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2024年9月21日土曜日

信じられないけど。


この話については議論し尽くされていると思うけど、全く自分ごと化できていなく、今回、現場を訪れたことでやっと(遅すぎ!)自分ごとで考えれた・・・までは良かったけど、ゾッともしてしまった。

と、言うのも伊方原子力発電所が福島第一原子力発電所と同じ事故を起こすと、最低でも半径20km圏内は即時に帰還困難区域(原則立入禁止)になるから、伊方町、八幡浜市は丸かぶり。

すると伊方町の人口は約8,500人、八幡浜市の人口は約68,000人だから計76,500人が強制的に避難せざるを得なくなる。
76,500人が県内外に大移動って想像を絶する。

伊方町の漁業(シラス漁など)は全滅、「日本一細長い半島」とPRしても人が住めない、来ない。

八幡浜市と言えば温州みかんの産地で川上、真穴などのブランドが有名だけど全滅。じゃこ天、けずりかまぼこなどの水産業も全滅。
町内、市内にある全ての店舗が強制的閉店。
人口が0人になるのだから経済が成り立たなくなる。風評被害も深刻だろうな。

交通機関も駅舎などは閉鎖、伊方町にも八幡浜市にあるフェリー乗り場も閉鎖。役所も学校や病院なども閉鎖。

そして、10年以上も帰還困難区域(原則立入禁止)になったら、避難先で生活基盤が整ってしまう人も多くなり、解除されても人口は事故前の1/10程度になってしまうかも。

双葉町は7,000人程度だった人口が200人程度しか戻ってきていない・・・と記憶が正しければ言っていた。

これまでお世話になった伊方町、八幡浜市在住の方々の顔が思い浮かぶけど、皆さん全員強制的避難。

信じられないけど、現実を目の前にして、愛媛県の2市町が10年以上人口0人って。

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