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2021年6月30日水曜日

劇中劇の主人公。

2019年11月からNPO法人ジャパン・フィルムコミッションの理事長に就任し、あっ!と言うまに1期目が終わりました。本当だったら・・・と、“If”を言ってもしょうがないけど、カンヌ国際映画祭、香港FILMART、AFMなど世界各地で日本のロケ地を売り込んでいただろうし、国内でももっと多くのFC担当者、関係者とお会いできたはず、そして自主事業への着手もできたはず・・・と思いながら今日まできました。

今年度の総会が終わり、任期終了に伴う改選で理事長職を再び預かることになりました。実績は何?と言われそうですが、「地方FC」というミクロな視点と「日本FC」というマクロな視点の両方から全国を見れるのはとても有意義で、地方FCの課題や日本FCの課題改善にマーケティングの視点から研修を行ったり、誰も予想しなかったコロナウイルスへの対応に省庁や映画関係者らと撮影支援ガイドラインを作成したり実務も多かった。

FCが面白いのは、撮影は全国各地で今日も行われているけど、一つ一つの撮影支援は全くの別物で同じものは一つとしてなく、さらに言えば撮影支援作品とも異なる「劇中劇」のようなエピソードが満載でFCは主人公で作品ごとに“もう一つの作品(アナザーストーリー)”を味わえる点。このアナザーストーリーはFCしか知らず堪能できない。2期目は、このアナザーストーリーを作品の付加価値として活かせるか?

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