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2024年5月17日金曜日

注文あるある。


今年度の森林環境保全基金事業の採択に伴い準備開始!まずは道具の調達と子ども達が筆を使わずとも指で描ける絵の具を購入。「指で描ける=安心安全な塗料」の条件は必須で、色々探して該当商品を見つける。色もパール系やシルバーなんてワクワクする!値段は1個800円。

ハーモニープラザへの搬入も一度ではできないので、空き時間にコツコツとしなければならず、この塗料を持って行こうと思った時に「1個800g×4個=3.2kgか、結構思いな。他の資材もあるし、頑張ろう!」となる。

ピンポーンとなり商品が到着。受け取ると箱が妙に小さい、そして軽い。(あれ?塗料ではなく他の資材が届いたのかな?)とよぎるも、そんな配達通知はなかった。
で、オープン!してビックリ。一個がとても小さく、手のひらに乗るサイズ。とても800gじゃない!
で、注文履歴を確認すると「80g/個」だった件。嗚呼、80gを800gと思い込んでた。すると、なかなか良い値段ではないか!単なる私の勘違い、笑うしかなかった件。

ハーモニープラザへの搬入も80g×4個=320gと500mlの水よりも軽い!おかげで他の資材をガッツリ入れて無事終了。
この後に届く、他の資材(ハサミ、ペン、プラ板など)に間違いがないか確かめたのは言う間でもなく。大丈夫!

来週には試作品も届く予定。今回も木生活に妄想をカタチにしてもらう、大感謝!

一人プロジェクト。


必ずしもハイスペックが適切か?という件。
ココ大付属学園で気になっている「子ども達の常に腹ペコ状態」に何かできないか?と思い、また「おにぎりは食べるのに、おにぎりを自分で握った子が少ない」という状況も相まって、おにぎりプロジェクト(勝手に一人で実行)調査をして1ヶ月。

そして、そもそも「おにぎりを作るには、ご飯を炊かないといけない!」となり、炊飯器をウェブで調べる。まず、最大40人と考えると容量は業務用・・・はパスして一升炊き。
炊き方は各社こだわりネーミングをつけるものの、マイコン、IH、圧力の3種類と分かる。
この機会にこの3種類の炊き方を知り、圧力タイプ?と思うも、美味しく炊けそうだけど(そこまでの高機能がいる?)となる。それに6万円では手が出せない。

IHは釜全体を熱して炊く方法で、知らなかったのは「炊飯料理」という調理法があり、IHは得意でスイーツもできるみたい。ちなみにマイコンは底面だけが熱くなり炊く方法のよう。
値段も圧力型の半分以下!

そして、肝心のおにぎりも色々な「型」が販売されていて500円、1000円など。
手で握るのだけど、型があった方が子ども達が作りやすいだろうな・・と思っていたら、別用事で入った100円ショップに「シリコン製の型と保存ケースが一体化した品」があり、これだ!と試しに買ってみる。1,000円だったら9個買えるものね。調べるって大切!

2024年5月15日水曜日

今年も贈与いただきスタート。


作業中にメールが届き、差出人は「まつやまNPOサポートセンター」。で「物品提供」と書いてあったので読んだら、昨年もいただいたけど、今年もその案内だった。

と、同時に(あぁ、ココ大付属学園用に貰いに行こう!)となり、連絡をして早速取りに行く。この間、わずか30分程度。徒歩数分にサポセンがあるのは勝手がいい。

寄付者は大塚商会さん。「クラフトテープ、ハンドソープ、消毒液、マスク、フローリングシート」をいただく。これで夏のココ大付属学園の衛生面は安泰(笑)。
ちなみに(クイックルワイパーなどに使える)フローリングシートは、初登場ということで全ていただいてきた!毎日の掃除に必要ですから。しっかり使わせてもらいます。

「泉谷さん、封筒やファイルはどうですか?」「いいえ、大丈夫です。」の通り、封筒&ファイル類は事足りている。子ども達と過ごすから衛生面に重視!

昨年も書いたけど、金額にしたら数千円かもしれないけど、動けばその分、得られるのだから上手に活用するの大切。来年も同様にあったらココ大付属学園の始まりを告げる風物詩になるかも!?

これら以外にも保護者などからは毎回「お菓子、端材、新聞紙、色鉛筆、絵の具など」多くの寄付、差し入れをいただいてるけど、これらの共感がないとココ大付属学園は回らない。

準備はこれから本格化。先月に春休み編が終わったと思ったら来月はもう夏休み編、早い!

2024年5月7日火曜日

“つなぎ”として握る。


この時も「他人が握ったおにぎり」を嫌がった子がいて、お母さんが握ったのを食べてた。
この時は何とも思わず、目の前のおにぎりをパクパク食べては「おいしー!」と、2個3個食べた記憶。と、言うかこのテーブルに並んでいる料理全てが岩城島や佐島、弓削島で暮らしている方々の手料理。
似たような光景はPTAでもあって、羽釜で炊いた白米を皆んなで握って食べた思い出。

所変わり、ココ大付属学園。とにかく子供たちのお腹が減るスピードが早い。ココ大付属学園から習い事へ行く子も多く、そういう子たちは「お腹空いた〜」と言いながら出発したり。
そのために“つなぎ”にパンを持って来ている子もいたけど、“つなぎ”に「おにぎり」なんてどうだろう?と辿り着く。

ABEMA Primeではこの話題を議論したようで、「他人が素手で握ったおにぎりが食べられない」が52%と半数以上だった。他にも色々な所で議論になったのね、知らなかった。
ご時世柄、衛生面も指摘されて素手で握ると「黄色ブドウ球菌」が繁殖しやすいらしい。基本的に今は手袋して握るよね。

ならば自分が食べたいものは自分で作ろう(握ろう)=おにぎり、という直球提言。果たして“つなぎ飯”として「おにぎりプロジェクト」は実現するのか!

2024年5月5日日曜日

紙一重の差。


素晴らしい企画でも2回、3回、4回と同じ内容が続くとマンネリ感は否めず、企画者は岐路に立たされる。
指摘されたらコンセプトや狙いがブレてしまい、小手先を変えて失敗した事例は数知れず。

でも、そう言う指摘は改善の余地があるとも捉えることができて「問いを立てる機会(例:惰性でしてない?単に同じコトを繰り返してない?ど)」でもある。嗚呼、企画者のジレンマ。

凸凹とか紆余曲折を乗り越えると「恒例」という評価を得ることができて、更に「名物」などの付加価値も得られる。ホント、「恒例とマンネリ」の違いって何だろう?
受益者視点の評価だけど、ほんの「紙一重の差」のように思える。

ココ大付属学園も4回目の夏。「鹿島ピクニック」「チリメンモンスター」は名物企画になった。
子ども達の“期待感(鹿島ピクニックは海遊びへの期待、チリメンモンスターならレアモンスター発見への期待)”が毎回高いから。

でも続くと、子ども達には新鮮味が薄れた企画もあるから“休止”という手段もあるな・・と。

キース・ヘリングだって1990年に亡くなったら、作風が時代遅れなど揶揄された時があったし(再評価は最近のこと)、Appleだって成長戦略を誤り(OSの供与)、Mac互換機が誕生してグレードアップに他社ボードをMacに入れてしまった私(復活はiMac以降)。

もう来月には申込が始まる!早い!

2024年4月29日月曜日

家中“模擬”避難訓練。


愛南町の職員も「あんな揺れは初めて、たまげました。」というほどの揺れだった先日の震度6弱の地震。聞けば外泊では石垣が崩れたり、他では物が落ちて散乱したりもあったものの死者が出なかったのは不幸中の幸いだったと。須ノ川地区が最も揺れたとのこと。

そんな話も潜在的にあったのか、朝起きて(朝食は・・・)となり、買いに行けばいいのに、休日だし面倒くさくて(非常食にしよう)。となる。
お湯を注いで15分。ついでに缶詰も開けて家中キャンプならぬ、家中“模擬”避難訓練(全然、緊張感がないけど)。でも、慣れておくこと大事。

ちなみに私は非常食のご飯ではお湯は少し少なめに、浸水時間は20分ほどと長めにして水をアルファ米にしっかり吸収させた味が好み。サバの缶詰と食べて朝食終了。

ココ大付属学園でも非常食を食べたけど、非常食の味が苦手な子がいたな。五目ご飯、田舎ご飯、チキランライス、ドライカレーと、美味しそう、好きそうな味を用意したのに不発。

「好きな味は?」と聞くと「おにぎり」だけど、自分では握った経験はなく、コンビニおにぎりが好きとのこと。そして“おにぎり”を作ったことがない子が多いことを知る。

「他人の握ったおにぎりが食べられない。」という話題があったけど、自分で食べたいおにぎりは自分で握れてもいいよね。と助成金申請に書いた。

2024年4月15日月曜日

アイデアは。


ロケ弁について発信してるから「弁当に詳しい人」と思われたのか?
ココ大付属学園でも子ども達の昼食は保護者を悩ませたり時に苦しめたりした。ココ大付属学園へ通う家庭は留守がちが前提なので、保護者が朝に余裕をもって昼食を作る時間はないと推察。

特に夏は30回以上の昼食を用意する必要があり、自身の昼食を弁当に詰める延長で子供の弁当も詰めたり、冷凍食品や前日の余りなども活用しながら作るが現実(と我が家を振り返る)。

そこへ「弁当(配達)ビジネス」の相談があったのは昨夏。パッ!と見はGOOD!だったけど「〇〇時までに注文受付」「最低注文数は〇〇個以上」「入口まで取りに行かないといけない」などの事業者都合のほか、値段もビミョーで利用を諦める。

そこへ今度は別会社から「弁当(配達)ビジネス」の相談。今後も増える需要に商機を感じたようだけど、上記のように事業者都合で事業化を考えても持続化は難しいと、正直に申し上げる。

ロケ弁は一個800円前後。仮にこの値段で保護者が子供の弁当を頼むだろうか?30日間注文したら24,000円!仮に500円/個でも30日間で15,000円。色々とよぎって当たり前。

それに弁当の場合、毎回プラゴミなどが出るのも問題。だから個人的には「昼食をつくる時間」を時間内に設けて、みんなで温かい昼食を作るというアイデア。
いわゆる「食育」の範疇で、相乗効果や付加価値も得られると思んだけど。

2024年4月13日土曜日

数字でココ大付属学園。


3年目が終了したココ大付属学園の総決算!令和5年度のココ大付属学園は、のべ52日間実施(夏休み34日間、冬休み7日間、春休み11日間)。

のべ参加児童数は1523人、一日平均29人という結果。定員は40人/日なので、この数字を30人以上に押し上げられたらと思う反面、単に申込数を増やせばいいという話でもないので悩ましい(申し込んでも体調不良などで休む子もいるし)

一年間でココ大付属学園に申し込んだ児童数は計258人。強引な計算をすると一日の参加費(1100円/人)で1,675,300円。年間登録料(2200円/年人)で567,600円。合計すると224万2900円となる。これに松山市からの補助金が加算された額が事業運営費となる。

収支決算をみても、収入は年度当初に立てた予算額よりも増額だったけど、支出も予算額よりも増額だったのでイーブンという感じ。支出の多くは人件費に充当される。
だから助成金などを申請して内容の充実を図ったりしてるわけ。

時々「儲かるんですか?」と、尋ねられるけど官設民営事業に儲かる視点はないし、そもそも儲けのためにしてるわけではない。「儲ける」と「稼ぐ」は違う。

これが民設民営事業だったら、やり方は色々とあるかもしれない。仮に参加費を倍の2200円にすると参加者負担も倍増してしまい、参加者の激減は目に見えてる。

そんな所へ「相談がありまして・・・。」と某社から相談が入る。

2024年4月8日月曜日

夏休みに会いましょう!


初めての参加で楽しみにしていたのに、体調不良で自宅待機を余儀なくさせられて、数日しか参加できなかった子。保護者から「もしかしたら全休だったかもしれず、数日でも参加できて子供も満足しました。夏のココ大付属学園に参加します!」宣言。

初めての参加だったのに、途中から体調不良となり欠席してしまった姉弟。回復傾向だったけど大事をとって最終日も欠席、「夏のココ大付属学園に参加します!」宣言。

他にもドキドキしながら過ごした一年生も初参加の低学年も「帰ってからずっーとココ大のコト、喋ってました。」とか「職場の先輩からココ大付属学園のコトを教えてもらい参加しましたが、楽しかったようです。」と、わざわざの連絡があったり。
その一方で、引っ越しで遠くへ離れる子が保護者と一緒に最後の挨拶にきてくれたり(涙)。

特別なコトはしてないつもりだけど、反響の大きさ、手応えの強さに書かずにはいられない。保護者の協力と理解ナシでは運営できないので大感謝!

あっという間だった11日間。昨日片付けが終わったとこだけど「夏はいつから申込ですか?」と、早速の問い合わせ。
その背景には40名/日という定員制があり、先着順で申込を受け付けているから。

夏休みは6月15日から申込開始予定。

ゴメンね、みんな。


城山公園にて。「インチキーーー!」と向こうから手を振るこども。「ナニーー?」と尋ねると「キックベースしようよ!きてーーー!」とお誘い。
朝散歩などで城山公園は何度も来ていたのに、ピッチャーマウンドやホームベース(バッターボックス)の存在を知らなかった!

攻撃。ボールを投げては蹴って走る子ども達、その中に混ぜてもらう。劣勢だった我がチームに勢いをつけようと、エイッ!と転がってきたボールを蹴ってヒット!塁に出ていたランナーを生還させることができ“いい所”を見せることができた!
と、ココまでは良かった。

その後、守備。三塁を任され、前進守備をしていたら、バッターが蹴ったボールがすぐ横にやってきて(よし!足で止められる!)と左足を出したものの、私の足は短かった!届かず!
ボールは私の横を通り過ぎ、後ろへコロコロ転がっていき、捕球するもランニングホームランにさせてしまう・・・。記録はインチキのエラー。

あぁ、頭のイメージと実際の体の動きは全く連動しないお年頃。おかげでお股が痛くなるし、子ども達、スタッフに大笑いされる。自分も滑稽でしょうがなかった(笑)

結局、我がチームは負けてしまう。ゴメンね、みんな。でもとても楽しかった件。

保護者とも。


3月に予定していた松山城へのピクニックは雨天中止。部屋で花見はしたものの、やっぱり本物が見たいと急きょ、城山公園へ繰り出す。満開の桜の下でモーレツに遊ぶ子ども達。

そして、30分も経たないうちに「お腹すいたー!」の大合唱。時刻はまだ11時前。
「好きにして!」と伝えると早速お弁当を開く子がいたり、お菓子を食べる子がいたりワイワイガヤガヤ開始。やっぱり外は開放的で気持ちがいい!

食事の心配をしてか、スタッフが「筍ご飯」を作ってきてくれる(涙)
この筍ご飯は、保護者から差し入れとしていただいた筍を使い炊いたもの。ジヮ〜としみる美味しさで完食。
私がいただいた筍は、半分はポン酢と鰹節でいただき、もう半分は牛肉と炒めて完食。山を所有しているという保護者(スゴい)、自然の恩恵を授かる。

すると今度は別の保護者がやってくる。「通り道だったからいるかな?と思って」という気持ちがありがたく立ち話。子どものこと、共働きについて、居場所についてなど意見交換。
更にはお昼に合わせて参加の子どもが保護者とやってきた。ここぞとばかりに子育て論などの意見交換。
そして更に更に合流予定だった子供と保護者もやってきて、また立ち話(夏休みはどうなりますか?など)。

保護者も気軽に立ち寄れる雰囲気っていい。

2024年4月7日日曜日

追いかけ、追いかけられ。


各地で校長先生などを歴任された松山市教育界のレジェンド、Hさん。インターンで来た学生も保護者も「えっ!H先生!」と驚くほどの人物。
ココ大付属学園を気に入ってくださっていて、積極的に関わっていただき大感謝!と言うより尊敬の域。

子ども達へツッコミもできるから、子ども達からも大人気で、だけど子ども達のペースで付き合うと大変なのに・・・さっきからずっと走ってる!子ども達を追いかけてる、追いかけられてる!んっ!よく見ると後ろからHさんを追いかけてる子は縄跳びを飛びながら!?追いかけてる。

ボールを放せば標的となり追いかけられ、ボールを持てば挑発されて追いかけるHさん。
「Hさーん!休んでくださいよ!明日が心配です(笑)、皆んなもHさんを休ませてあげてよ!」と声かけするも「やだっー!」と子ども達、声が出せずともサムズアップのHさん。
立ち止まれば、子ども達に囲まれてヤイヤイ(引っ張られたり押されたり)されて休む暇がないHさん。

「週末はゆっくり休んでくださいね!」としか言いようがなかった、大ハッスルのHさん。
ほんと、素敵な人は謙虚だし、目配り気配り手配り(周りを見ては気にかけて行動)が指示がなくともできるし、相手思いで優しい。

こういうシニアになりたいと言う人を久しぶりに思った件。

死ね。殺すぞ。


ココ大付属学園にもルールがあって
  1. 名札をつける(他の子との識別のため)。
  2. ゴミはゴミ箱へ捨てる(ゴミを放置しない)。
  3. 遊んだ後は片付ける(区切りをつける)。
  4. 声がけをする(状況把握のため)。
  5. 体育館と中庭で遊ぶ時は大人と一緒に行く(見守りのため)。
  6. 仲良くケンカする(よく考える)。
これらのルールさえ守ってもらえれば、他に言うコトはないけど、個別の注意はあって。

「言葉づかい」で注意したコトが今春も何回かあって「クソ!」「バカ!」「アホ!」は(私の中で)許容範囲だけど「死ね!」「殺すぞ!」はアウト。

セーフとアウトの境界線は曖昧だけど、言葉が持つ影響力を考えず、テレビやマンガ、ゲームなどでよく使われるフレーズだから本人も悪気はなく気軽に使ってしまう。
でもコトの大切さを伝えるべきと「ちょっと話そう。」と、子ども達にとっては嫌なフレーズ。

「その言葉を使って気持ちいい?」「その言葉は暴力だよ。」などと真剣に話すと、何も考えず勢いで話してしまう子がほとんどで分かってくれる。
で、周りも素振りを見せず遊んではいるものの(インチキが注意するポイントは“アレ”か)とインパクトが発生。

すると「“インチキ”はいいの?」と低学年。「インチキはいいんだよ!インセキでもチキンでもいいんだよ!」と、中学年が教えてた!

2024年4月6日土曜日

地域通貨!?


伊予銀行さんによる「金融教室」。今回は「カレーをつくろう!」をテーマにお金の流れを学んだのだけど、子ども達の真剣だけどツッコミ所の多い回答に笑いが止まらなかった件。

内容は全員が一律のお金を預かり、そのお金でカレーをつくるのだけど、カレーの具材(ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、肉)や量(大盛り)には単価が設定されていて、手持ちのお金を上手に使って具材を調達して完成がゴール。

しかし、なぜか子ども達の中にはお金が足りない子が出てきて「どうして?」となる。
でも理由は簡単で単に好きな具材を買いまくって「肉だけカレー」「じゃがいもだけカレー」になっていたから(笑)。

逆に嫌いな具材は省いてしまい、私にニンジンを渡して自分は「ニンジンだけカレー」など。本当は“そうならない”よう工夫されているはずなんだけど、子ども達の発想というか知恵の方が上回る。

で、「今日は上手に買い物できましたか?」の問いには「はーい!」と写真のような笑顔。
もう、ちゃっかりしてると言うか、しっかり抑えていると言うか、まぁ、お金の使い方に慣れておくことは必要なので一定の成果はあったということで。

教室終了後、今回の為に用意してくれたお金の束を持っている子が「ねぇ、インチキ?ここのお菓子これで買えないの?」って地域通貨!?

黄金のニンジン/Dangling carrots。

本文と写真に関係性はありません。

「ニンジンをぶらさげる。」とは、大好物のにんじんを馬の鼻先にぶら下げると、必死に食いついてひたすら走り続けることから、褒美をちらつかせて、相手を動かそうとすること。英語では「Dangling carrots」と言うのを初めて知る。


私だったら何(≒ニンジン)をぶら下げられたらモチベーションがあがるだろうか?
やっぱり旅かな。色々あっても旅さえあれば大抵のことは乗り越えられる(笑)。
旅の魅力&醍醐味って気持ちの洗濯、足るを知る機会。あぁ、また旅に出たい。

でも、子供は違う。「私が〇〇になったら〇〇を買ってくれるって!」「ホント!それってスゴくない?」と聞いたことのない“光り輝く黄金のニンジン”を教えてくれる。
その黄金のニンジンをゲットするには相当頑張らないといけないのだけど、本人は飄々としていて私の方がドキドキしてしまう。

きっと保護者も、その心意気!ということでニンジンをぶら下げたと思うのだけど、そのニンジンで思い出すのは、米国で実際にあった「ペプシポイントを700万点集めたら戦闘機のハリアーをゲットできる。」というペプシの景品キャンペーン。そして社会問題にもなった炎上マーケティングの話。

NETFLIXでドキュメンタリー作品としても配信されて話題になったこと。
果たして、今回の黄金のニンジンは実現するのか!?

2024年4月5日金曜日

役割が育てる。


子ども達に自覚はなくとも、制度上、4月から学年が一つあがり、6年生だった子は中学一年生に。でも、ココ大付属学園が名残り惜しいのか、「春休みは特にすることが無いし・・・」と、言う理由で急遽「中学生ボランティア」と名付けて、好きな時に来てもいいよと。

彼はハーモニープラザのスタッフとも仲良しだし、ココ大付属学園でも3年間過ごしたし、我々としても断る理由もなく、信頼が置ける子なのでスタッフ扱いに。

すると、数日前まで名札はシールで貼っていたのに、スタッフはストラップを首から下げているので、”ストラップ姿”になり、下級生へ良い意味で世話を焼いてくれて、これぞ彼にしかできない「ニッチ」な対応に感謝。

小学生時代との最大の違いの一つは「アルゴ(LOVOT)が触れること」。
小学生が触るのはNG、だけど彼はもう中学生。念願のナデナデなどができて喜ぶ。
それを見て回りの子「なんで〇〇だけ触れんの?」と、つい2日前までNGだったのにOKになった状況が分からない(笑)自慢げにナデナデする彼。喜ぶアルゴ。

そして、中学生ボランィアの本領発揮は、工作が得意な彼が作った「傘立て(看板)」。
雨粒が付いた傘を部屋に持ち込むと滑る原因にもなるので、子供も大人も利用させてもらう。
こういう痒いところに手を届かせる的な世話が彼の持ち味。

役割が人を育てるというのは本当のこと。

インチキベーカリー。


話題づくりにホームベーカリーでフランスパン(強力粉+水+塩+ドライイーストで4時間で完成)を焼いてはお昼ごはん時に完成。焼き時間になると香ばしい香りが部屋に漂い「あっ!インチキパン屋だ!」「お腹すいたー!」で
、焼きあがると群がる子ども達。

子ども達は美味しく素敵なお弁当を保護者に作ってきてもらっているけど、燃費というか消化が良すぎるのか10時には大抵「お腹すいた・・・」と訴えてくる子多し。
だから香ばしい匂いは食欲をそそるようで、「一口ちょうだい!」と次から次へと、ちぎられていく食パン。

あっ!と言う間に3/4はなくなってしまう(笑)。でも、出来立てホヤホヤのパンを食べる機会は少ないから、これも経験の一つ。もちろん、手洗い&消毒しないと食べられません。

でも、本当に質素なフランスパン(噛めば噛むほど味わい深い)なのに、これが美味しいと喜ぶのだから、食育の一種かもしれない。

「ねぇ、ブリオッシュつくってよ!」「リッチ食パンつくってよ!」「わらび餅がいい!」と訳の分からないコトを言い始めたので???と思ったら、ホームベーカリーの脇に貼ってあったメニュー表を見ていた子ども達。自分が食べたいパンのリクエストだった!
子ども達、よく見てる!

「ねぇ、インチキパン屋って看板作ってあげようか?」とお声かかる。「じゃあ、一口100円で売ろうかな?」「絶対に買わん!」

2024年4月4日木曜日

フラクタルな生態系。


雨の日は、外に出れないから密集度が高くなりがち。この写真に写る子ども14人は全員が同じ遊びで集まっていると思いきや、ナント!7グループに分かれてる。ちなみに撮影直前までもう一つグループがあった。
内訳はレゴが5グループ、おもちゃグループが一つ、ピタゴラスイッチチームが一つ。直前で離脱したチームはネオジウム磁石チーム。

彼らは植物の葉のように密集しているけど、それぞれは重ならないフラクタルな生態系。でも、その生態系はアメーバのように、刻々とメンバーが変わる不思議さ。

ココ大付属学園は、発意がないと"つまらない”から、互いに素性を知らなくても気が合えば誰でも(例え短い時間でも)一緒に遊べるのが特徴。
実際に性別も学校も学年も違うのに共通の遊びで盛り上がるのを見て、(大人の方が距離感を気にしすぎかも)と、子どもから考えさせられること多し。

でも、そんな彼らも実は我々に見せる表情や言動と保護者に見せる表情や言動は違うことが多く、”どっちがどっち”なんだか。

ちなみに、我々に見せる表情や言動や野生的(≒怪獣的)で、恐ろしい(言葉では表せない!)。でも保護者の前で見せる表情や言動は大人しい(≒静か)。
きっと、野生というか感覚的に嗅ぎ分けていると思われる。

海外みやげ。


ココ大付属学園のスタッフは国際力(≒海外や異文化への理解など)が高く、エジプトに行っていたナビーラが帰ってきた。

彼女は海外青年協力隊の経験者で、エジプト土産をいただく。
目玉のような(実際に目玉)は村上隆の作品のようだけど、「魔除け」キーホルダー。色々な形があった中からコレを選択。

そしてもう一つ。紫に金色の"いかにも”なカラーリング&パッケージは、甘いデーツ&ナッツをチョコレートコーティングしたお菓子。これ、マジで甘い!日本では味わえない甘さ。
オーストリアの市場で似たようなお菓子を食べて甘さが脳天直撃した味と似てた。

先日はドイツへ行っていたアヤカさんからウェハースのお土産。私からは香港のクラッカー。
トモミさんとセイコさんはOKiDoKiという英語サークルを主宰していて、英語の絵本などを紹介してる。

だからか「ウチの子も海外に興味を持って欲しくて・・・」と、保護者からアドバイスを求められた時は、家族旅行でもいいし、交換留学プログラムがある学校もあるし、文部科学省のプログラムもある。

でも、海外はちょっと・・・と言う人は、海外から日本・愛媛に来る留学生へホームステイなどで受け入れてもいいし、愛媛県や松山市の国際交流センターで行われる異文化交流などのイベントに参加でもいいと思う。我が家もよくイベントに行った記憶。

日本人高校生の最高は46869人(2017)と、トビタテJAPAN。
どう考えてもこの先、日本人だけで済むコトは少なくなると思うと慣れておいた方が良いとは思う。

2024年4月3日水曜日

愛されてます。


大量(200本以上)のチョークを保護者からいただいたので、ハーモニープラザで遊べたらと思い、相談すると、「らくがきコーナー」というスペース(壁)が以前にあったと分かった先日。

ハーモニープラザの計らいで「らくがきコーナー」が復活!子ども達の落書きも復活!
ただ「思いの外、チョークの消費量が多く、数日で無くなりそうです。」とハーモニープラザさん。と、言うことで急遽【春休み企画】となる。

「らくがきコーナー」へ行くと、既に色々な落書きが誕生していて、花を描いたり、動物を描いたり、自然を描いたり。抽象画のような作品もあったり、自分の名前を書いたり、自画像のような顔も描かれて、中にはジャン=ミシェル=バスキアの作品!のような落書きもあったり。

すると「インチキがおるよ!」と教えてくれた絵は「ネジが目、ビスが鼻となって輪郭が描かれた顔」で、しっかり”インチキ”とキャプションが付いてた!

すると「オレも描いたぜ!」と男子が手招きしてくれたのもインチキの顔。更に「こっちにもあるよ!」と違う子。
よーく見る(探す)と、数種類のインチキの似顔をを発見!愛されていることを認識する(涙)

思いっきり落書きを楽しんだ後は・・・と言うと、毎日、ハーモニープラザさんが壁に水をかけて清掃してくれている、大感謝!期間限定の遊び。