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2024年6月24日月曜日

アニメっぽい。


総会開催地のFCによるロケ地めぐりは、前情報なく参加する方が面白いので、ミステリーツアー感覚。
「これから針尾送信所に向かいます。」と言われても、よく分からず。30分ほどバスに揺られると「まもなく針尾送信所です。」で窓の外を見たら巨大な塔が自然の中に3本立っていて異様だった件。

“針尾無線塔は、1922年に旧日本海軍によって4年と155万円(≒約250億円)の費用を投じて建設。どれも高さ約136mで300mの間隔の正三角形に配置。
3本は電波塔ではなく、最上部にアンテナ代わりのワイヤーを張ってパラボナアンテナのように使われたとのこと。

1941年12月8日の太平洋戦争の口火を切った真珠湾攻撃の暗号電文「ニイタカヤマノボレ1208」は、針尾無線塔でも中継されたともいわれている。”

という説明に驚くも、なんだか自然と人工物のコントラストがアニメっぽくて「エヴァに出てきそう。」と感想を言うと「そうなんですよ!そのギャップがエモいでしょ?」と佐世保市文化財保護課の職員さん。

今でこそ、年間4万人以上の見学者がいるようだけど、いわゆる戦争遺跡、“負”の遺産とも言われて、国重要文化財の指定になるまで紆余曲折、凸凹が容易に想像できたからアッパレ!

撮影はもちろんOKで、ミュージックビデオやコスプレ撮影などにも積極的に活用していて、「4万人も来るなら一人100円を保存への募金にしたら年間400万円だよ、スゴイよね。」と、すぐに弾いてしまったり。

前出の佐世保市文化財保護課の職員さん、「実は私が針尾送信所を残しました。」と、取り壊しも検討されたのを一転して文化財として認めさせたのだから熱量って何物にも勝るよねと。

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