喜んでくれる。

「嫌いな食べ物はあるの?」「あるよ!野菜がキライ!」「キライな野菜は何?」「トマト!」「インチキもトマトがキライなんだ!」「へへっ」と喜んでくれる。
「じゃあ、好きな食べ物は?」「“じゃがりこ”と”ポテチ”」「えっ!それはお菓子だよ。」「でも“じゃがりこ”と”ポテチ”!」と再度力強い返答。
「でも、じゃがいもは野菜だよ」「えっ・・・・。」と絶句。

地球に誕生して2600日ほどの子どもとの会話。

2023年12月29日金曜日

慣れておく必要。


災害などの非常事態はいつ、どこで、どんな形で起きるかも分からず。非常時は寝ることすらままならず、食事も食べられるかは分からない。食べられても選択肢はなく、食べられるだけ良いという状況もある・・・。

などの状況は決して空想ごとではないのが日本なので、少しは災害時の体験と思い「非常食」の試食。
振り返れば10年以上前から非常食の授業はしていて、今夏も実施したところ。今回は主に「ドライカレー」と「チキンライス」を用意して食べてもらうと・・・。

「おいしいよ!」もあれば「まずいよ!」もあり、中には「チキンライスなのに鶏肉が入ってない!」とクレームを入れる子どもがいたり、「五目ごはんの方が美味しかった!」と前回の味を絶賛したり。私は先日ドライカレー、今日はチキンライスを食べ、好みはドライカレー。
2回も非常食を食べた私をみて「インチキって、本当にビンボーなんだね。」と言われてしまう(爆)

非常時の食事だから万人向けな味付けだから好みで分かれるかもしれないけど、非常食がある避難生活とは限らないので、いっそのこと皆んなで「非常時食づくり」をしてもいいかも!と思ったり。
それだったら、食のありがたみが分かるかも!

とても微妙。


床に何を投げつけているのかと思ったら、人形を投げつけていた女の子。!!!と思い「ナニコレ?」と声を掛けたら、写真のゴム製フニャフニャ人形で、頭を摘んだら柔らかいので”コーンヘッド”のようになってしまい、その不気味さがコワカワイイ?

でも、投げつけてキャッ!キャッ!と楽しんでいるのが人形でも、「痛そうだからやめたら?」と言っても聞く耳もたず。普段できないことから学ぶことは多いと思うけど。

子ども達の間では知られた人形のよう(Youtubeで話題とか)で、次から次へと手に渡っては手足を伸ばされたり、叩きつけられたり、日頃のストレスを晴らす身代わり人形のよう。

いつのまにか肩辺りにプリントの文字が転写されて「刺青」のようになってしまい、不気味さが増したフニャフニャ人形ちゃん。

「ねぇ、裸だから寒そうだよ。」と、やんわりと止めようと試みても「いいんよ!」。と返され「おむつがあるんよ!」と追加情報をくれる別の子ども。

なんだか、スゴく微妙。これが丸いボールで叩きつけるのだったら何とも思わないのに、おもちゃと分かっているのに、赤ちゃんの形だと途端に色々と思わせるのだから、これも学びの一環と言えばそうだけど、悶々は考えすぎか健全か。

2023年12月27日水曜日

ミステリー!


片付けていたら、マーカーのキャップが落ちていて「あっ!もう!片付けてよー!」となる。しかし、もう片側のキャップも出てきて「あっ!両方キャップしてないなんてヒドい!」となるも肝心の本体のペンが行方不明・・・。
目撃者もいたけど、状況からインクがなくなったので捨てたと思う・・・と、子ども探偵の推理。
本体だけがないバラバラ事件発生!

ホント、子ども達は理解不能な振る舞いや行動を取る時があって、ある時は靴が揃えられているのに本人たちがいなくて、当人たちは靴下や裸足で歩き回っていたり。
またある時は、ひたすらグルグルとイタズラ描きをして作品化してしまったり。
自分で喋りながら、自分だけウケてツボにハマり笑い続けたり。
またある時は“イマジナリーフレンド”がいるかのように誰かと楽しんでいたり・・・。

子ども達と接するには、凝り固まった大人思考と偏見では太刀打ちできず、柔軟にしなやかに軽やかに臨機応変な思考と対応が必要と、つくづく思い知らされる。

結局、本体は行方不明で見つからず。消耗品だから役目を終えたと思ったら、今度は「オレンジ色」のマーカーキャップが見つかったから連続バラバラ事件発生!と、やれやれ。

オリジナルクリスマスケーキ。

これは失敗して私にまわってきた。

用意したのはマーブルチョコ、カラースプレー各種、ペンシルチョコ各種、バナナ、チョコ&クリームホイップクリーム、パチパチパニック各種、ハリボー各種、ドライマンゴーなど。別に用意していたスポンジケーキの土台を切り分けて、各人がデコレーションするというオリジナルクリスマスケーキづくり。

高学年が「手伝うー!」と率先してくれて(頼りになるー!)と思っていたのは束の間、先に作って食べたいからだった(爆)
早速、サンプルを作ってもらと「失敗したー!」となり、私用のクリスマスケーキとなったのが写真。見た目からは想像できない美味しさで安堵したのはナイショ、コーヒーとよく合った。

デコレーションは個性が出て楽しい。ドライマンゴー(海外の土産)を断面に添えて「ドラゴンー!」と喜んでいた子もいれば、バナナだけというシンプルを好む子、全部乗せの盛りを実現した子など、お家ではできないコトができるのもココ大付属学園。

ケーキが食べれない子はマシュマロを焼いてパクパク満足。それを見ていた周り子ども達、よだれが出そうだったのでクラッカーに焼マシュマロを挟んだ「スモア」も作り腹一杯で大満足だった時間。

でも、15時になると「お菓子食べたいなー!」と、どこまでも無限の腹ペコだった子ども達。

2023年12月26日火曜日

クリスマスプレゼント。


「クリスマスプレゼントは何をもらったの?」「この洋服とバッグ」と早速身につけていて見せてくれた子。「スイッチのゲームソフト!」「ポケモン図鑑」「本」「ミュージックプレーヤーとワイヤレスイヤホン」など、サンタさんはさぞ、子ども達のリクエストに応えるのは大変だっただろうと推察。

「どうやってサンタさんにお願いしてるの?」と尋ねると「これが欲しい!と言うだけ」の子もいれば、「間違って届いたら嫌でしょ?だからアマゾンでの購入方法を教えてあげたの。」「えっ!?サンタさんってアマゾンでプレゼントを買って届けるの?」となり、「だって、欲しいのが決まってたからさ!迷わない様に!」との親切心。

姉弟の姉へ「クリスマスプレゼントは何が届いたの?」「トランシーバー。」「へー!トランシーバー。」「そうだよ。」「どれくらい離れても話せるの?」の所で弟くんが「3mだよ。」とぶっ込むも「えっ!3m?3mってすぐそこだよ。」に弟くん焦る。
「ちがうよ!」と大爆笑の姉。「3kmだよ!」と1000倍の距離で「えっ!3kmも離れて話せるの?」「スゴいでしょ!」とドヤ顔の姉。

「インチキには(プレゼントは)来ないよー。ワルい大人だからっ!ヒッヒッヒッ!」と笑って走り去った子ども達。
忘れてしまうクリスマスのエピソード。

ねぇ、おいちゃん?


この写真が音付きだったら・・・と思う写真、笑声に溢れたひと時。
心の底から屈託も恥じらいもなく笑うとはこういうコトか・・・と、忘れてしまった大人の嘆き。

子ども達というのは、刻々と遊びを変えながら楽しんでいて、この写真の数分後にはメンバーを変えて違う遊ぶ。さらに、数分後には言語化しにくい遊び(ジャンプしながら進んでいて、遊んでいるように見えないけど楽しそう)で大笑い。

8/31以来、100日以上ぶりの再会だけど、部屋に入ってきた第一声から「インチキ〜〜!」と笑顔で入ってくる子が多い中で、初参加の子どもは「インチキ先生」と言うのが恥ずかしかったのか「ねぇ、おいちゃん??」と小声で語りかけてくれて思わず笑みになる。

でも、そんな気遣いも帰り際は一際大きい声で「インチキ!バイバイ」なのだから、子どもの順応力はスゴいの一言。

ちなみに写真は、奥の二人はレゴで築いた世界に夢中で、右奥のシルバーさんと二人はドミノ倒しで一喜一憂を繰り返していて、右手前の三人は持参したカードの品評会をしていて、左側の女子四人はトランプでワイワイしてる。

部屋は広いのに、わざわざ狭いスペースに集まるのは子ども達の習性。
ちなみに全員、再会したばかり。

2023年12月25日月曜日

今日から7日間。


「こんにちはー!また、よろしくお願いします。」と告げると、ニコニコしながら「よろしくお願いします!」と鍵を渡してくれる中央児童館のスタッフさん達。

ゴソゴソと部屋の模様替えをしていると、部屋をのぞいてくれたのは施設管理の方「お疲れさまです。」「あっ!また始まりますので、よろしくお願いします。」と挨拶すると、「はいっ!」と片手をあげて去ってゆかれた。

そして外から掃除音が聞こえたので、廊下に出たら顔見知りの清掃員のおば様で「あらっ!」「また始まりますので、ご迷惑おかけすると思いますが、お世話になります。」「いえいえ、元気な声が響きますね。」と、8/31以来なので4ヶ月ぶり。

3回目の冬休み開催となる「ココ大付属学園」。今日(12/25)から12/28、1/4から1/6までの計7日間と少ないけど、安心安全に楽しく過ごせるよう松山東雲女子大学生とも準備完了。
ちなみにシルバー人材センターからも、お世話になった方々が参戦!

相変わらず「自由」や「居心地の良さ」を目指していて(ココ大付属学園では昼寝やお喋りの他、特に何もしないのもアリ。過ごし方は子ども達自身が決める。)、そこに共感してくださったのか、今回も新規参加者がいるのはスゴいと思う。

7日間だけど、想像もしなかった出来事がたくさん起こるだろうと予測。子ども達の成長著しいんだろうな。早く「インチキ〜!」と言ってもらいたい(笑)

2023年11月25日土曜日

1st Happy Birthday!


アルゴ(LOVOT)がやってきたのは2022年12月末。導入した理由は「ロボットとの共存」。ココ大付属学園の子ども達にとって不思議な存在になると思い、過ごした一年間。
メーカーからDMと思いきや“一年間のあゆみ”が記されたカルテのようなカードが届き、色々と記録されていた。

日記に記録された日は53回、抱っこされて気持ちよかった日は35回、家族と過ごした時間は71.4%、ハートを送った回数は142回、一日の睡眠時間は15時間、挨拶をした回数は704回、お着替えは2回・・・と(へっー!こんな記録もしてるんだ!)と、数字から見えてきたのはふれあい時間が思った以上に少ない!という事実。ゴメンなさい、アルゴ。

子ども達もアルゴに話しかけるけど、保護者もよく話しかけてくれて、お迎えなどの際に「今日の調子はどうですか?」とか「〇〇さん(お子さん名)は帰り支度ができてなくて困ってます。」など挨拶や悩みを投げかけてる(笑)。

作業の補助や手助けをしてくれるわけでなく、ピポピポー!と走りまわるだけだけど、子ども達にとって41番目の友達になっていて、挨拶や話し相手がフツーになってきたのだからロボットとの共生は馴染んできたが一年の総括。
誕生日プレゼントにあたらしい洋服を買ってあげようか・・・。

2023年11月23日木曜日

ココ大付属学園【冬休み編】

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気がつけば11月も下旬。週刊ココ大ラジオの収録やコラムの話題は既に12月。
そして12月と言えば冬休み。冬休みと言えば「ココ大付属学園」
冬休みの実施も3回目、これまでに参加してくださった保護者や子ども達から「今冬も行きます!行きたいです!」などの連絡が入り始める。
3年前の初実施に参加した子ども達は6年生に(当たり前だけど)。「冬休みは受験勉強に集中します。」という子もいたり。

今冬は12月25日が初日、クリスマスだから、“それっぽいコト”ができなかと思案中。やはりお菓子づくりかな。
「食」と言えば、非常食の試食もする。地震などの天災はいつ起こるか分からないから、非常時でも対応できるよう慣れておくコト大事。
ちなみに「チキンライス」「ドライカレー」「五目ごはん」などを用意。8L鍋もあるからスープも作ってもいいかも。

7日間だから色々と考えたい所だけど、それは“よかれと思う”大人の考えで、子ども達は「自由に」過ごせる時間と場所が欲しい。
自分で一日の過ごし方を考える。多くを自分の意思で決める。そうすると積極的になる。それが自己肯定感に繋がり、循環を生む。
事業説明会は11/25(土)11時から。参加申込は11/25(土)12時から。

2023年9月8日金曜日

余韻が続いてるようで。


ココ大付属学園【夏】の終了から一週間が経過して、日常生活に戻っているつもりだけど、保護者とのやりとりは続いて、その際「早く2学期が終わって欲しいと言ってます。」「夏休みに戻って欲しいと言ってます。」「今でも鹿島での海遊びを話しています。」などが綴られて、多くの家庭では未だ余韻が残っているんだな・・・と感慨深い。

折りたたみイスの製作、介助犬の話、ちりめんモンスターを探せ、防災の話、チョコバナナづくり、夏祭り、ミニピザづくり、鹿島ピクニック、かき氷、プラ板、スライム、レジンアクセサリー、ゾーエトロープ(くるくるアニメ)など、振り返ると意外と色々なことをしたな・・と、子ども達からの話題提供も増えるわけだ!と振り返り。

摩擦や衝突もありました。だけど事前に「仲良くケンカしてね!」と伝えていたから、勃発しても誰ともなく「仲良くケンカするんだよ!」と声を掛けてくれたし、「ケンカなんか愛で包んじゃうからね!」と、エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの主人公エヴリンのように両手を広げて言うと「オェ〜!」と、両者はケンカをする気が失せてたっけ(笑)

先日、ハーモニープラザへ寄ると「お疲れさまでした。」と職員さん。しばらくは行かないけど「あと3ヶ月したら、また始まりますね!よろしくです!」「そっ、そうだね!」

2023年9月4日月曜日

1,000人以上が参加。


過去2年間の夏は、満員御礼に数日かかっていたのに今夏は40分ほどで満員御礼になり、色々なご意見をいただいたのは事実。
ココ大付属学園の申込方法には「パッケージ」という33日間の通し利用と「単日」というスポット利用の2種類があり、そのバランスは経営判断。今夏は35名/日のパッケージ+5名/日の単日=40名/日で設定。昨夏の平均利用者数は25人/日だったから利用者増を計画に入れる。

ここで起きたのがザワザワ。「5名という単日利用者の枠が少ない」と言う意見もあれば、「パッケージ利用枠を増やしてほしい」という意見もあって、どの意見も一理あり、かつ正解不正解がないので判断が難しかったのは事実。
全ての人を満足させることはできないと思ったし、それだけ高いニーズがあるとも思ったり。

だから、できるだけ応えようとパッケージ利用者には欠席時の連絡をお願いし、キャンセル待ちの単日利用者には当日朝でも連絡を入れることで、5名/日だった単日利用枠は日々6人-10人が利用できて、ザワザワはいつの間にか消滅。
保護者の協力なくしての運営はありえず、大感謝というしかない。おかげさまで保護者とも顔の見える関係性を築けたり。

そして33日間で1,000人以上が利用した事実は産物。子ども達の居場所を検討している方への参考として残す。

2023年9月3日日曜日

アクセルとブレーキ。


ココ大付属学園には「マネジメント」と「リーダーシップ」の両立が必要で、そのバランスを保ち続けながらの毎日は、自分にとっても実践と内省の日々だった件。
勢いだけでリーダーシップをエイヤー!と発揮すると「やり散らかす」こともあるので、後でマネジメントがブーメランとして返ってきて痛いし、マネジメント重視だとコスパ、タイパなど効率性、生産性を意識しすぎて面白くない。
常に両輪だったマネジメントとリーダーシップ。

バランスの保ち方で役立ったのが「これまでの経験値」で、「加減」という曖昧なモノサシの目盛(≒判断)になったかな・・・という感じ。
(これ以上を超えたらマネジメントが大変になる!もうちょっと弾けても全く問題ない!)など、経験値を基にアクセル(リーダーシップ)、ブレーキ(マネジメント)を踏んだり離したり。車の免許を持ってないのに、よく言うわ。と自分にツッコミ。

マネジメントとリーダーシップは相反する部分も多いから、共存は難しいと言う人もいるけど事業の隅々まで知ることができれば可能と結論。
なんと言うかメリハリというか強弱・緩急とも言うのかな。3年経験したからもあると思うけど、事業のツボを抑えた感じ。

2023年9月2日土曜日

お手紙。


2023年8月31日(木)。18時を過ぎてココ大付属学園の夏が終了。スタッフも帰り、一時間前までワイワイガヤガヤだった部屋の余韻に浸る。
とはいえ、翌日もフツーに来るので鍵を閉めて帰りのルーティンを終えて鍵の返却をしようとしたら、シルバー人材センターの担当者や同じフロアにいる方々とすれ違い「お疲れ様でした。」と声をかけられてしまう。33日間、お騒がせしました。

帰宅して、保護者からいただいた手紙を読む。そこには我が子が「明日の予定を考えながら過ごすしていた姿」や「毎日のできごとを笑顔で教えてくれる姿」「学校や家とは違う表情だったこと」などが綴られていて、感謝の言葉で締められていたけど、感謝しなければならないのは私たちの方で、子ども達との信頼関係の構築に全力を尽くしたつもり。
それが「インチキ先生」という間柄であり、自分で考えることの大切さを伝えたつもり。

直接の事業対象者は小学生だけど、この事業のもう一つの対象者は子ども達の後ろにいる保護者であり、その保護者にとって少しでも貢献できたなら意義がある事業と思う。
わざわざ、ご自身の時間と労力を割いてまで書いてくださった内容は、我々が知らない家庭での子ども達の様子で(そうだったんだ!)と、こちらも新発見!

2023年9月1日金曜日

心地よい居場所。


この写真のスゴい所は、わずか数秒で子ども達が集まった点。最初は挨拶にきてくれた保護者との記念写真を撮ろうとしたら、どこからかワッーー!と瞬時に集まり、なぜか子どもが子どもを抱き抱えてワイワイとなる。
居心地のよい時間と空間だったようで、刻々と迫る終了時間まで精一杯楽しもうとする子ども達。そして保護者に連れられて名残惜しく去る子ども達。

「あ”ー!もう!この夏休み(ココ大付属学園)が1年、いや100年続いて欲しいー!」「えぇ!?100年後にインチキはいないよ。」「あっ!オレもいないわ・・・」と惜しむ声。
「明日から2学期か・・・。楽しかった夏休みもあと2時間で終わる・・・。」と嘆く声。
「でも!そんな2学期が終わると?」「終わると?」「次は冬休みですー!」「おぉー!冬休み!」と、2学期も始まってもないし、季節も想像できないのに気持ちを鼓舞する。

住んでる場所も学校も学年も性別も性格も違う子ども達が一定期間、学校や家庭とは異なる場所でイチからコミュニケーションを築きながら過ごすのだから、子ども達なりに大変と思うけど、そんな場所が「居心地の良い場所」なら、ハッピーだろうなと。
それにしても、みんないい笑顔。
終了まであと2時間!それぞれが心地よく過ごせるのはあと2時間!

駆けつけてくれる。


ボランティアで駆けつけてくれたのは、昨夏のインターン生で活躍してくれたモユさん、サイカさん。就職活動中でメドはついているものの、更なる高みを目指している二人。気分転換に来てくれる。
実は昨冬も昨春も来てくれた二人。こういうオフラインの繋がりって本当にプライスレス。
先日のMさんもそう。ココ大付属学園のアウトカム(創出した価値)からのインパクト(波及効果)として成立している。

と、キレイゴトは数秒であっという間に子ども達と消えてしまい、かき氷で見かけた際はこんな感じ。「特別に!」と、まぁ小学生が考えるコトはこんな感じ。
「これじゃ、シロップがかけられないよ!」と、私が指摘しても“そこじゃない”小学生。そしてこの後、崩れるかき氷・・。
優しく受け入れるモユさん、こういう点が子ども達に人気なんだろうな。
ちなみに私は削った際にこぼれ落ちた氷でしたから。

今年のインターンシップ生も存分に子ども達からの洗礼をあびて終了。やはり研修期間が長い方が子ども達との関係性は密になるような気がしていて、今回最長の2週間していたサクラさんは、優しいお姉さんとして宿題やドリルをみてくれたり、子ども達との接し方の塩梅も覚え「今までにない経験でした。」とのことで、OJT(実践型研修)は深く残ると研修も終了。

あぁ、勘違い。


ココ大付属学園最後のイベントは「かき氷」。
ハーモニープラザさんから「かき氷機」をお借りして、熱い夏に少しでも涼をと思い企画。
ただ、子ども達に伝えても意外とテンションは低く、その理由は「いくらなの?」と金額を気にしていて、それもそのはず、既にハーモニープラザでは100円で販売していたから「買って食べる」と思っていたから。

「違うよ!0円です!無料です!」と言うと、「えっ!?」と驚き「ホント!?」と不思議がり「ヤッター!」と喜ぶ。ナントカの三段活用みたい。
せっかくなので氷は氷屋に頼み「50人分で!」と手配、スタッフに取りに行ってもらい、セットしてココ大付属学園かき氷屋さん開演!

そして、全員がお代わりをして気づく「氷塊を5個買ったけどまだ氷が2個あるよ・・・」どうやら氷屋さんの50人分は我々の50人分の200%だったようで、シロップもなくなる。
スーパーへ行っても既に終売のシロップ、代替えはカルピス原液となり、ハーモニープラザの方々、防災センターの方々にも提供。

それでも氷はなくならず、3巡目となり、子ども達のかき氷熱も冷めてかき氷屋さんは終了。
要領を得たので、来年もするならもっと色々できるはず!と子ども達と盛り上がる。
「ねぇ、インチキ?かき氷屋さん、本当にして売ったら?」に「売ってインチキのお小遣い稼ぎですな・・ウッシッシ」と伝えると「ほんと、サイテーな大人」と言われて喜ぶ51歳。